川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

人の集まるところは嫌いだけど、たまには名勝ってやつも良いもんだ。

2013年11月23日 | 俺の撮影

ということで、マイミクのるーふーさんに誘われて、豪渓に行ってきました。

正直ね、岡山の人間なんですが、岡山の観光地には疎いんですよ。わざわざ人が多いところに足が向かない。近くなんだから、行こうと思ったらいつでも行ける。老後の楽しみにとっておこう。そんな感じで。

まぁ、初豪渓なんです。ドキドキものです。何があるかも知らないんで、機材のチョイスにも迷いがありますw

 

まあ、今日は写真が多いんで、前置きはそのくらいで、早速行きましょうw


Canon EOS 5D Mark II + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/60s, f/8, ISO 100

豪渓を簡単に説明すると、モミジと川と岩です。

モミジって言うのはイメージしていましたが、この岩が攻略ポイントとは知りませんでした。

もしこのブログを見て、豪渓に行きたいと思った人は、トレッキングシューズが必須アイテムになりますので、ご注意を。

俺は、ランニングシューズみたいな靴底に突起の無い靴で行ったので、こんな苔むす岩がゴロゴロしているところを歩くのに難儀しました。

逆に言えば、トレッキングシューズなら、もっと行動範囲が広がったんだなと思うと…惜しいなぁ…。


Canon EOS 5D Mark II + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/20s, f/8, ISO 640

こうした川辺にもシャッターチャンスがありますが、かなりおっかなびっくり状態で撮っています。とにかく足下が滑るw

ちなみに、今日持っていった機材は…

Canon EOS 5D Mark II

Canon EOS-1D Mark III

SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4

TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)

Canon EF 300mm 1:4 L IS USM

両手にカメラ2台、カメラバッグに替えのレンズ2本を入れての移動w

もし、川にダイブするようなことがあったら…

中古価格で30万円以上の機材をぶっ壊すことになってしますw

 

そもそもの間違いは、紅葉と野鳥の絡みが撮りたいとCanon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USMを持っていったことかなぁ。

野鳥なんかいねーしw(時間的に、10時頃からの撮影だったので、人前に現れるお食事タイムではないっす。)


Canon EOS 5D Mark II + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/100s, f/8, ISO 100

それにしても良い天気。

これだけでも良い写真が撮れる予感!こればっかりは、どんなに良い機材を用意してもどうしようも無いからね。

今年は、土日は天気が崩れるってシチュエーションが多かったから、こういう当たりの日に紅葉が持って来れたのは嬉しい限り。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/400s, f/4, ISO 100

天気が良ければ、こうした葉っぱを日に透かした撮影が出来る。

ファインダーから見える、この「触れば火傷するんじゃないか?」と思うような幻想的な世界が、俺的紅葉撮影の醍醐味です。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/50s, f/4, ISO 250

今日の日差しの強さを証明する写真。

一番手前の岩は、葉を透けた光で赤くなっています。こんなの初めて見たw


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/50s, f/4, ISO 250

お、川の中には地元の漁師さん(?)が何か作業をされているようです。

漁師さんが持っている四角い箱は、海女さんが持っている「磯メガネ」ってやつでしょうか?


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/60s, f/4, ISO 100

豪渓の特徴(?)はこうした黄色いモミジが効いているんですよね。

赤やオレンジだけじゃ無い。それが織りなすダイナミックな紅葉をお楽しみください↓


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
1/125s, f/8, ISO 100

すげぇ!

すげぇ以外の言葉でなんていう?「うっとり」か?

紅葉のコンディションと天気がビシッと決まると、ここまで心が動かされるのか。

 

実際は、この時緩やかな風が吹いていまして、葉の1枚1枚がキラキラしてて、すごかったです。

あ、またすごいって言葉を使ってしまったw

 

ふふっ、こんなんがあるから、俺はこのカメラって趣味は辞められそうにないなぁw


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
1/100s, f/8, ISO 100

さっきのモミジを外から見ると、こんな感じ。

三脚持った同業者がひしめき合って撮影しております。

それにしても見事なグラデーション!


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
1/10s, f/22, ISO 100

The豪渓という感じを撮りたくて、川を絡めてみる。

激しすぎるフレアはご愛敬。これを抑えるにはNDフィルターってヤツを使えば良いのかな?

このフレアは、今日の天気の良さを表現しているっちゃしてるんだけどね。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
1/10s, f/20, ISO 100

今日は本当にビバ広角レンズ!

この写真もちょっと気に入っている。

撮影直後、カメラのプレビューで見たら、写真の右半分が黒潰れしているように見えたんだけど、道路に落ちている木漏れ日が良い感じじゃないですかw


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
1/10s, f/5, ISO 100

ちょっと他のカメラマンが行かないところを目指してモミジのない川辺に。

なかなかの川の流れを発見。こうしたシチュエーションで、苔むす岩に野鳥が留まるとかさ、そんなサービス無いかと思いましたが…

ありませんねw


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
0.8s, f/14, ISO 100

スローシャッターで水に動きを。

0.8秒ぐらいなら、手持ちでも頑張れる!見よ!俺は人間三脚だ!!

 

あ、ちなみにこの時は周りに誰もいなかったので、Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USMは川辺に放り投げての撮影でしたw


Canon EOS 5D Mark II + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/160s, f/6.3, ISO 100

豪渓の中心部から外れると、こんなフツーな紅葉ゾーンに。

あー、ちょっと感動薄いね。戻ろうか。

 

野鳥を探しながらでなかったら、こんな所まで来なかったw


Canon EOS 5D Mark II + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/200s, f/7.1, ISO 100

赤と緑の競演。

サブタイトル「ガチャピンvsムック」


Canon EOS 5D Mark II + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/30s, f/2.8, ISO 200

繁みの中に紅一点。

これまた画面中央に意図しないフレアが出ちゃって残念。

もっと良いレンズ買うかなぁ…

20mm付近の単焦点か。

EF20mm F2.8 USMとかか…まあ、このレンズでも出る時は出るんだろうけどね。(出る例w

下でも4万円か…今はちょっと手が出ないなぁ。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/500s, f/4, ISO 100

さあ、ここからは52Bを使ってのスーパーマクロレンズタイム!

紅葉撮影はこのレンズ抜きでは考えられない…って程、俺は信頼しています。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/500s, f/4, ISO 100

毎度の事ながら、このカメラとレンズの組み合わせは、良い色が出るなぁ…と感心しちゃう。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/200s, f/4, ISO 125

紅葉をバックにシルエットを楽しんで。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/320s, f/4, ISO 100

赤が背景だと、青葉が引き立ちます。

なんか、この背景の赤で、「帰ってきたウルトラマン」のOPを思い出しました。YouTubeで探してみたけど無かった…残念w

(こんなネタ分かる人いるのか?)


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/250s, f/4, ISO 100

今度は青葉をメインで。

いろんな組み合わせを楽しめるのも紅葉撮影の面白さ。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/500s, f/4, ISO 100

水面のキラキラとも絡めてみました。

今思えば、もうちょっと開放して光の玉ボケを大きくした方が良かったなぁ…。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/500s, f/4, ISO 100

だんだんネタ切れw

少し前ボケを入れつつ、立体感を出してみました。

青い空がステキだ。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/640s, f/4, ISO 100

次は寄ってみる。

もちろん接写は52Bの得意とするところ。

それにしても、このツートンな葉っぱはキレイだな。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/640s, f/4, ISO 100

最後は真っ赤っかで締め。

所々に引っかかっている、イチョウの葉の黄色がアクセント。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/400s, f/4, ISO 100

こんな感じで、多くの観光客がいました。車はもちろん、バイク、自転車…うん?自転車?

ホント、ロードレーサー乗っている人の、どこでも自転車で行く姿勢には頭が下がります。

 

と言うことで、俺の初豪渓でした。

でも、良いコンディションだったなぁ。今後また何回か来るんだろうけど、今日以上のコンディションって考えられないような…

後は俺の腕を上げるしか無いのか…w


フロントディレーラーの次は当然…アレですよねw

2013年11月22日 | 俺の機材

フロントディレーラーの取り付け後、細かな異音に悩まされていましたが、30km程乗ったところで聞こえなくなってきました。何でしょうね?コッタレスとクランクが馴染んでチェーンリングの軸がぶれなくなった、そういう感じでしょうか?

また、新品チェーンの「シャララララ…」って音もステキです。毎日の通勤で悦に入ってしまう。こんな気持ち、万人向けでは無いでしょうけどw

 

それはそうと、また、嫁に注意されるほど宅急便が家に来ていますw

ポチって何でも手に入る世の中は、怖い怖いですよねw


Canon EOS M + Canon EF-M 22mm 1:2 STM
1/30s, f/2, ISO 400

と言うことでフロントディレーラーFD-3400の後は、リアディレーラーRD-3300を手に入れてしまいました。

まあ、汚いですけどwそうそう壊れる部位では無いので。

とりあえず、フロントディレーラー、リアディレーラー、クランクセットの3点セットをシマノSORAでキメてみましたよ。

 

…ママチャリに無事付くかどうか分かりませんがw

汚い分、それなりに安く手に入りましたw どうせ汚れるところですし、気にしない気にしない。


Canon EOS M + Canon EF-M 22mm 1:2 STM
1/30s, f/2, ISO 400

お?プーリーがちょっと青っぽい?でもぱっと見は真っ黒なんで、そこの部分はこれから、ゴニョゴニョと。

 

なんで、リアディレーラーを交換するんだ?と言われそうですが、最近気になりだしたのが、チェーンのたるみです。ディレーラーとかがない自転車なら、チェーン引きを引っ張って調節終わり!なんですが、リアディレーラーがあるとそうも行かなくて、このアームを突っ張るバネの力次第と言うことです。

「よし!ここで加速っ!」って踏み込んだとき、急に前のギアが高速になると、チェーンの流れをディレーラーのアームのバネが吸収しちゃうみたいな感じになって、その後暴れるようにもなっちゃって、なんとも心許ない。

そこで、2ランク上のリアディレーラーに交換し、その辺をうまく処理して貰おうという魂胆ですが…。

まあ、なんつーか、恰好付けです。

 

え?何か気づきました?

写真の?説明に?見た事の無い機材の名前があるって?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/8s, f/8, ISO 3,200

バレたものはしょうがないw

買ってしまいました「Canon EOS M」

常日頃から、「ファインダーの無いカメラはカメラじゃねぇ!」と言っている俺ですが、思うところがあって、購入に至りました。

何が?って言うと、嫁が!です。

先日、娘の音楽発表会がありました。平日だったので、行きたかったのですが、我慢。嫁にコンデジのムービーで撮って貰いました。

 

が、なんか、全然写りが悪い…。

 

まあ、それでもせっかく撮ったものですから、パソコンに保存していたら、娘の幼稚園の頃の生活発表会のビデオが出て来ました。これは「OLYMPUS PEN E-PL1s + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6」で撮ったものですが、コンデジとは雲泥の差の写りです。

こりゃ…良いカメラが欲しいな。と言うことになりまして、ふとEOS Mを見てみると、高級コンデジより中古が安いって事が分かりまして、「買うか!」って事になりました。

嫁は嫁用のデジタル一眼「EOS Kiss Digital X」を持っていますが、最近は全く出番無しでした。やっぱ動画が撮れないというのがネックでして、また女性はファインダーを覗くのが億劫なんだとか。(液晶画面にお化粧が付いたりするからねぇ。)

それなら、ムービーも写真もいける、しかもかさばらない(そして高くないw)EOS Mを買うから、俺の目の代わりに、子供の写真を撮ってくれと。

 

で、嫁の許可を得て、これまたポチッと購入した訳です。本当はね、一通り俺がEOS Mのインプレッションをこのブログに書いてから、嫁にクリスマスプレゼントって感じで譲ろうかなと思っていたんですが、届いた日が悪かったw

 

「11月22日?良い夫婦の日の記念?なんか恥ずかしいわぁ。」

 

いや、そんな気は無かったんだけどw

喜んで貰えるなら、そのままどうぞどうぞw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/8s, f/8, ISO 3,200

では、ここから真面目に機材インプレッション。

この3インチの液晶はタッチパネル。画像の送り戻し、拡大縮小などは、スマートホンみたいな感覚で出来ます。前のユーザーが液晶保護シート貼ってくれていて助かるんですが、このシート、指紋が付きにくくて良い感じです。

 

また、液晶の任意のポイントをタッチすれば、こそにピントがあった瞬間シャッターが切れるような設定も出来、なかなか面白いです。

ただ、こんな撮影ではアツくはなれない。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/10s, f/8, ISO 3,200

もちろんレンズは外れます。

まだ到着していませんが、明日には、EFレンズコンバーターが届きますので、俺の持つEFレンズ群が全部このカメラで使えるようになります。ちょっと楽しみのような…

もう、嫁のものになっているから、使うときは限られているかもw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/8, ISO 3,200

ああ、台湾製ですか。

台湾を悪く思っている訳では無いですが、俺が持っているレンズはすべて日本製なので、ちょっと寂しいw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/8, ISO 3,200

大きさ比較。

Kissと比べてもかなり大きさが違います。

ただ、重さで言うと、もちろんEOS Mの方が圧倒的に軽いのですが、持ちやすい分、Kissの方が重くないって感じですね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/20s, f/8, ISO 3,200

今度は1DMk3との比較。

…比較してどうすんの?って違いですがw

ただ、面白いのはCanonのロゴの大きさ、EOSのロゴの大きさは、カメラの大小にかかわらず同じなんですねw

 

さて、何枚か写真を撮った感想をば。

一眼レフでも無い、コンデジでも無い。新しい操作と、感覚を要求されるようなカメラだと思いました。

綺麗に撮れるけど、爽快感が無いなぁ。そんな感じのカメラです。


Canon EOS M + Canon EF-M 22mm 1:2 STM
1/25s, f/13, ISO 6,400

ちょっと絞って撮ってみました。

こんな小さなカメラでISO6400の高感度。全然実用に耐えられる画質ですね。

技術の進歩ってすげーなと。感動します。

 

さーって、キスデジXはドナドナするべきか、俺のフルサイズ、APS-Hに加え、APS-Cを持っておくか…うーん。

正直、「5Dは持っていくのがつらい」ってシチュエーションあるから、売らなくても良いかなと言う気持ちもあったりして…。


寄せては返す想定外。フロントディレーラー取り付けは一日仕事!

2013年11月16日 | 俺のDIY

まあ、そう言う事で、フロントディレーラーの取り付けネタも、そろそろ終盤です。いやー、俺もね、この作業は早く終わらせたい。だって、今、前のギアがダブルなのに、切り替えて使えないんだもの。この「なんちゃって感」から、早く抜け出したいっ!w


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5.6, ISO 2,000

ということで、朝6時半から作業開始。というか、それより早くは暗くて作業が撮影出来ないからw

とりあえず今日の段取りは…(この時点では)

・シフター交換

・フロントディレーラーのワイヤー設置

・微調整

これだけなので、1時間半ぐらいで終わる…ぐらいに思っていました。というか、10時から法事があるので、それまでに済ませたいと言う気持ちでいっぱいでした。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 3,200

まずは、作業の邪魔になりそうなチェーンを外します。

これは、チェーンをつないでいるミッシングリンクを簡単に外せる工具。これがあるとないとでは作業効率が全然違います。

今日も、サクッとチェーンが外れてお世話になりました。でも、もう…使うことは無いのかなぁ…(意味深w)


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 1,600

外したチェーン。正直だいぶ傷みましたねぇ。

塗装ハゲはもちろん、一つ一つをマジマジと見てみると微妙に変形しているものもある。このチェーンはファッション用で、俺のようなパフォーマンスを求める人、頻繁に変速をする人は使わない方が良いのかなぁと思ったり。

でもなぁ、翡翠丸の青パーツの重要な部分だから、これを使わないのは寂しいよね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 1,600

さて、今日の新アイテム「ケーブルガイディングステッカー」?

まあ、後付けのワイヤーのガイドです。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5.6, ISO 320

これを、元々あるワイヤーのガードのそばに貼り付けていきます。

…がw

元々付いている両面テープの粘着力が悪い~。ちゃんと脱脂して貼っているはずなのに、簡単に取れる。まあ、こんな時はエアロパーツ取り付け用超強力両面テープを使いまんがな。

(コルトをいじったときに買ったもの。イカリングを付けたときだったかな?)

これだけだと、ちょっと野暮ったいんだけど、そこは大丈夫。ここには青いキラキラアウターワイヤーが来るので、目立たなくなるから。

 

本当は、元々あるワイヤーガイドを使いたいんだけど、そこには2本のスペースしか無い。

でも、今回から、ハンドルから後に来るワイヤーは、フロントディレーラー、リアディレーラー、後輪ブレーキの3本になるもんだから、もう1本の場所を確保しないといけないんです。

で、元々あるワイヤーガードにはフロントディレーラー、後輪ブレーキの2本、リアディレーラーは新設のワイヤーガードに取り付けます。

 

なんでそうするかというと、両面テープは正直外れるリスクが大きいので、外れたときの影響が一番少ないのはリアディレーラーかなと。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO(トリミング)
1/50s, f/5.6, ISO 640

これも、新アイテム。ケーブルガイド。これが無いと、フロントディレーラーにワイヤーが届きにくい。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5.6, ISO 250

これは、ボトムブラケットシェルの下の穴に取り付け。

俺、この穴は水抜きの穴?って思っていて、「逆に湿気が入って錆びる元だから、ふさげば良いのに…」とか思っていましたw

実際、ボトムブラケット交換の際にパテで埋めているブログを見たことがある。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 250

取り付けるとこんな感じ。一応これも青パーツw

なんで、こんなパーツがいるかというと、フロントディレーラー用のワイヤーは、この位置から真上に上がることになるから。

ここで鋭角にワイヤーの向きを変えるんだけど、これをこうしたパーツ無しでするとフレームに傷が付くし、アウターワイヤーを使うと堅いので、鋭角には曲げられない。

今回の改造では重要なパーツ。…だけど130円w


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 250

後付けのワイヤーガイドに、リアディレーラー用のケーブルを通す。なんかちょっと金管楽器っぽくって格好良いと思うのは俺だけ?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5.6, ISO 200

さて、ここでシフターの交換作業です。

このシフターも悪くは無かったんだけど、今回フロント用のシフターとのデザインを統一するために交換することにしました。

ああ、安物のシフトグリップを買うと、ネジが錆びてくるんだよな。青い飾りの下側のネジがサビサビです。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 125

新しいシフターはこんな感じ。

ベルはほとんど使わないけど、こんな位置で良いかなぁw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5.6, ISO 200

また新アイテム。これはワイヤーを切るもの。

今までペンチでやっていたけど、やっぱ餅は餅屋だね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/5.6, ISO 100

そしてワイヤーを通して、フロントディレーラーへ接続。

それで、ちょっと走行してみる。事前に可動範囲の調整済みなので、思い通り動いてくれている…

 

…と思ったのはつかの間。すぐにワイヤーが動かなくなる。なんで?

 

どうも、ワイヤーをうまく固定できていないので、引っ張られたら、元の位置に戻らないようで。ハンドルに付いているワイヤーなので、ある程度の遊びが無いと、ハンドルまで動かなくなってしまう。

え?どうすれば良いの?

とりあえず、後輪ブレーキアウターワイヤーにタイラップで固定してみた。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5.6, ISO 100

だけど焼け石に水。アウターワイヤーは引っ張られ、中のワイヤーは緩む。そんな感じ。

 

えー?こんなのどうすれば良いのよ?試行錯誤はするけれども、全然解決策が思い浮かばない…

 

と言うところで時間切れ。法事に行かなければ。

 

…で、罰当たりなことに、法事の最中、読経はしてても、考えているのはアウターワイヤーの固定のことばかりw

 

あ、思いついた!!これはいけるぞ!!

早く法事終わらねーかなー。(かなり罰当たりw)


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/6.3, ISO 100

家に帰ったら早速作業再開。

思いついたのは、ブレーキワイヤーなどは、こんな感じで、アウターケーブルの端を固定する穴を設けて、中のワイヤーは引っ張られても、アウターワイヤーは位置をキープ出来る。

要は、この様なパーツをどこかで手に入れれば…なんだけど。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO(トリミング)
1/250s, f/7.1, ISO 100

翡翠丸に最初に付いていたブレーキにあるパーツを流用できれば!

捨てずに取っていてよかったーーー!

全く何がお宝になるか分からないですなw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5.6, ISO 100

こんな感じで、ワイヤーガイドに固定してしまいます。

正直こんなナイスな解決策を良く思いついたなと、自分で自分を褒めてあげたいw

 

これで、フロントディレーラーは思い通りに操作出来るようになりました。

 

後は微調整して、異音が起きるケースを特定、その原因を追及して、潰す作業が待っているぞと。

とりあえず、家の周りをグルグルと。なんか普通に乗れるなぁ。次の課程、全速力で走ってみようか!

 

よし、新しいギアでどんだけスピードが出るか試してみる!

うおおお!インナーからアウターへ、前ギアのチェンジ!

 

ガシャン!バラララ!バッキャーーーン!!

 

何事?と思った瞬間、ペダルが全く抵抗なく回るように…まさか!?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100

チェーンが切れましたっ!完成かと思った直後にw

こんなの、どこの少年漫画の展開だよ!

こんなことは想定外!!

 

まあ、最初も言いましたが、チェーンに変形が見られるため、早かれ遅かれ、こうなっていたのかもしれませんけど。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100

チェーンは無くなってしまいましたが、記念撮影。

3本のワイヤーのそれぞれの事情が分かりますなぁ。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100

フロントディレーラー取り付けの様子。

BAAのステッカーの上に、妙な後付けパーツを取り付けるなんて、なかなかシュール。

まあ、BAAのステッカーも役に立っているじゃないか。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/5.6, ISO 100

フロントディレーラー用のシフター。これは無段階でワイヤーを引っ張ります。この状態でフロントのギアがインナー、真横になるちょい前ぐらいにアウターにギアチェンジします。

レバーの可動範囲は、それこそ「+」の文字まで回るんですが、フロントダブルを切り替えるのに、そんなに大きく回さなくて良いじゃ無い?と言うことで、今の状態がベストだと思っています。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/5.6, ISO 100

こちらはリアディレーラーのシフター。これは、スプロケットの段数に合わせて、カチカチと段階的にワイヤーを引っ張る方式。

シンプルで分かりやすくて、これまた満足。

 

うーん、前2段、後6段の合計12速か。

俺は12って数字に縁があるなぁ。ちょっと気に入っちゃっているw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/6.3, ISO 100

シフターが左右に付いたお陰で、ワイヤーの形が左右対称になった。まるで総社市の市章に見えてくるw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/3.5, ISO 100

切れたチェーンを購入する方法は、サイクルベースあさひに行って早く買うか、ネットで安く買うか?

悩んだ挙げ句、時は金なりと言うことで、サイクルベースあさひへ。

そこで目に付いたのが、このチェーンクリーナー。チェーン周りはこれで全部洗えるし、ブラシも付いているし。

青いチェーンのネバネバオイルで、ゴミが付きまくっているスプロケットを、この際徹底洗浄しようと購入。

 

いや~、それ用の洗剤だから、泡がモコモコとか期待してたんだけど、普通に溶剤を吹き付けるだけって感じ。もちろん、汚れはバッチリ流れ落ちます。

もう少し安けりゃ文句ないけどねぇ。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/3.5, ISO 100

チェーンは、ついに(?)SHIMANOの純正品に手を出しましたw

普通に安いし、品質は良いし。平凡であること以外は全く文句ないんだけどねw

 

でもやっぱり、前後にディレーラーを入れ、前後左右、あらゆる方向にチェーンが引っ張られることを考えたら、ある程度信頼できるものが正解なのかなと。

だって、今回は家から500mぐらいでチェーンが切れたから、事なきを得たけど、これが何十キロと離れた所で切れたらと思うと…ね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 125

で、例によって、取り付け中の写真は無しw

だって、両手が油でベタベタになるんだから、とてもカメラを持とうなんてならないw

今回はミッシングリンクは使わずに、ピンで完全に固定。やっぱ強度を考えると、こっちが安全かなと。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 3,200

そして、走行テストをしていたら、もうすっかり夕闇。

なかなか思い通りには行かなかったけど、なんかますますイカレてきている愛車にニンマリ。

 

実は先日上司に、

「スポーツバイクに、泥よけとか、前カゴとか格好悪いんじゃ無い?」と言われたので、

「いや、これはこれで良いんです。ベースはママチャリですから。」

 

おお、人によってはもうママチャリには見えなくなっているか!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 3,200

黒い(正確にはガンメタぐらいの黒さ)チェーンは、青化のポリシーから外れるので、似合わないかな?と思っていたけど、いや、なかなか格好良いんじゃ無い?

この色は素材の色なので、青い塗装が取れたりじゃないから、ずっとこんな感じだろうと言うのもいいよね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.5, ISO 3,200

この写真を撮るちょっと前まで、原因不明の異音で頭を悩ましていました。

ギアもチェーンも異常は無いんですが、右脚でペダルを踏み込むときに何回かに1回「パキ」って音がするんです。

 

その原因特定には30分ぐらいかかりました。原因は何か?

 

走行中チェーンが外れたときに、後輪のスポークに付けている反射板がずれちゃったと。

だから、右に車体を傾けると音が鳴る状態だったんでしょう。反射板の向きによっては音が出ないときもあったでしょうから…。

 

案の定、スポークに押し込むと音は出なくなりました。

 

今日は今まで思ったことも無いようなトラブル続き。だけど、その分良い仕上がりの自転車が完成したと思います。

もうこれは

翡翠丸Evolutionと名前を変えても良いでしょう。

略して「カワエボ」

なんか、格好良い名前と言うよりは、ゆるキャラにありがちな名前…だなぁw


フロントディレーラー仮止め。そして見えてきたこと。

2013年11月13日 | 俺のDIY

最近、土日に行事が良くあって、自転車いじりをする時間が無い。と言うことで、夜な夜な平日に自転車いじりを短時間ずつやっている訳ですが、とりあえず、削ったりして自転車に合わせたフロントディレーラーを、取り付けてみました。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/3.5, ISO 400

さすがに50Tのフロントチェーンリングはド迫力です。

しかし、ここまでチェーンリングが大きくなると、いよいよズボンの裾をバンドで止めないと、巻き込まれないか不安になりそうですね…。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/3.5, ISO 400

フロントディレーラーは正規の位置よりちょい上に付けています。まあ、色々理由がありましてw

チェーンはインナー側に付けています。これもちょっと理由がありましてw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/3.5, ISO 400

フロントディレーラー取り付け部(バンド)はなかなかの収まりで取り付け出来ました。ただし、ボルトは長いものに交換。純正のステンレスのボルトが格好良いんだけど、ここはどうしようも無い。

この自転車のフレームは、取り付け部のちょっと下に、梁(?)が付いていて、これが邪魔でフロントディレーラーの位置が決まらないのでは?と思いましたが、当たらないところで固定できるようで一安心。

 

ちなみに、まだワイヤーつないでいませんので、フロントディレーラーのガイドは一番アウター側で固定しています。(2本ある調整ネジの内側のネジを締め込むと、ガイドが外側に固定されます。)

え?アウター側?

そう…アウター側。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/13s, f/5.6, ISO 400

そうなんです。フロントディレーラーを思いっきりアウター側にしているのに、チェーンリングはインナー側。全然フロントディレーラーの可動範囲と、チェーンリングの位置が合っていない。

困りました。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/20s, f/5.6, ISO 400

チェーンラインもダメダメですね。

インナーのチェーンリングが、すでにリアのスプロケットの外側になっちゃってますもん。

 

こりゃ、このままじゃダメだw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 1,250

と言うことで、チェーンリングの位置を内側にオフセットすることにしました。

まずは最初の状態の確認。チェーンリング(アウター)はクランクの外側に付いています。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/5.6, ISO 1,250

チェーンリング(インナー)はクランクの内側に付いています。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5.6, ISO 1,250

ここで勝利の鍵!

実は、長いチェーンリングの取り付け用のボルトを手に入れていたのでした。銀色のスペーサーは、この長いボルトに付いていたもの。黒いスペーサーは大きめのワッシャーを使います。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/5.6, ISO 1,250

ワッシャ2枚重ね。1枚2.5mm。クランクの外側から内側への移動。これで8mm程内側にアウターリングが移動したことになります。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/5.6, ISO 1,250

インナーとアウターの距離を確保するために、銀のスペーサーを入れています。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/5.6, ISO 1,250

一見ネジの掛かりが浅いようにも見えますが…しっかり固定できています。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/5.6, ISO 1,250

とまあ、こんな感じです。

厚みが増して、重厚感というか、ゴツゴツして俺好みw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/20s, f/5.6, ISO 1,250

今まで付けていたチェーンリング(黒)との比較。

黒はワッシャ1枚で、丁度良いチェーンラインでした。

ダブルのチェーンリングの場合、チェーンラインは、インナーとアウターの中間で測るのですが、おお、ちょうど黒の歯車の位置と、一致するじゃ無いですか!

これは…多分いける!ちょっと確信w

 

うわ、こりゃ自転車に取り付けて確認がしたい!

 

で、自転車のところに行ってみると、すごい月明かり!これは、ひょっとして自転車の神様が、作業の時間を俺に与えてくれているの?

月明かりと言ってもねじ穴の形までは分からない。工具箱の中も隅の方までは見えない。それでもお目当ての工具は、ドラえもんの四次元ポケット並にすぐに取り出せる。

手探りでもホイホイ作業が出来るなんて、我ながら…腕を上げたなぁw

 

月明かりの中、一番アウター側に固定したフロントディレーラーのガイドの中に、アウターのチェーンリングが入ったのを確認。やたっ!完璧。

せっかくだから走ってみた。チェーンが、若干ガイドと接触する場合もあったけど、これは調整次第で何とかなりそう(まだ仮止めなので、真っ直ぐになっていないかもしれないし。)

 

なんかちょっと先が見えてきたかな?


フロントディレーラー到着!待ってろよ、小野田くんのママチャリ!

2013年11月06日 | 俺のDIY

いやー弱虫ペダル面白いですね!

毎週楽しみにしているんですが、やっぱ、基本ママチャリの小野田坂道くんが、隠された才能を、周りの人に感化されて発揮する!そんなストーリーが燃える訳です。

※この後、完全にロードバイクの話になったら萎えちゃうかもしれませんけど…。

 

で、高校に入学したときは完全にどノーマルだったママチャリ(実は、親が遠出をしないようにフロントギアを小径のものにして、スピードが出せない細工はしていましたがw)が、サイクルコンピューターを取り付け、サドルの位置を変え、だんだんサマになって来たなと思っていたんですが、4話ではいきなりフロントディレーラーが付いていて、チェーンリングがダブルに改造されていました!

まあ、うちの翡翠丸も色々いじっていますけど、フロントディレーラーはちょっと敷居が高すぎて…と思っていたんだけど、「フロントディレーラー ママチャリ」で検索すると、実例が出てくるわ、出てくるわ。

こんだけ実例があるのなら、それを参考にして俺もフロントディレーラーを付けてみようかなと言う気になってきたのでした。まあ、何よりメカ好きなんでねw

 

一応、シマノのクランクの中古を購入したときに、チェーンリングの50Tと39Tも手に入れているんで、後は、フロントディレーラーと、それ用のレバー、ケーブルぐらいがあれば、何とかなりそうです。

 

けど…

 

最大の難関がこれ、フロントディレーラーを取り付けるフレームの径が、翡翠丸は規格外…ってこと。さあ、どうすっかな?

 

まあ、悩むのはフロントディレーラーが届いてからにしようと、まずはポチるわけですw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/6s, f/8, ISO 400

と言う訳で届いたフロントディレーラー、シマノソラシリーズのFD-3400。俺の持っているクランク+チェーンリングもソラなので相性は良いはず!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/5s, f/8, ISO 400

フロントディレーラーの仕事は、写真の細長い溝?枠?の中に通したチェーンをレバー操作で左右に動かし、フロントのギアチェンジをする機構。

このメカは、写真の輪っかの部分(ベルトと言います。)でサドルを取り付けるパイプの根元に固定します。

 

で、翡翠丸に取り付けようとしたところ、そのパイプ径が太くて取り付けが出来ませんでした。

取り付け不可ならしょうがない、この企画終了!!

 

 

 

…では悲しいから、悪あがきをしてみようと言うことです。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/5s, f/8, ISO 400

規格ではパイプの径は34.9mm。翡翠丸はおよそ37mm(ノギス持っていないから正確には測れないけど。)

やっぱ2mmも違うと加工が必要なようで。

 

ただ、いちいち翡翠丸に合わせながら、フロントディレーラーを加工するのは面倒だなと思って、ふと目に付いたのが、この2本の容器。

 

なんと青い方は35mm、白い方は37mmの径。

正常な取り付けの状態と、加工が有効であるかの検証がいちいちガレージに行かなくても分かる。これはラッキー。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/6s, f/8, ISO 400

並べてみると、径の違いが分かりますね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/4s, f/8, ISO 400

35mmの容器に取り付けてみると、見事に固定できました。(あたりまえですが。) しかし殺虫剤を支持するフロントディレーラー。シュールな画だ。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/5s, f/8, ISO 400

しかし、37mmのかゆみ止めではビスが届かず固定できません。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/6s, f/8, ISO 400

めいっぱい閉めても、ベルトとかゆみ止めの間には結構な隙間が空いています。これはどうにかしないと!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/4s, f/8, ISO 400

とりあえず、融通が利く方の角をカットしてしまえば、どうにかなるんじゃ無い?という軽い気持ち。

でもやったらもう後には引けない。でもやらなきゃ永遠に取り付けが出来ない。

なら前向きに。失敗したらもう1個買えば良いだけw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/4s, f/8, ISO 400

成形はヤスリで行います。延々とゴリゴリと。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/4s, f/8, ISO 400

こっち側は、アルミだったので、素材がやわらかく、気持ちよく進められました。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/4s, f/8, ISO 400

結局広範囲にわたって削ることにw

削った面は粗くなってしまいましたが、これは恰好の滑り止めと言うことで、良し!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/4s, f/8, ISO 400

だいぶ削れたのがおわかりでしょうか?

深夜にヤスリを使うと結構な音に感じます。隣の部屋で寝ている娘が「うるせーーー」って起きてこないか心配になりますw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/8s, f/8, ISO 400

さあ、かゆみ止めでチェック!

おお、ビスがとまるまで隙間を狭められました!

 

ここまで来たら、翡翠丸でもOK?

 

暗闇の中、自転車置き場まで行き、あてがってみるものの、よく分からないw

でも、もうちょっと削る必要があるみたい。かゆみ止めは樹脂製の容器だから、挟んだときに多少変形してしまっているのでは?

 

いやー入り口から躓きまくりですが、ボチボチ進めます。小野田くんのママチャリに置いていかれないようにw