水谷和生のBlog

自分流を楽しむ時。

小説にまたまた登場、電気ブラン。

2012-08-31 20:02:52 | Weblog

「ねえ、母さん、別れた父さんのセックスはどうだった?」萌子姉さんが電気ブランを飲みながら尋ねる。母さんも電気ブランを飲んでいる。母さんは真っ赤になって笑う。・・・(中略)・・・話が下品であればあるほど、女たちというものは盛り上がるものだ。今度来た時も、わたしたち四人は母に電気ブランを飲ませるだろう。芥川賞作家・鹿島田真希の「99の接吻」より。 電気ブランは小説の小道具には、向いているのかも・・・。


実に面白い!! 1日半で読み上げてしまった!!

2012-08-29 15:51:29 | Weblog

フェイスブックでも、おもわず紹介してしまった一冊。第147回芥川賞受賞作、鹿島田真希の冥土めぐり。-ーきっと自分は幸せになるのに値しない人間なのだろう。--・・・ーー奈津子はそんなふうに感じるようになった。傷が治るように、ごく自然に。 なんとも文学的表現や過去の記憶の時間と現実の時間交差するくだりが、いいねー。ぜひ、読んでほしいな、幸せ感が今、薄れている方には・・・。


やっと朝晩は少し涼しくなってきましたねー

2012-08-27 08:26:08 | Weblog

「なんか、少し涼しくなってきたけど・・・。あれっ、一羽どこいった、馬鹿だなーあいつ、池にいったのか~」「知らないよ・・・、ほっときましょう」「単独行動したって、いいことないのに~なぁー」ってなことを話しているカモ、カモね・・・。箱根天成園の庭の鴨たち。今年は箱根も暑い!!


この残暑はいつまで続くの・・・

2012-08-17 21:04:28 | Weblog

暑い、とにかく暑い・・・「こう暑いとダラダラしちゃう」「な~んにも、やるきがしない」「水んなかより、石の方が冷たいと、思ったのに・・・」「だめだ、池にもどるか? あぁ、もどるのもシンドイ・・・」みんな、そうです。みんな秋風の涼しさを待ち焦がれているんです。しかし、勝手なもんで、寒けりゃあ、春が待ちどおしくて、梅雨時が長ければ、夏の晴天が待ちどおしくて・・・。みんな勝手!! しかし、暑いぜー今年は・・・。


人力車も客待ち・・・!

2012-08-10 19:52:14 | Weblog

このところタクシーも客待ちが目立つようですが、夏休みの浅草でも、客待ち人力車の列が・・・。日差しの強い中でも、「人力車は直に乗れますよー!!いかがですかー」と呼び込みをしていました。車を引く人もこの暑さでは、乗ってる方が、引き手人を見ていて、厚くなっちゃいますよねー。大汗かいての頑張りに・・・。・・・。仕事って、季節や、天気も、人の見方もいろいろだけど・・・立秋過ぎても・・・厚いですね!!都心は・・・


神谷バーの電気ブラン!!

2012-08-08 19:42:54 | Weblog

浅草イコール雷門・仲見世通り・浅草寺、だけど、神谷バーも、面白い。「でもせっかくの休みだから、栃木へいってきた方がよくはないかな」「ええ。・・・でも、せっかくの休みだから、ふだんできないことをしたいんです。やっぱし、浅草へいきたいわ」 中略 「だけど、神谷バーってのはいまでもあるのかな」「ええ、あると思いますわ。いつか栃木へ帰るとき、ちらっとみたような気がするんですの。映画みて、神谷バーへいって、あたしはブドー酒、あなたは電気ブランで、きょうのあたしの手柄のために乾杯してくださいな」 と、昭和35年芥川賞を得た三浦哲郎の「忍ぶ川」の1シーン(貰ったリーフレットに書いて有ります) 飲み過ぎると目が回るほど。明治時代のハイカラな飲み物[ウイスキー? ブランデー? 薬草なんかもブレンドされた・・・なんとも、不思議なアルコール度も高い! ]一口で、電気のようにか~っ・・・しびれる~。明治の頃は「電気○○○」とつくと、最先端の品だったそうでーす。5本も購入しちゃって、重かったー。