川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

1週間のうちにすっかり鳥がいなくなりました…

2012年04月29日 | 俺の撮影

なんだかね、暖かくを通り越して暑くなってしまって、見かける鳥もオオヨシキリやケリなんて言う夏の鳥になってきました。

そんな時は、マクロで花でも撮るのが一番です。


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/1250s, f/4, ISO 200

くーるまにポピー。

今日のマクロ撮影に選んだのはTAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)。何か面白い写真が撮れそうで。

その期待は的中!中央のぼけた花とか、凄いと思いません?花のぼけと、光のぼけが重なったような描写。これは狙って撮れるようなものじゃないw


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/1250s, f/4, ISO 200

花の茎と茎の間から、差し込む明かりを撮ってみたら、キレイな玉ぼけがいくつも撮れました。

カメラマンの予想のひとつ上を行く。楽しいレンズです。


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/800s, f/4, ISO 200

それでいて、淡い色も濃い色も表現できてしまう。最新型のコーティングでもしているんじゃないかと錯覚してしまうほど。

これが30年前のレンズ?

タムロンはこれをこのまま、AF化して売り出せばいいのに…結構高くなるんだろうか?

 

そう言えば、タムロンからTAMRON SP AF ASPHERICAL XR Di LD [IF] 28-75mm 1:2.8 MACROの後継レンズが発売されました。キタムラで10万円したので驚きました。先代が3万円で買える、佳作レンズだっただけに、その値段で誰が買うの?ちょっと微妙な気持ちですw


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/400s, f/4, ISO 200

「ワープ中のテントウムシ」なんてタイトルが付いてしまいそうな写真。

タダの雑草が、なんてステキなぼけに、集中線になるんだと。

で、このテントウムシは何をしていたかというと…


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/500s, f/4, ISO 200

草に付いた露で顔を洗っていました。

「テントウムシの洗顔」結構キャッチーなタイトルかも?」


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/640s, f/4, ISO 200

矢車菊。今日は結構風が吹いていて、ちょっとフレームから出ちゃったけど、これはこれで、割と良い感じのオフセットかも?


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/2000s, f/4, ISO 200

子供たちの忘れ物。自分のオモチャは自分で持って帰れよ~。

子供と言えば、最近小学生の登校中の事故が多いですよね。子を持つ親として、無関心ではいられない事態です。

 

でも警察とかなんの行動も起こしませんよね?本来なら、朝の通学路、全警官が道路に出て、暴走運転を威嚇するとか、そう言う事をして欲しい。普通の感覚なら日に2件もそんな事件が起きると、非常事態宣言とか出しても良いと思うのですが。そう言う事にならないと言うことは、実は今まで通りなのかも。

報道されていないだけで、今まで日に何件も通学中の児童に飛び込む事件が起きているのではないかと。


Canon EOS 5D + Tokina SD 400mm 1:5.6
1/320s, f/8, ISO 400, -1Ev

ちょっとだけサクラが残っていました。ここで、例の使えない望遠を使います。

が、これは結構キレイに写っているような気がします。


Canon EOS 5D + Tokina SD 400mm 1:5.6
1/200s, f/8, ISO 400, -1Ev
No Flash, Auto WB
2012/04/28 6:58:28, sRGB v1.31 (Canon)
0.4MP (533x800) Canon EOS 5D

近場の花壇を。少しソフトフォーカスがかかっている?なんだか柔らかい感じがしますね。

 

…鳥が撮りたかったのにwいないじゃんかw


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/4000s, f/4, ISO 200, +0.7Ev

何となく逆光テスト。


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/8000s, f/4, ISO 200, +0.7Ev

逆光テスト2。

こんだけ変な撮り方しても、ゴーストが発生しない(しにくい)。このレンズは良くできていると思う。


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/4000s, f/4, ISO 200

この時期、バイパス沿いのハナミズキが見頃になっています。


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/8000s, f/4, ISO 200

花自体の多さは大したことはないんですが、その花びらの大きさで木全体が賑やかになっています。見応えがありますよね。


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/2000s, f/4, ISO 200

ソメイヨシノではないけど、桜っぽい花。

まさか、アーモンドの花なのかも?

…ってそんなわけ無いか。アーモンドは桜より早く咲くしw


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/640s, f/4, ISO 200

でもやっぱこの時期の花と言えば、レンゲでしょう。

そう言えば、吉備路のレンゲも今が盛りかもなぁ。行ってみようか。

そしてついでに三宅酒造で、母の日のプレゼントを買うと。


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/4000s, f/4, ISO 200

レンゲの絨毯…とは行かないんですよね。

この田んぼは、近所の幼稚園にレンゲ畑を開放していて、今日は結構色々と踏み固められている状態でした。

まあ、子供が踏んだ場所なんて3日もあれば元通りなのかもしれませんがw


Canon EOS 5D + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)(トリミング)
1/1000s, f/4, ISO 200

レンゲと言えば、ミツバチなんですが、今日は見つけられず。こんな小さい蝶がチラホラ飛んでいて、なかなか風流でした。

 

本当はレンゲの上にいる蝶を撮りたかったんだけど、なかなか思うようには止まってくれなくてw

 

まあ、とにかく今日は勿体ないほどの良い天気。ただ、今日以降は雲多めらしい。ちょっと寂しいですねぇ。


Comming Soonとか言っておいてw

2012年04月27日 | 俺の機材

全然ブログ更新出来てませんでした。申し訳ない。

色々とね、mixiの方じゃ報告しているあのプロジェクト、(こっちは誰がみているか分からないので、もうちょっと内緒。)そっちに時間とパワーを使っているので、ちょっとカメラはお休みしていました。

 

で、近々紹介すると言っておいて放置していたレンズがこれです。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
0.8s, f/8, ISO 400, -1Ev

じゃーん!

Tokina SD 400mm 1:5.6 MF

です。

古い単焦点レンズで、キヤノンのマニュアルフォーカス時代のFDマウンタのレンズです。これをFD/EOSマウントアダプタでデジタル一眼に接続し撮影を楽しんじゃおうと言うのが今回のテーマ。

そんなのに無駄遣いしちゃって…。例のプロジェクトでお金がかかるんだから、こんな道草みたいな事はやめたら?と言われそうですが…。

「安かんったんだもん!」と「ジャンクレンズをみていると、捨て犬を連れて帰りたいのと同じ衝動に駆られるんだもん!」

…と言うことでやっぱり入札しちゃったのでした。

 

ちなみにこのレンズは購入2回目。1回目はOMマウントで、E-520で使っていました。某ローカル写真コンテストで、「ベストバード賞」wをとった、コサメビタキの写真はこのレンズで撮ったモノです。相性が良いと言えばいいのかな?

印象的にはねw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1s, f/8, ISO 400, -1Ev

ただねぇ。使い始めて鮮明に思い出したんだけど、このレンズ、ピントリングが緩いのよ。止めたところでキープできないw

ピントリングを回すのに適度なトルクがあって、ここってところで手を離すと、そこでキープって言うのが理想だけど、手を離すと、ちょっとずれるんだよなw

わずかだけど、ガタがあって、その影響だと思うんだけど。もちろん、そのズレで、よりピントが合うようなミラクルも考えられるけどw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/10s, f/8, ISO 400, -1Ev

このレンズがジャンクだった理由。この後玉のコーティングはがれ。結構…酷いな。


Canon EOS 5D + Tokina SD 400mm 1:5.6 MF
1/200s, f/5.6, ISO 800

早速実写。家の窓から狙える被写体で。

またまた鮮明に思い出した。

このレンズは色収差が酷いんだった。色の変わり目に青だったり、ピンクだったりの実際にない色が出たりして、「今時1万円のコンデジでもこんな色の写真は撮れないぜ」って写真になる。残念。


Canon EOS 5D + Tokina SD 400mm 1:5.6 MF
1/160s, f/5.6, ISO 800, -1Ev

今度は遠くの車を撮ってみた。

なんだこの目の覚めるような写真の眠たさはw

ピント合わせは明暗のくっきりしている、グリルでやったつもりなんだけど、なんだかどこにもピンが来ていないような。

 

まあ、手持ちだから、ぶれているのかもしれませんが?

 

それより気になることなんですがこの「周辺減光」(写真の角に光が届かなくて、黒く写る現象のこと。)どうにかならないですかね?

 

あ、フルサイズでないデジカメで撮ればいいのか…早速Canon EOS-1D Mark IIに装着…ああ、やっぱエラーが出るのかw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/5s, f/8, ISO 400, -1Ev

周辺減光の原因は、このマウントアダプタにあると思うんだが…

このマウントアダプタは、真ん中にレンズが着いているタイプ。でもこんなに小さなレンズ(穴)だと、この部分に周辺減光の原因がありあり。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/2s, f/8, ISO 400, -1Ev

う、こいつ!動くぞ!

良く見れば、中のレンズは簡単に取れちゃうようです。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/6s, f/8, ISO 400, -1Ev

意外!レンズは2枚入っていました。

さあ、要らない(?)レンズをとったマウントアダプタで撮影したらどうなる?


Canon EOS 5D + Tokina SD 400mm 1:5.6 MF
1/13s, f/5.6, ISO 400, -1Ev

おー!!

余計に周辺減光酷くなっているw

 

うーん、使えないw


仕事なのか、遊びなのか?不真面目なのは確かですw

2012年04月22日 | 俺の撮影

今日は職場の関係で、某有名野球場で、野球大会のスタッフをしていました。

正直、今日の天気予報はここんところ、ずっと雨。まあ、俺としては、「良い天気なら、カメラ持ってウロウロしてたら、面白い写真が撮れるかもしれないけど、雨の日はカメラを濡らしたくないから、中止なら、中止になっちゃうほど降ればいいのに…。」ぐらいに思っていたんですが、嫁が「中途半端に雨が降られると、服が汚れて困る。私がてるてる坊主を作ってあげる。」と。

いや、うちの嫁の作るてるてる坊主は効果大だから!

どんな呪術を使っているのか分からないけど、結構効く。雨が降らないだけで良いのに、晴れ間まで出てくるんだからお見事だ。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/320s, f/9, ISO 320

某有名って、マスカットですけどw

近くて遠いという感覚ですかねぇ。再々使える訳ではないし、プロ野球も滅多に来ないし、キャンプったって、主要メンバー来ないし、何かと縁がない。

しかも俺のお世話係は「補助球場」。こっちには用はないw


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/400s, f/10, ISO 200

マスカットの敷地内は、立派に緑化されています。結構手入れ大変そうだねぇ。被写体の宝庫とも言えます。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/500s, f/11, ISO 200

ちょっと五月晴れを先取りしたようなお空。

こんな日は、野球のお世話ではなく、野球のプレイの方をしたいよ。暑くも寒くもないし。あ、でも今日は良く花粉が飛んでたなぁ…。結構辛かった。点鼻薬も自宅に忘れてしまったし。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/640s, f/13, ISO 320

球場の東側にはちょっとした花壇やオブジェなんかがあって、結構目を引きます。

このドーム型のオブジェの下に入ると…


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/8, ISO 50

オブジェの天井を見上げるとこんな感じ。手の込んだ細工です。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/320s, f/9, ISO 50

逆光で。しかもホワイトバランスを調整して、夕焼け風にしてみました。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/5.6, ISO 50

チューリップ。ほとんどの花が開ききっている。もうちょっと早く来てれば見頃だったようです。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/1000s, f/10, ISO 320

ハナミズキ。こちらは今が見頃のようです。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/800s, f/10, ISO 320

モミジの若葉と、その花。

キレイに透けてくれました。太陽さまさま。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/640s, f/13, ISO 320

スタジアムの周りには、こうした手の込んだ池が作られたりしてしています。さすがは、バブルの時期に計画された球場だ。

倉敷、水辺、…カワセミ?

いや、魚がいないのでカワセミも来ませんがw

 

ちなみに倉敷市の市の鳥はカワセミです。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/11, ISO 200

これが補助球場。俺はこの開放感が好き。マスカットの本球場の方はスタンドがあって結構威圧感があるから。だったら、本球場と同じグランド管理の補助球場は悪くないと思うなぁ。

この車は、甲子園球場でもおなじみのとんぼをかける車です。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM(トリミング)
1/320s, f/6.3, ISO 200

今日は天気が良いので、いろんな昆虫も活発でした。

そんな中、コイツだけが俺の相手をしてくれましたw


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/640s, f/8, ISO 200

補助球場、外野芝生席にはスミレの花がw


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/500s, f/8, ISO 200

タンポポも…って、こんなに時間に余裕があって、こんなに天気で、こんなに草花あるんなら、マクロレンズ持ってくるんだったなと…失敗失敗。

 

ところでお知らせです。

今日また、一つレンズが増えましたw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/2.5, ISO 800, -1Ev

詳細は後日。

COMMING SOON!!


すごすぎて、逆につまらない…かな?

2012年04月19日 | 俺の撮影

さて、天気予報を見ると、晴れ間ってのは、今日の昼を逃したら、来週の月曜日までないと…

そりゃCanon EF 28-70mm 1:2.8 L USMのシェイクダウンは、今日しかないだろ?ってことでカメラを担いで出勤ですw


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/200s, f/5, ISO 50

いつものように職場の近所の神社でカメラテストを。

おお、この陰影、発色。今までになかったような立体感を感じます。


(上の写真の等倍トリミング)

でも等倍にしてみると、「やっぱりズームレンズだな…」と思わせる、わずかな収差を感じますねぇ。

最後はやっぱり単焦点かなw


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/200s, f/4.5, ISO 50

でも、なんだかんだ言って、狙ったところに素早くピントが合って、シャッターを押すだけ。この快適さは極上のもの。

機材は重いが、仕事が早いので、全然疲れない。シャッターチャンスを逃せない、プロに選ばれる理由はそこにあるのかも?


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/100s, f/3.5, ISO 50

うまく立体感が出せたような気がする。

あと、色の表現が豊かだねぇ。同じ白い糸でも、黄ばんだりしてどれも同じ色になっていないのが良く表現できている。


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/5.6, ISO 50

実は、今日の写真は、RAW現像ではありますが、リサイズしているだけです。ホワイトバランス、明度、コントラスト、シャープネス、全くいじっていません。

いじると逆に変になる。それほど見たまんまの写真になっている。

とかくLレンズは派手な色になりがちと言われるけど、このレンズに関しては、淡い色は淡いまま記録できていると思う。と、この写真の土の色を見て思った。


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/5.6, ISO 50

日当たりの良い田んぼにはレンゲの花が早くも満開。背景の丸ぼけがとってもキレイ。


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/5.6, ISO 50

ミツバチ発見!すかさず激写!


(上の写真の等倍トリミング)

単焦点マクロレンズには及ばないモノの、そこそこ写っているのではないかと思う。すごく天気が良くて、ISOを大胆に50なんかにしてみたが、これを200ぐらいで、シャッター速度が1/500秒ぐらいなら、もっと動き回るハチもシャープに撮れていたかも?

 

…てか、なんか楽すぎて。撮影も、編集も。

オールドレンズを使うのが苦にならない俺だから、ちょっと拍子抜け。贅沢すぎる悩みだな、おい。


Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM、こいつはスゲェ!

2012年04月18日 | 俺の機材

いやあ、ついにというか、成り行きで手に入れましたよ!


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1.3s, f/11, ISO 400, -1.7Ev

Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM

いやー、娘の幼稚園のイベントを撮りに来てたプロのカメラマンは全員持っていたレンズ。それだけプロの目から見ても信頼が厚いんだろうなと。

だから「いつかは」欲しいレンズでした。


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1.6s, f/11, ISO 400, -1.7Ev

じゃあ、なんで今手に入れたか(手に入ったかと言うべきかw)と申しますと、先日娘の小学校の入学式に行きまして、撮影したんですが、どうもTokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8の調子がよろしくない。絞り羽根の動きが緩慢になったのか?と思わせる症状が出て来てしまったのです。

こんな古いレンズは、もう修理なんかしてくれないし、TAMRON SP AF ASPHERICAL XR Di LD [IF] 28-75mm 1:2.8 MACROをドナドナしちゃったのは失敗だなと思いながら、まずはTokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8のヤフオクの格安出品を探すべく、「28-70mm」で検索かけましたら…

このCanon EF 28-70mm 1:2.8 L USMがヒットしましてw

しかも即決価格31,000円。まず頭をよぎったのは「これは詐欺だ!」

だいたい、このレンズは5~6万円での落札が相場。7万円~と強気の設定で出品しているモノもある。それが3万円って…。何かの間違い。そんな世の中うまい話が…

いやいや、出品者の気が変わる前に落札しておこう!

と言うことで、今日、手元に届きました。

正直、どんな酷い状態のモノが来ても文句は言えないなと思っていたんですよ。でも、レンズ内はキレイだし、傷つきやすいフードも、逆にこれから使う俺が困るほどの美品。ズバリ大当たり。

いやーたまにはこういう掘り出し物に出会っても、罰は当たらないよね。

 

ちなみに、今日終了した、これと同じレンズの落札価格(出品者の説明では、レンズ内はゴミ多め、純正フード紛失のため、互換品を添付)は62,000円。

なんか、色々申し訳ない!!


Canon EOS-1D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/3s, f/8, ISO 400, -1.7Ev

で、EOS 5Dに装着し、レンズフードまで取り付けると、この迫力っ!

あのバカでかい5Dにバッテリーグリップ付けてるのに、それが小さく見えるんだから。

さすがに、ここまでの装備になると、結構重いんだけど、悪い重さじゃないなぁ←ビョーキ

 

でもまあ、値段がどうのこうの、重さがどうのこうのは問題では無くって、どんだけ綺麗に写るかが勝負な訳。

これが下手にTAMRON SP AF ASPHERICAL XR Di LD [IF] 28-75mm 1:2.8 MACRO以下の写りなんかすると、これを6万円で売ってやるんだから!

 

と言うことで、適当に手元にあったぬいぐるみを撮ってみた。


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/100s, f/2.8, ISO 500

ちょ!開放だぜ?

なんだ?このクオリティ?


(上の写真の等倍トリミング)

おおお、毛の1本1本までちゃんと写ってるジャンか!

 

うは、Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8と比較して、どうのこうのってブログネタを作ろうかと思っていたのに、そんなのばからしくなってきた…。

その差は圧倒的だよ…。

 

あとTokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8と比較して、写りだけでなく、やはり素早いUSM。しかも静かで無振動。この高級感はたまらないねぇ。

それから、マクロと言えるかどうか分からないけど、50センチまで被写体に寄れる。レンズフード先端からの距離を考えたら、25センチぐらいまで寄れる。これが結構嬉しい。Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8は最小撮影距離は70cm。これが結構離れることを強要していたし、大きく撮れない原因だった。

特に懐に入ってきた子供を撮ることが出来ないのは今まで痛手に感じていたから、これは、撮影の幅が広がる…と思う。

 

最後に、いつものように、絞り値を変えて、カワセミを撮ってみよう!

右が等倍トリミングです。


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/40s, f/2.8, ISO 400

シビアに見れば「甘い」のかもしれないが、今までのTokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8やTAMRON SP AF ASPHERICAL XR Di LD [IF] 28-75mm 1:2.8 MACROの開放域の甘さとは別次元だと思う。いや、恐れ入りました。これで、デジタル非対応のコーティングですよ?

参考リンク:TAMRON(A09)がやってきた!その実力や如何に。


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/13s, f/4, ISO 400

一段絞ったらもう、何も言うことは無いですね…


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/10s, f/5.6, ISO 400

いやはや…


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/5s, f/8, ISO 400

カワセミ部分に関しては、f/4.0以降、変わりなくシャープ…


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/3s, f/11, ISO 400

あとは背景のぼけ量だけ…。正直コメントのしようがないw


Canon EOS 5D + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1.3s, f/22, ISO 400

最小絞りでもf/11と比較したら回析現象があるのかな?…ってぐらいで全くシャープ。

 

これは…!

良い物を手に入れちゃったなぁw

あとは使いこなす腕だなぁ…w

 

ああ…、もう1回入学式してくれないかなぁw