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フロントフォーク交換。黒の引き締め効果は最高!

2016年07月24日 | 俺のDIY

この週末でフロントフォークを交換しました!

フロントフォーク交換は、色々研究することが多いんですが、度胸とケチケチ心で案ずるよりも産むが易しです。(準備無しで成し遂げられるとは言ってませんのでそこはヨロシク。)


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 125

さて、やっとクラウンレース(クラウンコーンとも言われますが)CCIS47が届きました。正直、このクラウンレースが、うちの翡翠丸C(CAAD10)に使えるかどうかは分からないで購入しました。この部品が使える!そんな根拠は前回のブログに書きましたが、それでも所詮は机上の空論。

それならば、今翡翠丸Cに付いているクラウンレースを外して、新しいフォークに移植すれば良いんですが…

 

このクラウンレースを外すのが大変らしく…

GIZA PRODUCTS YC 1859 クラウン コーン リムーバー

こんな工具を使えば外せると。正確に言うと、外すきっかけを作ってくれると…。

この工具で、の刃の厚み分だけ、クラウンレースを持ち上げられます。もし、持ち上げるだけで抜け無かったら…。この工具を直接ハンマーで叩いて外すという、なんか詰めが甘いような工具です。

これがAmazonで送料込みで3,801円です。ちょっとこれだけの工具にこの値段は…ねw

 

次に…

GIZA PRODUCTS SC-916 クラウン コーン リムーバー

こんなのもあります。これはタガネのようにハンマーで尻を殴って、クラウンレースとフォークに刃を割り込ませ、隙間を空けるという、まあちょっと野蛮な道具です。

これがAmazonで1,642円です。ただし、2,000円以下の買い物時は、送料が別途かかります。

この道具はハンマーを使うのでフォークに傷を付けやすいとか?また、脆いカーボンを使用している部品にこういう荒技は。

 

 

こういうツールは、クラウンレースを外すために使うので、クラウンコーンが外さなくてもあるって話なら、こんな失敗しそうになる道具は避けて通りたい。で、クラウンレースは新品を買うようにしました。

で、このクラウンレースがAmazonで送料込み1,236円です。

安全かつ最安値!俺のハートを揺すぶります。

 

しかし、届いたCCIS47は…


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/2.8, ISO 160

こんな感じで、コーンとスペーサーの1ペアだというものでした。

(前のブログで紹介した写真)

これはスペーサーが付いていた状態だったんですねw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 200

そしてベアリングにあてがってみます。

Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 250

3つのパーツを重ねると、しっかり隙間無くいけました。

俺の直感当たるわーw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 400

で、これがCAAD10のクラウンレースです。スペーサーなどはありませんが、寸法は皆一緒。

※一部塗装がはげているのがちょっと気になるところですが。

 

ということで、外し工具買わなくて大正解っぽいです。

 

さて、クラウンレースをフロントフォークに取り付ける時も道具がいるんです。

grunge クラウンレースインストール

こんなの使います。Amazonで送料込み3,858円。

 

でも俺は、良くある水道管の塩ビパイプを使って工具を自作しようと思います。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 200

俺は塩ビ管を2つつなげて工具にしました。つなげたのはセロハンテープ。寸法は上の図通り。うちのフォークのコラムが僅か17cmしかないから2つでOKです。

 

お値段!ホームセンターで75円×2本=150円。これだけでしたw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 320

あとクラウンレースの斜めになっている部分の外径(39mm)と、パイプの内径(38mm)がちょっと違います。こうして面取りしてやってやれば、奥まで入ります。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 500

薄くグリースを塗り、クラウンレースを差した所、これはこれ以上素手では入りません。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 400

と言うことで、パイプを被せます。最初はフォークを持って、パイプの上を木槌で殴っていましたが、そんなパワーではビクともしません。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 200

で、フォークに付いていた、樹脂製のエンド工具(?)を付けます。これを地面に付け、上から殴ると、あっという間に入りました。力が逃げなかったらうまくいくんですよね。

ホント、この動画と同じぐらい簡単に!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 800

はい!見事にクラウンレース取り付け完了!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/8, ISO 2,000

お次は、プレッシャーアンカーも移植します。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/8, ISO 3,200

ま、この辺は全く簡単です。

もうほぼ不安な所は無くなったので、早く自転車に取り付けたい!その一心です。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/8, ISO 3,200

新旧のフォークを並べると、コラムが僅かに1cm程短くなるようです。

まあ、スペーサー1個抜いて調整すればいい事なんですが、乗車姿勢に影響が出ないことを祈ります。

 

で、ここまで来たら、もう撮影なんかやっている暇はありませんw

一気に組み上げます!

 

多分、ニヤニヤしながら組み立てていたと思います。だって格好良いんだもん!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/8, ISO 100

うはっ!かっけーーー!

え?フロントフォークが黒いのって格好良いの?って思ったあなた!ボンネットが黒い豆腐屋のハチロクが格好良いのと同じような現象だとご理解くださいw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/8, ISO 100

前から見ると…なんか細い!

エアロ形状なんだそうです。すごくシャープな印象です。

 

あ、フォーク交換後はブレーキシューの位置の調整が必要になります。お忘れ無く。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/8, ISO 100

嬉しかったのは、後付けパーツなのにもかかわらず、そんな感じがしないこと。フレームとフォークの接地面の大きさがあつらえたようにピッタリです。

あと、お尻のラインのような意匠が素敵っ!!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/8, ISO 100

このヘッドキャップもお気に入り。

いつも目に付く所だから格好良いのは嬉しい!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/8, ISO 100

定点撮影。

黒いフォークが不自然だったらどうしよう?と思っていましたけど、ダウンチューブのCannondaleの文字が黒いので、あまり違和感が無いです。

フォークに入っている白いラインも白いフレームとの連続性があります。

先日の定点撮影

フロントフォークの黄ばみが気になっていました。が、それともおさらばです。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/5, ISO 100

ローアングルから。

中古とは言え、ピカピカのこのフォーク。良い物が手に入りました。

上手く取り付け出来たこと、

無駄な工具を買い足さなくても良かったってこと、

これらの理由から、今回のDIYはすごく満足しています!

 

うーん、さらに盗難のリスク上がっちゃったかなぁ?気をつけようw


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1 コメント

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Unknown (とら)
2022-05-07 11:07:13
Columbusのカーボンフォーク(1-1/4テーパード)に使うクラウンレースを探していて、Amazonのレビューで3Tフォークに付けてる方がいたので調べてたらこちら見つけました。
おかげさまで無事に組み上がりました。
非常に参考になりました。ありがとうございます。
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