先日山翡翠丸を乗ってたら、ちょっとヤバイ状態と言うことに気付きました。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/4, ISO 100
英式のリムに仏式のチューブを取り付ける際、リムの穴の大きさが違うので、その隙間を埋めるアダプターナットを使用するのですが、ママチャリのリムの場合、鉄板1枚と薄いので、めいっぱいナットを締めても固定出来ません。
根元はゴムなので、ちょっとグラグラしますが、まあ、リムテープもあるし、そこが原因でバーストなんて無いだろう…と思っていました。
が、タイヤ交換した日よりもバルブが出て来てる?脱腸状態。
またゴミがリムとゴムの間に噛むような状態であり、これはあんまりよろしくないなと。
これで、少し怖くなって空気圧を4Barまで下げて山翡翠丸に乗っていました。低い空気圧で乗るなんて、なんのために仏式チューブに変えたんだ?なんのために細いタイヤに変えたんだ?
このままじゃ行かん!
で、対処法を考えるのですが、英式とリムの穴の大きさが同じの米式のチューブに交換する方法が一番手っ取り早いんですが、このサイズのチューブで米式って選択肢が限られるんですよね。何よりも、今使っている仏式が勿体ない。
では、今の仏式を使い続けるのを前提に何か方法は無いかと考えてみました。
ママチャリに仏式チューブを考えられている方、自己責任で参考になさってください。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 250
普通のママチャリリムに仏式チューブを装着すると、穴が大きいために、ポコンと飛び出たゴムの部分もリムから見えるような状態になってしまいます。また、バルブのネジ部分も一番下までは切れていません。なので固定用のナットはバルブを固定する事が出来ません。
根元はゴムなのでグラグラしちゃいます。もちろんこのバルブの付け根は簡単には裂けないようにかなりの量のゴムを使い補強をしてはいますが、リムが接触し、チューブ内の高圧によって、押しつけられる状態ですと、そこにはかなりのプレッシャーがかかっているはず。
じゃあ、どうすりゃ良いんだよ?
簡単に言えば、ママチャリの穴が仏式並の大きさになれば良いんだよね。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 250
で、考えたのが、根元が外に出ないようにワッシャを入れちゃうと。本当は、リムテープとリムの間にワッシャがあれば良いのかもしれないけど、作業が複雑になりそうなのでパス。
で、バルブが引っ込むことになるので、ネジ部分がリムよりも奥まで来ます。これなら、ナットでしっかりリムとバルブを固定出来ます。
これですべて解決ですね。多分w
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 500
で、ワッシャですが、うちのジャンク箱に入っていた物を使いました。参考までにサイズを。ワッシャの外形は12.8mmってところです。
ママチャリ専用のリムテープが12mm幅なので、ママチャリ用のリムにはこのくらいが一番収まりが良いのかもしれません。本当は12mm以下ならもっと良いのかもね。シビアに言うのなら少し削るというのも良いかも。ただし、削った面が粗いと、そこがバーストの原因にもなり得るので、慎重にね。
ちなみに、このワッシャは、前カゴを固定するボルトナットセットの中に入っていたヤツ(たしか)。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 640
内径は4.5mm。
厚みは測ってないけど、0.5mmかなぁ。素材は多分ステンレス。さびない素材が良いでしょうね。多少の変形が期待出来るアルミだったらモアベターかも?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100
ママチャリなので、簡単にはタイヤは外れない。でも、今回はバルブだけ露出出来れば良いのでタイヤは自転車に取り付けたまま。
こういう時は両立スタンドが良いなぁと思う。
あ、こういう作業をするときには、雑巾でタイヤやリムの泥なんかを拭いてから。じゃないと、こんな隙間が空いた瞬間に砂なんか入り込んだら…パンクの元だし、これを取り除こうと思ったら相当面倒w
さっき、リムとリムテープの間にワッシャを入れたいけど断念したと書いたのは、この隙間からワッシャを正しい位置に設置しバルブでそれを貫くなんて作業が出来るのか?またパンクしたときに、バルブを抜いたときにワッシャが紛失したりはしないか?と葛藤したから。
ワッシャがタイヤ内で行方不明になんかなったら、それ、パンクの原因でしか無いからw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100
作業完了!
バルブはバッチリ固定されました。全く違和感ない!
空気圧は7barまで入れても、もう脱腸にはならないでしょうな。早速こぎ出す。うはっ!軽快。なんか、山翡翠丸にもビンディングペダル付けようかな?
さて、山翡翠丸は当面パンクの心配は薄れたぞと安心して片付けをしていると、クロネコヤマトの宅急便が。
「サイクリー様からのお届け物です。」
おお、もう来たの?(普通は昼前に来るのに。この時まだ10時。)
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/4.5, ISO 100
シュワルベのアルトレモDDです。Amazonで新品で買おうと思ったら、1本6,000円だったりとか、絶対そんな値段では買えませんw
ちなみに、このタイヤは中古で価格はなんと!1本980円w
値段から相当摩耗しているのは想像付きますが、俺がこのタイヤに期待しているのは、グリップ力なんかの限界性能では無く、耐パンク性能のみ!
…いや、この派手な風貌も気に入っているところではあるんだがw
そんな物に1,000円使うんなら、最初から6,000円出せば良いんじゃ無い?
仰る通りですが、タイヤも工業製品である限り、初期不良はどうしてもあります。で、俺はそういうの引くタイプ。それならば、使い込んだタイヤであっても、それまで無事に仕事をしてきた実績を評価して、その対価を支払いたい。(大げさだなw)
俺がクルマにしろ、カメラ機材にしろ中古に抵抗がないのは、そういうのがあるから。
親父がクルマは新車しかダメで、何回か失敗してたからなぁ。試乗車ってのは乗れても、納車されるクルマには乗れないから。いつも「試乗車の方が元気だったような気がする」と言ってた。
まあ、そんな俺も、結婚だけは仲人さんに「初婚の方をお願いします。後は贅沢言いません。」と言いましたがw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/2.8, ISO 100
アルトレモDDの「DD」って何?
どうもDouble Defenceと言う意味らしいですね。パンクが怖くてこのタイヤに行き着いた俺にとっては、なんとも頼れるフレーズw
ドルビーデジタルでは無いと聞いて安心w
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100
早速装着し、定点撮影。
翡翠丸Aになって3本目のタイヤですが、初めての青くないタイヤ。
「こんなのボクの翡翠丸Aじゃないやい!」なんて思ったらイヤだなと思っていたけど、それほど違和感を感じない。
なんでだろう?俺、やっぱり基本的に赤白黒が好きなんだな…って事で説明付いちゃうけどw
でも、この色でロードバイク作ったら丹頂鶴丸だよw(めでたい名前だw)
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100
このロゴなんか、結構手が込んでいて、グレーに白の縁取りだったりするんですよね。さすがは、高級タイヤ。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/4.5, ISO 100
でも、俺がシュワルベのタイヤ買うとはなぁ…。
シュワルベって超高級か、超お買い得しか作っていない印象があったので、金が無い、初心者は卒業したつもりの俺は欲しいモデルがなくて。
これで相性が良いと思ったら、次もシュワルベかな?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/4, ISO 100
安いには、それなりの理由がありましてw
ヒビだらけです。
まあ、パンクには関係なさそうだし、問題ない!
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/4.5, ISO 100
あと、オーナーの人が必ず文句言う、タイヤ側面の糸のほつれ。
これがほつれるのは特に気にならないけど、このほつれた糸がブレーキに悪さをしたら大問題。
まあ、すぐ切れて大したことにはならないでしょうけど。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/4.5, ISO 100
方や不完全燃焼で捨てられることになった、パナレーサー RACE typeA。
ホント勿体ない。悔しい!
なんかタイヤ以外の使い道ないかなぁ?…無いなぁ。ゴミだなぁ。
さて、アルトレモDDのインプレッションをば。
タイヤを25Cから23Cにしたので、大幅に軽快な走りが可能になりました。だいたい「俺、良いペースキープしてんじゃん。」って思うのは28km/hぐらいなんですけど、アルトレモDDではそんなペースで踏んでいると33km/hぐらい出てますw
とにかく出だしが良いですね。あっという間にスピードに乗れます。
その勢いで、サイクリー岡山店まで行ってきました。購入したのは、携帯用ポンプ2本。1本は、遠出するときに持っていき、もう1本は通勤中トラブルがあっても、対処しやすいように職場に置いておこうか。
いや、ホントパンク恐怖症なんですよw