家族との絆。20年間の地域の友。今までは独自で決断し、独自で移動をして来た私ですが、2011年の3・11震災後、毎日、TVから流れる映像に、カタチ有る物のもろさと、どうしようもない事実をあらためて知らされ、我武者羅に走り続けて来た自分の人生に、一瞬、時が止まったような衝撃と疑問を感じ、自身を見直すこととなり、安心・安全な山梨県甲府市を離れることにしました。空気、土地の強度、地震にも強く、台風等の被害も少なく、今回の福島原発の放射能も山々に囲まれている地形から、安全で心配は無いのですが、3・11以降、息子家族ともよく話し、多くの仕事仲間ともよく話したとき、私が思っているよりも、周りが思っている考えに、唖然となり…。今、ここ甲府を出て、神奈川県に戻り、再々出発をと、決めている私です。茅ヶ崎から昨年移転し、今また、茅ヶ崎近辺への移転を進めています。友人の一人からは「忙しく動き廻って来たのだから、少しお休みをしたらって神様がくださったのかも…」と言われ、ある友人からは「大海で泳いでいたサメはプールの中では、死んじゃうんだってさ」と言われ。私には、素晴らしいこの環境はあっていないのかも…と。 近くに居ればもっとゆっくりと話をしたいし…とも言われ。 全てを見つめ直して、それぞれ人には合った空気と環境が有るのだと、思って移転を急いでいます。ふるさと・生まれは東京なので、ふるさとを作ってあげられる、などとも思ったのですが…。やっぱり、戻ります。