トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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アイルトン・セナのフィギュア2500個発売

2009-05-10 20:27:44 | 社会
フィギュアでよみがえる“音速の貴公子”、2500個発売へ(読売新聞) - goo ニュース

 おたくには有名な、立川にある「壽屋」。店舗は、おたくのスポットである。フィギュアメーカーである「壽屋」は、今年のセナの没後15周年に合わせて、精密に再現した立体像を限定販売する。

 高さ約35cm、2500個分の内、日本では、500個を販売する。売上金の一部は、セナの母国ブラジルの「アイルトン・セナ財団」に寄付されて、ストリートチルドレン救済など、地元の子どもたちのために使われる。価格は2万円(税別)だそうだ。F1のファンには、欲しい一品かもしれない。

 問い合わせは「壽屋」(本社・東京都立川市曙町1)お客様サポート係(電話0120・48・1563)へ。

甲冑パンツはいかがですか

2009-05-10 20:10:41 | 社会

(河北新報)

だてに着こなして…甲冑パンツ販売 仙台 (河北新報) - goo ニュース
 
 直江兼続がちょっとしたブーム、歴女に合わせて、男性向け「甲冑(パンツ)」は、いかがでしょうか。
 三越仙台店で発売中だそうだ。直江兼続はもちろん有りで、他に伊達政宗・上杉謙信のモデルがあるとのこと。
 おいらは、着用したくないが、見えないところで、褌を締め直してではなく、甲冑パンツを穿いて勇ましく、戦国気分の男性は出陣するのでしょう。


 

川柳で闘った作家・鶴彬

2009-05-10 13:05:32 | 文学
 鶴彬(あきら)という人がいた。あの軍国主義の狂った時代に、川柳を武器に闘った。治安維持法違反で逮捕され、1938年、28歳の若さで獄死した。

 手と足をもいだ丸太にしてかへし
 銃剣で奪った美田の移民村
タマ除けを産めよ増やせよ勲章をやらう
 塹壕で読む妹を売る手紙
 万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた
 軍神の像の真下の失業者

 彼のことを忘れてはならない。

 鶴彬を描いた映画も制作され、全国上映が始まる。

映画「鶴彬―こころの軌跡」 公式サイト

小説 鶴彬―暁を抱いて
吉橋 通夫
新日本出版社

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読書『チョコラ!―アフリカの路上に生きる子どもたち』

2009-05-10 11:31:36 | 読書
チョコラ!―アフリカの路上に生きる子どもたち (岩波ブックレット NO. 756)

岩波書店

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 5月8日は、『チョコラ!―アフリカの路上に生きる子どもたち」の発売日だった。透析の帰りに、さっそく本屋に寄って求めた。翌から渋谷で封切りになる映画『チョコラ!』の小林茂監督の手による本である。コラムには、アフリカの子どもたちにかかわる様々の立場の人の文章が載っている。

 僕が映画『チョコラ!』の存在を知ったのは、全国腎臓病協議会の機関誌に載っていた監督自らの紹介の文章を目にした時であった。小林監督は、脳梗塞を克服して、ドキュメンタリー映画『わたしの季節』の監督と撮影を担当した。滋賀県にある「第二びわこ学園』で暮らす重い障害のある人の日常と心象を描いた作品で、たくさんの賞を受賞した。その後、監督は、腎不全を患ってしまった。映画を作りたい強い意志の下、主治医とは透析導入に備えて、腕の動脈と静脈をつなぐシャント手術をすることを条件に、命をかけたアフリカへの長期取材の旅だった。映画『チョコラ!』の制作のための旅であった。帰国後、透析導入、そして透析をしながらの編集で『チョコラ!』は完成した。透析患者としての初の監督の誕生かもしれない。
 
 チョコラとは、スワヒリ語で「拾う」を意味している。生きていくために、路上で屑拾いをするストリートチルドレンに対して、現地の人が侮蔑的に呼んでいる名称だ。

 アフリカというと、どんなイメージが湧いてくるのだろうか。貧困、戦争、紛争、エイズなどの病気?どうもマイナスのイメージがほとんどである。たとえば、透析について時々考えること。それは、日本が透析医療の先進国であること、だから、日本人であることで、医療と社会に生かされている。これは、幸福な状態なのだろう。でも、もし、発展途上国に生まれていたら、おそらく生き続けることはできない。そんなことを時々思っているのだ。アフリカに生まれたら、透析医療を受けることのできる患者は、ごく少数ではないのかと考えてしまう。

 でも、人間、どこで暮らそうと、生きるためにはしたたかに生きている。ケニアの路上で、屑を拾って生活している子どもたちもそうである。何故、ストリートで暮らしているかは、様々な理由がある。家族のある子どももいる。若い親の世代が、エイズでたくさん死んでいるという事情もある。でも、ストリートで暮らすには、仲間を作って協力して生きていかざるを得ない。才能があっても、学校に行くことができず、学校へ通うことを夢見ている子どもたち。シンナー、煙草を吸う子どもたちもいる。ケニアの未来を彼らが切り開く希望はあるのだろうか?

 監督の子どもたちとの距離感の変化を、本書から読み取るとき、監督のこれまでの生き方も反映されている。子ども時代の記憶がよみがえってくる。《監督の「ぼくたちはいきているのだ」(岩波ジュニア新書)を今読んでいるが、監督の少年時代も、子どもたちへの思いに強く反映している》。

 エイズを病む母親たちへの取材もしている。その前向きな生き方にも驚かされる。

 ストリートチルドレンを含む子どもたちの支援活動に携わるモヨ・チルドレン・センター代表の松下照美さんのことも紹介されている。

モヨ・チルドレン・センターを支える会

 監督は、取材中に血尿や痛みに襲われている。それをも乗り越えて制作された映画を是非観に行きたい。

映画『チョコラ!』明日9日(土);から渋谷・ユーロスペースで上映

2009-05-10 10:44:16 | 映画
ゴミと希望
拾って生きる

ケニアのストリートを舞台に繰り広げられる
子どもたちの儚くも力強く生きる姿

東アフリカを代表する国、ケニア共和国。首都ナイロビから北東に車で約1時間行った所 に、人口10万の地方都市ティカはある。
映画は、この町のストリートで暮らす子どもたちの厳しい生活環境やその背景、NGOや 親との関係をユーモアを交えながら丁寧に提示していく事で、思春期を迎えた子どもたち の儚くも力強く生きていく姿を描き出す。

2009年5月9日(土)~渋谷・ユーロスペースにてロードショー、以下全国順次公開
http://www.chokora.jp

映画『チョコラ!』予告編 SD版/"Chokora!" Trailer - SD version


映画『チョコラ!公式サイト』

 8日には、朝日新聞の夕刊に紹介されていました。僕も、透析の合間を見て、渋谷まで出かけようと思っています。映画を観た時は、また、ブログに感想などを載せたいと思っています。