Vブレーキ交換の続きです。
いやー、結婚記念日ぐらい、自転車いじりせずに、子守りして、嫁に好かれる努力をしても罰は当たらないと思ったんですが、やっぱね、ブレーキって大事。そこに不安があったら、安心して通勤できないじゃないですか!
とか、難癖付けて、自転車いじりをするのでしたw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/5.6, ISO 100
これが、標準のテクトロのブレーキのアームに、シマノDEORE LX BR-T670のブレーキシューを付けた状態です。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/4.5, ISO 100
テクトロのブレーキアームは、Vブレーキ台座の根元まで差し込めるような状態です。
ですが、見えにくいですが、針金バネをオープンなネジで調整します。バネのテンションを変えることでブレーキシューの位置を調整するスタイル。でもこのバネ、ある程度の力でねじ込むと、ネジの先から外れちゃうんです。だから思うように片効きの調整が出来ない訳です。(正直欠陥部品ですよw)
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5.6, ISO 100
ブレーキアームを外したところ。Vブレーキ台座に段があります。根元が5mmほど太くなっている感じです。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO(トリミング)
1/200s, f/5.6, ISO 100
シマノとテクトロのブレーキアーム形状の比較。
シマノは台座にはめ込む穴の段の深さがわずか3mmぐらいです。また、ブレーキの根元を固定するピンの長さも短いです。
テクトロは深さが5mmぐらいあります。ピンの長さも長いです。前回、これを見たときに「これは仕様が違う。下手に取り付けたら、ブレーキが壊れるんじゃないか?」と思って、アームの部分は交換しませんでした。
写真でも分かるように、シマノは調整ネジで針金を引っかけるのでは無く、アームそのものの可動範囲をクローズな場所で行っています。だから微調整しやすいと評判が良い訳なんですね。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/6.3, ISO 100
この台座にシマノのブレーキアームを取り付けると、2mmほど浮くような感じになります。また、ブレーキ台座の先はブレーキアームの穴の奥5mm位の所にあります。
これで、問題ない強度に固定できるのか?微妙っちゃ微妙なんですがw
ま、とりあえず固定してみましょ?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5.6, ISO 100
チャッチャと固定。テクトロの時は、あまり締め込むと、ブレーキアームの動きが渋くなってしまうので、いくらか加減してましたが、シマノはグッと締め込んでも、アームの動きはスルスルです。
これならブレーキレバーを離せば、すぐに元の位置に戻りそうです。
やっぱ良いものは良いんですよね。知らなかったら、こんなもんだと乗ってしまうんでしょうけど。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO(トリミング)
1/200s, f/5.6, ISO 100
ただ、この浮きは、気になるところ。ちゃんと固定できていて、アームの動きにガタも無いし、不安はないんですけど、なんかワッシャーでもかましてみたくなる感じですね。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/3.5, ISO 100
後輪のブレーキも交換しました。
もうすっかり夕方になっていますが、ちょっとここに来るまで色々ありましたw
前輪のブレーキを調整するのに、左右の開き方が偏っていて、前から見てみるとなんか車輪の軸がずれているような気がして、前輪を外したりしていました。
案の定、斜めにタイヤが取り付けてありましてw その調整。
後輪も偏りを感じて、外して再度取り付けした際、ハブの玉押しを狂わせちゃったらしく、後輪の回転が渋くなったので、その調整をやったりとか。
(いやー、俺なんでも出来るようになったなーw)
そして、ブレーキの鳴きが少なくなるように、ブレーキシューをトーインに(前側を0.5mm狭くする。結構難しい。)調整。
最後にリムとブレーキシューの距離が左右で同じになるように微調整。この微調整がシマノのブレーキだと簡単と言われるが、ホントに簡単。見た目でねじ込んで一発OK。
今までのバネのテンションに遠慮して、じわじわやっていた調整は何だったんだ?
いやー、これでブレーキに対する不安は全くなりましたよ。今までは、どこかブレーキが引っかかっているような感じがあったり、それを解消するためには、ワイヤーを引っ張ったり、緩めたり、ブレーキシューの角度を変えてみたり手を尽くしましたが、どれもしっくりこなくて。
嫁に嫌われるリスクを冒してもトライした甲斐がありましたw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/4, ISO 100
で、いつもの定点撮影。
ブレーキの色が変わっただけなんですけどね。
あと、雪の量が減ったw
見た目は変わっていませんが、ブレーキに対する信頼度が跳ね上がりましたから、自転車に対する愛着が1.2倍ぐらいになったかなー?