水谷和生のBlog

自分流を楽しむ時。

着物の不思議

2007-12-10 17:42:11 | Weblog
日本人の民族衣装・きもの。なのに、和服で外出すると、不思議そうに見ている人々????、これって、いったい何!!…ある忘年会に紋付羽織袴に白足袋、雪駄、和装コート・とんびを着て歩く道すがら、若者たちから中年諸氏までが、不思議な物でも見るように振り替える。おぃおいどうしたんだよ…心の中で自分に話かけながら、学園祭で着ぐるみを着ているかのような錯覚。世の中「和のブーム」なんて言うけど太鼓たたいて旗振ってるのは、雑誌や週刊誌ばかりなんだなぁ~って実感。やだねぇ~、日本の良さなんて、どこ吹く風だね。このまんまじゃー、「日本をどげかせんと…」になっちまいますね。先日もテレビで抜刀(巻き藁等を切る技)を紹介していたけど、日本刀で大根やら、白菜、卵なんかを切って見せる。あれじゃ~見世物だよ、でも、やってる人は日本一とか、世界一とか言われていたけど…、せめて、巻き藁や畳表の巻いたものぐらいにして欲しいって思いましたね。なんだか武道も「道」に在らず、パホーマンスの手段かも…。日本刀大好きの私としては、職人集団の芸術の塊と大切に思っていても、人によっては、たんなる道具。いろいろな見方がありますが、日本人なら、便利な洋服と、ちょっと不便な和服とをTPOで着こなして見たいものですね。はぁ~ぁ、雪駄では歩きにくい、駅の階段などで、チョロッと滑ったよ二回ほど……。