川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

EOS Kissな人が踏み込んでしまうのでは無いかと思う世界?単焦点においでよw

2015年05月30日 | 俺の撮影

最近、このブログにチョイチョイコメントをくださるgungunさんが、EOS kiss X7を購入されたとのこと。

これはおめでたいことなんですが、標準のダブルズームでは、直に不満が出ちゃうんじゃないかなと。

確かに集合写真の様な広角から、お子さん一人を切り取るような望遠までカバーするようなレンズ構成ですが、雑誌に出てくる様な写真が…と思うと色々「デジイチってこんなモノかい?」って思ってしまうのでは無いかと。

 

ま、ここで持論を展開させて貰うと、レンズを交換する事が出来るカメラにおいて、ズームレンズは使わなくても良いんじゃ無いかと。もちろん、ダブルズームが欲しい世代ってのは、お子さんの学校行事をカメラに収めるのが目的なので、限られた撮影場所で狙った構図をと言うと、ズームレンズというのは仕方が無いと思います。が、自由に動ける場合は単焦点が絶対良いと思うわけでw

 

そう言う事で、今日の撮影散歩は俺の持っている古いEOS kiss、「Canon EOS Kiss Digital X」を持ちだし、比較的手に入れやすいCanon EF 50mm 1:1.8 IICanon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACROTokina AT-X AF 400mm 1:5.6で撮り比べをしてみようかなと。

 

この記事がgungunさんのカメラライフの一助となるか、単焦点フェチのマスターベーションに終わるかは、カメラの神様のみぞ知るw

 

まずはCanon EF 50mm 1:1.8 IIから。

このレンズは定価で12,000円。で、新品でも8,000円とかで手に入る安価レンズ。でも「安かろう悪かろう」という言葉は、このレンズには当てはまらないと俺は断言する。値段で良く「撒き餌レンズ」なんて呼ばれる。まずは、安いこのレンズでレンズ追加購入、レンズ交換を体験して貰い、レンズ沼に誘おうという商品だ。

簡単にこのレンズを説明すると、手にしてまず感じる「ひどいチープさ」、使ってビックリする「激しいモーター音」、パソコンに取り込んで分かる「目を疑う写り」。これですね。

じゃ、写例から。


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1/500s, f/5.6, ISO 400

もうアジサイが咲いているんですね。

これはPモードで撮影。カメラが勝手にF値5.6まで絞ってくれちゃってるので、結構くっきり写っています。

でもこれじゃ、このレンズの特徴を出している写真とは言えません。

このレンズのすごいところは、開放F値1.8という明るさ。一般的に開放F値の数値が小さくなればなるほど、高価なレンズになります。そして、開放F値を小さな数字にすれば、被写界深度が浅くなり、ぼやけた部分が多い写真になります。

被写界深度?ボケる?文字で解説するより、F値をAVモードで1.8に固定したのをお見せします。


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1/4000s, f/1.8, ISO 400

同じ被写体を同じ距離から撮ったものです。

被写界深度=ピントが合っている部分の奥行きが浅く、薄くなっています。手前もボケているし、奥の方もボケています。そのため、写真に奥行き、立体感が出ています。

ボケりゃ良いってもんではなく、ピント合わせの芯は残し、ぼかすってのが腕の見せ所。

 

この芯を残すってのが難しいんだよなw 俺の好きなOLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4なんかは、開放F値1.4まで開放すると、「芯ある?」って感じになるし。なので、開放するにしてもf/2にしておく感じ。

 

でも、このレンズだと開放F値でもちゃんと芯が残っている。だから「開放から使える」って評価されるんですよね。

 

これが人物撮りなんかで威力を発揮する!瞳や、睫毛のような芯が欲しい物はくっきり。肌のきめのようなある程度ボケても良い物は被写界深度から外すって事をすれば、あらキレイw

まあ、そこまでシビアに考えなくても、Pモードで子供を撮るだけでも、雰囲気の良い写真になります。


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1/4000s, f/1.8, ISO 400

被写界深度から外すと徹底的にボケてくれるのが嬉しいです。

ちなみに、この写真の背景は、工場でしてw 花の背景には不釣り合い。それを意識させないように盛大にぼかすってのもひとつのアイデアです。


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1/2500s, f/1.8, ISO 400

開放F値で撮るのが、このレンズのオイシイ所といっても、アジサイのような大きな花のかたまり全体にピントが欲しい時には向いてなかったりなんだよね。

そういう時は絞ります。=f値の数字を大きくしてやれば良いんです。

絞るってのは、人間の目で言えば、瞳孔を小さくして、目に入る光の量を調節するってこと。

目を細めたら、見たいものがくっきり見えたりするけど、それと一緒で、カメラは絞るとピントの合う範囲が広がります。(=被写界深度が深くなる。)


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1/320s, f/5, ISO 400

f/5まで絞ると、全体までピントが行き渡ります。

こういうのが出来ないと、集合写真を撮るとき、後列の人はピントが今イチって写真になったりします。

 

だったら絞れるだけ絞れば良いんじゃ無いの?これがうまくいかなかったりするんですよねw

光の入り口を小さくすれば、その分撮影に必要な光を集めるのに時間がかかります。つまりシャッター速度に影響が出ます。

前の写真は光の入り口を大きくしているので、写真になる時間は2,500分の1秒。こんな短い時間なら、手ぶれの心配は要りませんよね。

この写真は絞っているので、写真になる時間は320分の1秒。これだって十分短い時間ですけど、上の写真よりは8倍の時間の長さだったりします。

 

これに、ISO値(感度)なんかも絡んできて、何を大事にする?何と何を大事にする?といろいろ取捨選択するんです。そうすると、残念なことに、このカメラと、このレンズでは撮影不可能なんて条件も出て来ます。

まあ、そうなれば、レンズ交換すれば良い。それが一眼レフシステムの一番面白いところであり一番怖いところでありますw

 

では、ここらでCanon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACROにレンズ交換してみましょうか。

このレンズは、マクロ撮影が出来るレンズです。マクロ撮影って何?ですが、簡単に言えば、「接写が出来る」です。被写体に寄り近づけるので、顕微鏡を見ている様な感じになりますね。

このレンズは中古で15,000円で手に入ります。まあまあ高いですが、持っていて、絶対損はないです。

それは、このブログの自転車DIYの記事を撮影する半分がこのレンズを使用しているのを見て貰えれば分かると思います。近づいて良し、離れて良し。オールラウンダーなレンズ。


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5, ISO 400

同じ花ですが、ここまで寄ることが出来ます。被写体との距離は23cm。これは、被写体とカメラ内のイメージセンサーの距離。レンズの先端から言うと10cmってところかな?

ちなみに、同じ画角50mmのCanon EF 50mm 1:1.8 IIの最小撮影距離は、45cm。レンズの先端から言うと40cm離れていないと撮影出来ません。語弊を恐れずに言うのなら、マクロレンズ以外は老眼みたいなモンかなw

 

俺は、マクロ撮影が大好きです。いろんな発見がありますからねw


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/4.5, ISO 400

こんな感じで小さな世界を楽しむことが出来ます。


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1/2000s, f/1.8, ISO 200

またレンズをCanon EF 50mm 1:1.8 IIに戻したり。

背景のぼけが良いでしょ?

こういうのが「デジイチならでは」の写真ですよ。


Canon EOS Kiss Digital X + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1/1600s, f/1.8, ISO 200

コスモスのつぼみ。

この辺りは、いろんな雑草が生えているんですが、ぼかしてしまえば気にならない。


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6
1/500s, f/5.6, ISO 200

さらにレンズ交換。

Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6は古いレンズなので中古でしか手に入りませんが、20,000円もあればゲット出来るかも?400mmの望遠レンズがこの値段って、良い時代だなぁw

ボケと被写体との重なり方が嫌いになれない。

決して、ピント合わせなどが時間がかかり、運動神経の良いレンズとは言えないけど、留まった鳥なんかを撮るのには全然問題ない。


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6(トリミング)
1/500s, f/5.6, ISO 200

だが、飛ぶ鳥も撮ってみようと思って頑張ってみたw

ISOをもう少し高感度にしておけば良かったかな?

ISO 400らいにしておけば、シャッター速度が800分の1秒ぐらいになって、もっとビシッと止まった画になっていたかも?


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6
1/400s, f/5.6, ISO 200

このレンズは、最小撮影距離が2.5mもあって、それで撮るとこんな感じ。

これはこれで味があるんだけど、花は近づいて撮った方が良いよねw

 

どうしても近づいて撮れない、他人の家の花を撮るとか?(それは犯罪かも?)


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6
1/640s, f/5.6, ISO 200

ツバメ以降、野鳥が撮れなくて、仕方ないので野生動物のウサギを…え?違う?


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6(トリミング)
1/200s, f/5.6, ISO 200

文句を言っていたらカワセミ登場。ただし、ちょっと遠い所なんで…画質は今イチ。

まあ、うちのCanon EOS Kiss Digital Xは800万画素しか無いから…。イメージセンサーも進化しているX7だったら、同じ条件でももっと良い写真になるかも?


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6
1/800s, f/5.6, ISO 200

トリミング無しなら、ヒヨドリとか?

もっと近い野鳥いないの?


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6
1/500s, f/5.6, ISO 200

おお、このくらい大きく撮れれば満足ですw

でも、カワセミ追っかけているおっさんがキジバト撮って自慢するのはなんか恥ずかしいw


Canon EOS Kiss Digital X + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6
1/500s, f/5.6, ISO 200

いかん、ダメだw

カワセミだ!と気配を感じて振り向いて見たら、舗装の段差とは…w

 

とまあ、そんな感じでCanon EOS Kiss Digital Xで撮影散歩してみたんだけど、やっぱ野鳥撮りはCanon EOS-1D Mark IIIだなぁ。レスポンスが全然違うw

あとシャッター音がチープなんだよねw なんで「ペシュー」って音なんだろうw Canon EOS-1D Mark IIIの「ガゴッ」って音が良いよねw


落車!俺はしくじり先生になって、ヘルメットの重要さを問う。

2015年05月27日 | 俺の日記

実は先日朝の通勤途中に落車(転倒)しました。限りなく衝突に近い自損事故です。

職場へは、「放し飼いの犬が突然路上に出て来て、それを庇って転倒した」と報告しましたが、それは実はウソ。本当のことを言うと、色々面倒そうだったので。警察呼んだか?とか絶対言われるだろうし。

でもま、こういう事故もあるんだよ。ツーキニストの人、気をつけて行きましょう!という話題提供と言うことでぶっちゃけます。俺をしくじり先生にして、慣れた道でも安全確認を徹底してください。

 

【1時間目】落車はなぜ起きたか?

画像はGoogle Earthより

これ、俺の通勤路。橋の下を通るとき、土手の歩行者自転車専用道路から一度車道に出て、もう一度土手の歩行者自転車専用道路に戻るところです。

写真では、お昼寝のクルマが並んでいますが、朝はほとんど車両は停まっていません。ですから、この道の左側を通っていれば、自動車に絡む危険はほとんどありません。

 

落車した日も、ここには車両は無く、ただ、夜、ここで休憩をした人がいたのか、食事をしたようなゴミが散乱していました。こんなの踏んだら、いけないと、足下には注意しましたが、車道にクルマは無く、向こうの土手にも自転車も歩行者もいません。はるか遠くに犬の散歩をしている人が見えましたが、そこを通過する速度は今決めることじゃないという感じで、現状はコンディショングリーンで、大変リラックスして走っていました。

画像はGoogle Earthより

で、橋をくぐったところ。

今は下り坂を走ってきてスピードに乗っています。ただ、橋の下に割と大きめの段差があり、そこはゆるめの速度で走ります。さあ、ここから上り坂、ダンシング(立ちこぎ)して今の速度を維持したいところです。

(写真は車道側から写しているので、本当は、矢印のように左側を通っています。感覚的にもう少し左の壁の圧迫感があります。)

 

ここは今まで何千回と通ったところなんですが、まさかここで転倒するとはw

なにが起こったかというと、このピンクのクルマの位置ぐらいを通過中、今まで目の前に何も無かったところに、いきなり人が現れました。テレポーテーション?パニックです。

画像はGoogle Earthより

その状況を別の角度から。

飛び出てきたお兄ちゃん(黄色の矢印)は、この急な斜面を降りようとして、足が止まらなくなって、その勢いでジャンプした様子。

 

俺は、路外から浸入してこようとしている歩行者がいると分かれば、土手に上がらず、車道側に回避ってことも出来たかもしれないけど、なんせ、飛び出し…と言うよりは、万歳しながらジャンプしている人が急に現れたので、とにもかくにもフルブレーキング。頼むからもうそれ以上進むなと祈りながら…でも勢いはあるよね。2,3歩前に進むお兄ちゃん。ああ、こりゃ、法面に落っこちて、大事故か?

…と思ったけど、思った以上にブレーキが利いてお兄ちゃんの身体との接触は回避。大きな部活用のカバン(?)は自転車のフロントフォークと俺の左膝に接触する。

不幸中の幸いだったのは…

・ゴミと段差を回避するため減速していた。

・上り坂だった。

・タイヤが良かった?

の条件が重なって、自分が思ったラインと寸分違わぬ動きが出来た。車速ゼロになり、シューズがビンディングに固定されている状態では自転車は転倒するしか無いので、バターンっと!こけているのに、極限状態で自転車をコントロールし切れた自分に満足している変態な俺w

良く覚えている。まず右側のドロップハンドルが地面に接触。右肘を地面に打ち付け、肩を強打。次は頭、身体を強ばらせた瞬間、ムニュ。

えええ!ヘルメットしていると、ここまで頭への衝撃が無いんだ!

驚いた。ノーヘルだと、脳しんとうと言わないまでも、目の前に星が飛ぶ。星が飛んでる間は、何がなんやら分からなくなる。正気に戻るまで、そこに座り込むなんてことも良くあった。正気を保てても、首なんかにさらにダメージを受けるときもある。

車速はゼロになったとは言え、1m50cmぐらいのところから頭をアスファルトにたたきつける訳なんで、今まで無事だったのが奇跡で、頭はヘルメットでこうして守るんだと痛感。

 

お兄ちゃんが「大丈夫ですか?」と駆け寄り、まず自転車を起こしてくれた。すりむいた肘が痺れるけど、それ以外は大丈夫だ。服も破れていない。俺も起き上がる。スッと起きれた。骨も筋も何ともない。

「怪我は無いですか?」

「そっちこそ。こっちはよけたつもりなんじゃけど。」

「ええ、絶対当たると思ったけど、よけて、こけて貰って、すいません。」

お兄ちゃんはなんの部活か知らないけど、体育会系で応対が俺好みだ。喧嘩をしたい相手じゃ無い。

「俺は、もうエエよ。もう飛び出しはやめてな。今度はぶつけたるけぇ。」

「すいません…それじゃ…。あ、そっちは大丈夫ですか?」

俺が話しながら、タイヤが回るか、ブレーキが利くか、チェーンは問題ないか、外れたパーツは無いか?無意識にチェックしているものだから気になったのだろう。

「俺の作ったチャリはそんなヤワじゃねーやい!!」…と言いたいのはこらえてw

「お兄ちゃんに弁償して貰うようなところはねーな。もう学校行き。」と解散した。本当はバーテープ破けたし、サドルの傷も大きくなった。両方新品にしたら1万円!って言いたいところだけどw

 

その後、時計を見ると、少しスピード上げないと遅刻かも?って感じ。

いつも通りのスピードで走ってみる。まともだ。さすが、フレームのアンカー、ホイール&コンポのシマノはちょっとやそっとじゃ何ともない。手放ししたって真っ直ぐ進む。やっぱ日本製だなと思う。中華○○なんか安いパーツが手に入りやすくなったが、こういう時にパーツの破断とか心配だよね?そういうのはアクセサリーにとどめようと再確認。

 

仕事終わって、事故現場に戻ってみる。思ったよりタイヤの跡が残ってた。やっぱ俺変態だ。転倒の後悔より、回避の自己評価に顔がゆるむ。

でもまあ、反省はしないとね。あそこからも人は飛び出てくる。その危険は覚悟して毎朝あそこを通らないと。

画像はGoogle Earthより

ということで、おさらい。

お兄ちゃんも、本来ならぐるっと回って下に降りないといけないんだけど、ショートカットしたい気持ちは分かる。

恐らく、小学生の頃、この辺はお兄ちゃんの遊び場だったのかもな。この辺を通る中学生はだいたい自転車通学だったりする。学校からも離れているから。だから、今まで、ここを通る人を見たこと無かったんだけど、今日はなんか寄り道でもしたくなったのかな?それで、昔のようにここで飛んでみたくなった…みたいな。子供の頃は落ちるだけだったけど、今は結構飛び出せるほどになってたとw

まあいい。俺は今度からここは右端を通ることにしよう。

 

え?いつもクレーマーになるほど自己中心的なお前が、今日はやけに温情的だな、って?

まあ、少年相手に、警察だ、示談だ、賠償だなんて大人のやることじゃないなと。もちろん、相手を被害者にさせてしまった場合は、しっかり対応をします…。今回は見逃してください。

 

また、温情的になれたのは、ヘルメットに守られた、冷静なままでいられたと言うのが大きいと思う。

では、頭を守ったヘルメットについて、思うことを。

 

【2時間目】ヘルメットはすごいんだぜ


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5, ISO 1,250

今回右側頭部の後ろ寄りをヘルメットに守って貰いました。

結構細かい傷が付いています。この一つ一つが頭に衝撃を与えたかと思うとゾッとします。

倒れたとき、ヘルメットがボコンとへこんだような気がしましたが、形は復旧していますね。単車のメットは、シェルは回復するけど、中の緩衝材は潰れたままなので、一度でも転倒したら交換することと言われているけど、自転車はどうなんだろう?

緩衝材(発砲スチロール)はへこんだ様子も無く、左右も対称。まだ使えそうな気がするなぁ…。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.5, ISO 400

ここで改めて、ヘルメットの形を考えてみます。

自転車のヘルメットはアニメキャラの髪型のように、風の流れをイメージするようなデザインをしているものが多いです。

もちろん、頭を冷やすための空気穴、僅かでも軽量化したくて肉抜き、他の商品とのデザインの差別化などで形が決まるんでしょうが、マジマジ見ているといろんな事に気づきます。

 

自転車のヘルメットで一番格好悪いのは、頭がキノコのようになること。もちろん緩衝材を厚くして頭を保護するのが一番なんでしょうが、それではヘルメットを嫌う人が増える。デザインでそれが解決するなら、各メーカーのデザイナーは頑張っていると思います。

キノコのようなイメージにならない様にするには、絞れるところは絞る。出すところは出して、別の形に見せるそういうところでしょうね。

写真の青い線はヘルメットの中の頭蓋骨の位置のイメージです。今回一番傷が付いたのは、赤い部分です。

この部分ね「猫耳かい!」ってイメージで、ちょっと嫌いなデザインだったんですよw

でも、この部分が出っ張っている分、頭蓋骨へのダメージが減ったのかなと。また、猫耳に見せる事でキノコでは無いように思わせたとw

そして何より、ここが(その下の部分も含めて)出っ張っているから、首が折れなかったのかなと。何も無く、側頭部を地面に付くまで倒れたら、頭は動かない、身体は持ち上がるで全部首にストレスが来てしまう。

でも今回。早い段階でメットが早い段階で接地して、変形しながら衝撃吸収。全然首にストレス無かったです。衝撃がメット内で解消されるので、本当に、肩、背中、腰、ありとあらゆるところに好影響があったと思います。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.5, ISO 400

同じような配慮は、前頭部にもありました。

また、色を切り替えることによってもヘルメットが膨らんでいるイメージを和らげていると思います。

さすがOGK。(現OGKカブト)


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.8, ISO 800

そして、自転車のメットはやり過ぎだと思ってしまう後頭部のギザギザについても、デザインと言うだけで無く頭蓋骨からの距離を確保するためのデザインなんだと思うと、色々見方が変わってくる。

この部分、このメットはギザギザの1本1本が太い。だから、しっかり衝撃吸収してくれると期待出来る。

だけど、デザイン重視なものは、「そのギザギザ、いざって時、折れません?」そんなものが良くあるよねw

 

とにかく、俺は今回ヘルメットの凄さを痛感した。

ヘルメットをかぶるのはなんのため?マナー?ロード乗りのプライド?

違う。自分のためだ。それ以外何を言っても後付けの理由。俺も最初は、「子供に自転車に乗るときはメットをかぶるように指導している手前、俺もかぶろう。」ぐらいだった。最初は周囲の目が気になった。でも今は風呂上がりにパンツをはくように、自転車乗るときはメットをかぶっている。

この記事を見てしまって、まだメットはちょっと…と思っている方、手遅れになる前に、買ってくださいと。

贅沢を言わなければ、ヤフオク中古で、2,000円ぐらいの物です。(現にこのメットはヤフオクで1,600円でしたし)

良いデザインの物は、金が貯まってからで良いです。金が貯まるまでは安物でもいいじゃない。安物かぶってりゃ、本当に自分がメットに求めるところも分かってくるし。

 

さて、頭は守られた。肘は化膿もせずにかさぶたになった。

あとは、自転車のダメージを直しましょうか。

 

【3時間目】醜いところを隠すところからオシャレは生まれたと思うんだ


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/5, ISO 100

さっきも言いましたけど、倒れたのは、ドロップハンドルからでした。となると、グリップエンドはこんな感じで傷付く訳です。

その衝撃たるや、バーテープ2枚を破り、中のハンドルの塗装まで傷付けています。

 

こうなったら、気付かないふりして乗り続けるか、、新品のバーテープを買うしか無いと思うのですが、先日「バーテープの巻き直しは何回でも出来る」なんて記事を作ったばっかりなのに、新しいバーテープをこのタイミングで買うの?

これをきっかけに新しいデザインを考えられないか?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100

うおりゃ!たっぷり余っている仕上げテープに使ったプラスチックテープがあるじゃない。

早速巻いてみる。追加費用ゼロ、カラーコーデ問題なし。何より10分で左右出来ちゃうお手軽感。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/5, ISO 100

こうした前後をテープで仕上げるのって、どっかで見たなと思ったら、金属バットのグリップなんかがこんな感じですよね。

なんかそれっぽく仕上がってしまいました。

破けたバーテープは、こんな修復の方法もありますよ!と。

 

まあ、そう言う事で、皆様、安全運転で行きましょう。事故ってもブログのネタになるだけで、良い事ひとつもありませんから。


カッティングその後に。3M スコッチ 表面保護用テープ #331を貼ってみた!

2015年05月24日 | 俺のDIY

今まで地味なフレームにカッティングシートで、それっぽいデコをしてきましたが、遠目には満足出来るんですけど、不満がポツポツと。

不満1:表面がデコボコする。雑巾なんかで、スッと拭いたら、ステッカーが文字単位で剥がれそう。

不満2:フレームとステッカーの素材感が全然違うので、なんか安っぽい。

…です。

 

これを解消するために、一時期はクリアーコート(透明な塗料を塗っては磨くの繰り返し)をDIYでやろうかと考えていたんですが、面倒くさそう&仕上がりに自信ないで断念。

で、色々調べているうちにこんなモノを発見しました。

3M スコッチ 表面保護用テープ #331

ちょっと厚めの透明シート。フレームの傷付き防止に役立つんだとか。

え?傷付き防止か…クリアーコートとはちょっと違うかなぁ…と思ったけど、貼った跡は目立たないと言うことはフレームに似た塗装の光沢は期待しても良いんだろうか?

と思ってポチリましたw 購入するときは#331の番号を確認してください。#332なんかもあって、透明度が違ったりするようです。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5, ISO 1,250

で、これが、そのシートです。見た目、普通の透明のビニールテープですが、1,500円近くしますので一緒にしちゃダメw

でも、これをスマホなんかの保護シールと比較するならば、32mもあってこのコスパは何者?です。 


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5, ISO 1,250

一部オーナーの評価には「透明度が低い」なんかの書き込みがありましたが、俺はそんな風には思えなかったですけどね。ただ、全くの透明か?と言われれば、極々僅かに黄色です。

でも普通のセロハンテープよりは透明かな?

透明のセロファンに透明度の高い糊の粒子が付いているそんな感じのテープです。 


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/800s, f/5, ISO 100

今回は、これを水貼りしていきます。

細かい行程はすっ飛ばしますが(というか写真撮っていない。)

iDecora用のカッティングデータより、この保護用テープのカットするラインを作ります。

この保護用テープをそのままiDecoraに入れる事は出来ないため、カッティングシートの裏紙に保護用テープを貼り付け、機械に入れてカットします。

 

まずは、貼り付け面の脱脂です。いつものシリコンオフを吹き付け、ティッシュでゴシゴシ。これを下手すると仕上がりに影響します。

本当は、破けやすいティッシュより、ウエスとか、キッチンペーパーの方が良いんでしょうが…うち、貧乏なのでw

 

その後、霧吹きに入った水(うちはちょっと濃いめに台所用中性洗剤を入れています。普通は写真の容器なら1滴で十分でしょうが、俺は3滴ほど。泡にして、流れ落ちにくくする感じ?)ダラダラ流れるほど吹きかけます。 保護用テープの接着面にも大量に吹きかけます。その時、自分の指にも吹きかけますw そうすると透明テープの内側に指紋が付きにくいです。

そして、大胆に保護用シールをカッティングシートの上に載せます。水が乾くまでは何度でもやり直し出来るので焦らない。保護用シールを滑らせながら位置を確定して、シートの内側の水を抜いていきます。最初は手で。その次はタオルで上からぐううっと押していきます。押したら、中の水がシールの横から出ていき、タオルに吸われ、元に戻らないと言うことです。中の水の層が無くなれば、シートがたわんで来たりしますが、そういう時はいくらか剥がして、また水を吹きかけて、を繰り返します。

 

このシールは、ドライヤーを使えば、ふにゃーっとやわらかくなります。が、水貼りのときに(手がずぶ濡れのときに)ドライヤーなんて危険ですw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/500s, f/5, ISO 100

貼ってみたところ。キレイな艶が出ています。嬉しいのは、カーボン調カッティングシートの青、普通のカッティングシートの赤が同じレベルの光沢になったと言うこと。今まではカーボン調の方に艶が無く、アンバランスでした。

 

この保護用シール。気泡が入りやすいと言うことですが、確かに…です。

赤色の、アンカーのマークの部分、 一部気泡が入っています。ただ、このテープは気泡がいつの間にか消えるタイプらしいので、放っておこうと思いますw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5, ISO 100

フロントフォークのカーボンの塗装ハゲの部分。四角い保護用テープを貼り付けただけですけど、ほとんど気にならなくなりました。

このテープ、保護用だけで無く、保護出来なかったところにも使えそうです。 


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/500s, f/5, ISO 100

ちょっと画像を暗くして、分かりやすく加工していますが、実は、この保護用テープ、真っ平らな物にしか付きません。つや消し塗装したようなフレームも表面はミクロのデコボコなので、付かないそうです。

ですから、本当はこのカーボン調カッティングステッカーにも付かないのです。

でもこの場合、フレームがしっかり接着出来るところなので、そこで固定と言うことです。

ステッカーの段差のところは、どうしても保護用テープが浮いてしまします。

ここが時間の経過とともに消えていってくれればなぁと 、淡い期待をしています。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/5, ISO 100

で、定点撮影。

土日と結構時間がかかった作業でしたが、見た目は全然変わっていないですよねw 

 

それでも良いんですw

なんか、最近このオンリーワンのフレームに愛着が出て来てから、中古フレームの検索をしなくなりましたw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/500s, f/5, ISO 100

トップチューブの艶。これが欲しかった。大満足の出来です。

 

ただ、この保護用テープいつまでもつんでしょうか?そこが心配。でも…iDecoraがあれば、いつでも保護用テープを作成、貼り付け出来るので、心配なさそうですね。 


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/5, ISO 100

作業中に白いカエルを発見。

何となく「お前も青化してやろうか!?」って言いたくなるw ビョーキですなw

 

と言うことで、このスコッチの保護用テープ、お薦めです。高いけど、これで何台分の保護が出来るんだ、と思ったら 安いのかもしれないですね。


ちょこっとメンテ。バーテープの巻き直しはこれで何度でも出来る!

2015年05月20日 | 俺のDIY

最近翡翠丸Aに結構な距離乗っている訳ですが、するとこうダメージを受けるところもある訳で…


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/20s, f/2.5, ISO 3,200

こんな感じでバーテープが緩んで?ずれて?来ました。

この兆候はちょっと前からあったんですが、先日の児島に行ったときに上り坂のダンシングで顕著になってきましたね。

ずれたバーテープを非難すべきか、こんなになってもちぎれたり破れたりしない強度を褒めるべきか?

 

まあ、どっちにしても、このまま乗るのはあまり気分がよろしくない。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/2.5, ISO 3,200

でもね、これを直そうと思ったら、この仕上げテープを剥がさないといけない。そしてまず再利用は無理。

 

えー?せっかく俺の中では綺麗に貼れているのに。ドライヤー使って丁寧に貼ったのに…。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.5, ISO 3,200

まあ、そこは気にせず巻き直しを行う訳ですw

だって、浮いたところが引っかかって、今は大丈夫だけど、そのうちバーテープが裂けちゃうかもしれない。

このバーテープはまあ、そこそこの値段がしたので、それなりの長期のスパンで使いたいからね、ここで裂けて貰う訳にはいかない。

 

仕上げテープは、まあ、……用意してるしw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/2.5, ISO 3,200

巻き直しは特に何も無く終了。

そうそう、こうしてどこを持っても大丈夫じゃなきゃ、ドロップハンドルの意味が無いよね。

 

しかし、巻き直し時に、異常な伸びとかねじれとか全然無かったし、両面テープの糊もしっかりしてた。何が原因でずれたの?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 250

で、今日のニューアイテム。

Amazonで買ったカラープラスチックテープ。これを仕上げテープに使っている人が結構多く、しかも評判が良い。その上安いしw

思わずポチッとしました。

黒とかを買わないのがオレ流。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/6s, f/5, ISO 3,200

で、あっという間に完成!

 

はっきり言って、このテープはすごい!伸びが良いし、貼り直しも可能。何より素手で触るぐらいの皮脂じゃ粘着力が落ちない。

何この貼りやすさ。

 

今まで、バーテープに付属しているような仕上げテープは一発勝負。やり直したら粘着力が足りず、瞬間接着剤で端を固定したことも。

また、ハンドルに馴染ませようと思ったらドライヤーで熱するとか、面倒な割に仕上がりは良くないw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/2.5, ISO 3,200

だけど、このテープはシワひとつ付かない。溝にも爪でしごいたら、そのまま貼り付き浮いたりしない。これはいいわ!

あと、何が良いって仕上がりが気に入らなかったら、捨てちゃってやり直せば良いこと。バーテープに付属の仕上げテープは左右1本ずつしか無いから、緊張するんだよねw

 

実は1回目はあまりにも貼り直しが可能なため、何度も貼ったり剥がしたりをしてたら、伸びすぎてテープが細くなってしまったw

でも一巻き3m以上ある訳だから、何度だってやり直しが出来る。

 

そして俺的高ポイントはこの青色。シマノのアウターケーブルの青色と全く同じ色(と言っていいと思う)。なんか統一感があって良い感じです。

これは良い買い物をした!また今度バーテープがずれたときは躊躇無しに巻き直しが出来るんでニッコリw


おお!ついにgooブログもカバー画像が表示可になったか!!

2015年05月20日 | 俺の日記

やっと、「自分のブログ」感が出てきたよ。

なんかね、借り物のテンプレートじゃ、誰かとかぶるからねw

 

と言うことで早速更新してみた。

 

ただ、突然のことだったので、機材の写真を適当に。

 

ただ、なかなか自分の思うようには表示出来ない。画像が自動的に拡大されたりして、「こういう風に表示して欲しいのに!!」がうまくいきませんw

 

ま、いっか。もう少し研究します。

 

【追記】

今のカバー画像はこんな感じ。カワセミが黒い物に留まってる?

フルHDでウインドウを最大化すると、なぜかこれだけしか表示されません。

 

そこで、ウインドウを少し縮小し、幅1400ピクセルぐらいにすると、カワセミの頭に上にも余裕が。カメラもレンズが見える様になります。

 

幅を1000ピクセルほどにすると、やっと全体が表示されます。これ以上幅を狭くすると、絵が切れちゃいます。

 

ちなみにカバー画像に使った画像は1600ピクセル×500ピクセルです。

フルHDで見せたいとき、どんな大きさの画像を用意すれば良いんですかね?

 

この画像の拡大するルールとか知りたいわ。

 

でも、カメラに留まるカワセミってシュールだなw 思いつきでこういうの作るの大好きw