川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

2011年撮り納め

2011年12月30日 | 俺の撮影

大晦日は色々朝からドタバタしそうなので、30日の今日が早朝散歩の撮り納めと言うことになりそうです。

いやー、この2011年は本当に激動の年でした。もちろん東日本大震災という大変な災害もあった年でもあります。直接の揺れの被害、その後の津波の被害、また原子力発電所が制御不能となり、放射能漏れの被害が相次ぎました。その被害も、無知な政治家のパフォーマンスにより拡大した等の報道を見ると、忸怩たる思いがしたモノです。復興についても政治的な取引が優先され、被災地の心情などは二の次になるなど、何で国がこの様な状態の時に、この様な無慈悲な災害が起きるのかなと無情な感じを強く持ちました。

俺的には、1月にEOS 5Dを手に入れて、それから機材を売ったり買ったりしましたねぇ。結構金を使ったような気もしますが、パチンコをしていた時のように「うわぁ、次の給料日までどうしよう?」という所まではいかなかったので、まあ、うまい具合に安く買って、高く売ることが出来ていたんだと思います。実際、購入する時に清水の舞台から飛び込んだのは…

Canon EF 300mm 1:4 L IS USM

SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM

この3本かなぁ。

特に300mmは勇気がいりましたね。中古相場が10万円ぐらいのモノが、某ショップの中古で8万円。相場より安いと言っても8万円ですから…。その時に何本かレンズを手放し、軍資金にしましたけど、それでも購入費用の半分になったかならないかです。足らずの4万円どうするよ?そんな時自分への言い訳に出てくる台詞が「昔は1日4万円ぐらい平気でパチンコで負けてたぜ!」

…いや、さすがに4万円/日も負けたことはないですがw

それでも、2日連続2万円ってのはあったかな?ま、そんな事はどうでも良いんですが。

そこまで苦労して手に入れた300mmも二線ボケの症状で、やっぱり手放そうか…みたいな。結果二線ボケの原因は粗悪な安物フィルターが原因だった訳ですが、あの時…手放さなくてよかったぁ…と。

 

それから、今年は、広角から望遠までまんべんなく取り扱ったかなと、そう自負しています。

改めて、うちのレンズのラインナップを挙げると…

TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4

SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8

Canon EF 50mm 1:1.4 USM

Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO

Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM

Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM

Canon EF 300mm 1:4 L IS USM

…8本か。無駄なモノは無いのかなと思います。うち5本が単焦点ですね。好きなんですwフレーミングを前に行ったり後に行ったりで調整するのw

…あれ?もっと色々持ってなかった?と思われる方もおられるかもしれませんが、あとは全部手放しました。防湿庫がパンパンなんでw

 

また、今年はフィルムでのプリントが岡山では満足出来無いと言うことも分かりましたし、フルサイズデジタル一眼のクオリティを知ってしまった今、フォーサーズ、マイクロフォーサーズに戻ることは出来ないと言うことがよく分かりました。当面キヤノンのイオスデジタルをぶれなく(?)使っていくことになりそうです。

 

おっと、今年の回顧が長くなりました。今日の撮影の話をします。

今日は今年最後の撮影と言うことで、今年最もよく使った機材をチョイスしました。

Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + Canon EXTENDER EF 1.4x

この組み合わせです。

 

…しかしw

散歩初めて最初にカメラバッグから5Dを取り出した時に重要なことを思い出します。

「あ、充電するの忘れたw」

まあ、全く動作しない訳ではないので、何枚かは撮影出来るでしょうが、無駄にIS効かせないように、ちょっとファインダーを覗くだけの時は、フォーカスリング回してピント合わせたりとかw

 

そんな事なんで、今日の写真は少ないですw


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + Canon EXTENDER EF 1.4x
1/1600s, f/14, ISO800

最近は夜明け前から歩く事が多いので、必然的に日の出は被写体になってしまいます。今日は、望遠で日の出が撮れて正解。

と言うのも、日の出の周囲は結構良い空&雲なんですが、それより上は、結構厚い雲でした。

この厚い雲が結構くせ者で、今日はシャッタースピードが稼げないことに悩まされます。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + Canon EXTENDER EF 1.4x(トリミング)
1/50s, f/5.6, ISO800

多分、今年最後のカワセミ。

下のくちばしが赤いのがメスの印ですが、こりゃまた鮮やかな紅色で。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + Canon EXTENDER EF 1.4x(トリミング)
1/500s, f/7.1, ISO800

今年はなかなか撮影出来るような所にいてくれないツグミ。今日は割とオープンなところに出て来てくれたので撮影出来ました。

しかし、今年は何でこんなに渋いんでしょう?それとも去年がフレンドリーすぎたんだろうか?


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + Canon EXTENDER EF 1.4x(トリミング)
1/25s, f/5.6, ISO500

シャッタースピードが稼げず、しっぽがぶれた写真にw

でもこれがジョウビタキらしいと言えばらしいところ。

この写真、かなり大胆にトリミングしましたが、それでもこれだけのディテールが残っているというのがフルサイズの強みかなぁ?


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + Canon EXTENDER EF 1.4x
1/100s, f/5.6, ISO320

これ、5mほどしか離れていないんですけどw

アオサギって、結構臆病者で、すぐ逃げるんですけどね。こんなにらめっこ状態になるなんて珍しい。

胸毛(?)を見ると、どうもご老体のような気もします。かなり人間慣れしてるんでしょうね。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + Canon EXTENDER EF 1.4x(トリミング)
1/500s, f/8, ISO320

逃げるヒドリガモ。

本当は逆光過ぎて鴨のシルエットしか分からないような写真だったんだけど、RAW現像様々、ここまで羽根の模様が復元できます。

そういえばRAWで写真を撮るようになったのも今年から始めたことでしたね。どんだけ失敗写真を救って貰ったかw

 

と言うことで、みなさま良いお年を。来年も良い写真が撮れるように精進します。


早朝限定。氷×マクロ。

2011年12月30日 | 俺の撮影

最近、早朝散歩して思うことは

「とにかく寒いw」

体感温度でもかなり寒いんだけど、やっぱ、色々凍ってるところを見ると、視覚的にも寒く感じる訳で。

ならば、それを今日はネタにしてやろうと。

今日の機材は40Dと久々登場のCanon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USMとこれまたご無沙汰のSIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROです。

いやー、最近、標準と望遠ばっかで、マクロらしいマクロは撮影してなかったなあ…と思いながら機材を準備。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/100s, f/2.8, ISO800

緑の雑草が霜で白くなっているってのは良くあるけど、紅葉した葉っぱが…ってのはあまりないと思う。赤と白の対比も鮮やかだと思います。

秋がいきなり冬って感じですね。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/100s, f/2.8, ISO640

ナノハナにも霜が。

これは逆に春の花に霜が。ナノハナの写真には明るい印象があるのですが、これは逆で面白い。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/125s, f/3.2, ISO400

これはローアングルから、ライブビュー撮影。20Dから買い換えたので、しっかり新機能は使います。

だけど、ライブビューをすると、ガンガンバッテリーが無くなるんだよな…。バッテリーが2本入るバッテリーグリップを装着していても、全く油断できないw


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/125s, f/3.5, ISO400

土の塊にも霜がw

なんか面白かったので撮影。最初はう○こかと思いましたw


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/100s, f/2.8, ISO400

氷漬けのホトケノザ。これまた時期的にアンバランスな組合せ。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/25s, f/5.6, ISO400

いろんな方向に向いた氷の結晶が面白いかなと。

ちなみに、こういう接写時には膝をついていますので、ズボンの膝の所が氷水で濡れている状態。冷たくってしょうがないです。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/400s, f/6.3, ISO400, +0.7Ev

日の出~♪

初日の出の予習のつもりで撮ったけど…来年の初日の出って、天候が悪く見られないとか…え~~?


Canon EOS 40D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/125s, f/3.5, ISO400, +0.7Ev

ここで24mm広角マクロレンズにチェンジ。今度はどう背景を絡めるかがポイント。ライブビュー大活躍。


Canon EOS 40D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/80s, f/2.8, ISO400, +0.7Ev

あれ?あんまり広角っぽくないなと思ったら、APS-Cだから1.6倍だった。40mmぐらいあるのね。


Canon EOS 40D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/640s, f/8, ISO400, +0.7Ev

ふと見上げるとトビが。思わず太陽と絡めて。


Canon EOS 40D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/400s, f/7.1, ISO400, +0.7Ev

ペンペン草も凍っています。

さすがにこういう背の低い草のローアングル撮影はライブビューも無理。ノーファインダー撮影です。

道理で、電柱が傾いてる訳だw


Canon EOS 40D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/125s, f/3.5, ISO400

この葉っぱは粉砂糖をふったようになっていました。

面白いねぇ。何が他の葉っぱと違うんだろう?


Canon EOS 40D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/125s, f/3.5, ISO400

星形の葉っぱに付いた霜。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/160s, f/4, ISO400

同じ葉っぱを100mmマクロに戻して撮影。ここまでレンズと被写体とが近いと、あんまり広角と望遠の差はないですねw


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/200s, f/4, ISO400

ギザギザの葉っぱにトゲトゲの霜。何か強そうw


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/320s, f/5, ISO400

さて、この写真には何が写っているでしょう?


(上の写真の等倍トリミング)

カワウが魚を飲み込もうとしているところでした。え?そんな大きな魚入るの?


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/320s, f/5.6, ISO400

今日のカワセミ。

それにしても激しくカモとその仲間がひしめき合っている。

こういう自然が身近にあるってのは、本当に素晴らしいこと。

カメラをやり出して、そのことに気づいた。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/320s, f/5.6, ISO400

そして、マクロレンズなんだから、カワセミも接写してやると接近中w

…これ以上は道が無く、近づけませんでしたけど。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/200s, f/4.5, ISO400

この辺の霜はちょっと控えめ。木目が細かいだけに、綺麗ですよ。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/60s, f/7.1, ISO400

え?これは何の実だろう?

色とディンプルはみかんっぽいけど…。

ただ、冬の寂しげなイメージにぴったりなんで撮影しました。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/100s, f/2.8, ISO800

足下の用水を、魚の群れが…

なるほど。ミサゴが百発百中で魚を捕まえられるのは、上空で、こうした群れを狙ってるんだな。こんな固まりなら、上空からでも狙いがつけられるだろう。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/1000s, f/9, ISO400

川辺も氷が張って、いかにも寒そうです。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/500s, f/6.3, ISO400, +1.7Ev

急に冷えたためか、ドライフラワー状態になったコスモス。秋には被写体としてお世話になりました。


Canon EOS 40D + Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USM
1/640s, f/8, ISO400

お、トビが木に留まっている。あれ?良く見ると…


(上の写真の等倍トリミング)

魚を持ってますね。

え?トビって人間の出したゴミや動物の死肉を食べるんじゃなかったっけ?生魚を食べるって聞いたことがない。

ちなみに、今日はカワウを追い回す、トビを何回か見かけたので、この魚はその戦利品かもしれません。

 

…ってどんなレンズでも結局野鳥を撮ってるよw


めざせ!テレコンマスター!

2011年12月29日 | 俺の撮影

俺の癖なんだけど、昔手放した機材が欲しくなるっていう、どうも面倒な癖がある。

今、再び欲しくなったレンズはTokina AT-X AF 400mm 1:5.6だ。

単焦点の400mm。これをキヤノン純正でゲットしようとすると中古で10万円オーバー。しかし、このレンズなら2万円しない。

写りは、若干甘いと言う印象だったんだけど、明るくて絞りが効いた写真だと割とくっきり写って、結構好きなレンズだった。けど、Canon EF 300mm 1:4 L IS USMへのステップアップへの資金へと変わって貰ったんだよな…。なんか「嫌いで別れた訳でない元カノと、今だったらやり直せるような予感」そんなモノを感じてヤフオクを見てみても、なんか良い玉が見つからない。

と、悶々しているうちにCanon EF 70-200mm 1:2.8 L USMを手に入れた訳なんだけど、これにKENKO C-AF1 2X TELEPLUS MC7(2倍テレコン)をつければ明るさが2段落ちて、400mmのf/5.6って事になるんじゃない?という変な方程式がw

いや待て。Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USMは優秀なレンズだけど、KENKO C-AF1 2X TELEPLUS MC7はヤフオクで3,000円ほどで買える、今イチテレコン。それを掛け合わすと…?分からない。テストするしかないじゃないかw

今日は40DにCanon EF 70-200mm 1:2.8 L USM、あとテレコンをKENKO C-AF1 2X TELEPLUS MC7とCanon EXTENDER EF 1.4xを持って散歩に出かけました。


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + KENKO C-AF1 2X TELEPLUS MC7
1/200s, f/2.8, ISO500

 


(上の写真の等倍トリミング)

うーん、夜明け直後と言うこともあってか、ある程度のシャッター速度を稼ごうと思ったら、どうしても開放って事になってしまう。そうなると、元々のマスターレンズでもくっきりとはいかないので、どうしてもこういう甘さになっちゃうよな。もう少し明るくなってから再チャレンジします。

…ていうか、ボケてんな俺。早朝、望遠、IS無しで、三脚や一脚無しって無謀すぎるw

如何に最近ISに助けられてたかってコトかw


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4x(トリミング)
1/500s, f/5.6, ISO400

テレコンをCanon EXTENDER EF 1.4xとKENKO C-AF1 2X TELEPLUS MC7を交互に装着し、撮影していたところ、Canon EXTENDER EF 1.4xをつけている時にシャッターチャンスが!

目の前で、トビとカラスのバトルが始まりました。


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4x(トリミング)
1/500s, f/5.6, ISO400

1対3とはトビも分が悪いw

カラスもそこまで執拗に追いかけてどうすんだ?お前ら、トビを食う訳じゃないだろ?


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4x
1/400s, f/5.6, ISO400

ジョウビタキ♀。

1.4倍のテレコンだから、280mm。綺麗に写ってるけど、これならCanon EF 300mm 1:4 L IS USMの方がいいなと。

Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4xは重さ1,500g。

Canon EF 300mm 1:4 L IS USMは重さ1,100g。400gも違うんですよねぇ。単焦点だから、レンズの枚数自体も全然違うんですが。


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4x
1/640s, f/6.3, ISO400

ローアングルでの1枚。これは、ライブビューで撮影しました。


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4x
1/1250s, f/9, ISO400

 


(上の写真の等倍トリミング)

ユリカモメ。

さすがに純正品の組合せは質感まで捕らえてくれますね。


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4x
1/800s, f/7.1, ISO400

ボンネットの上でひなたぼっこしているネコ。

昔、某写真雑誌で、某プロカメラマンが「動物を撮影する時は70-200mmがベスト。足りない時用に1.4倍のテレコンがあれば十分。」みたいな事を書いてたけど、何か分かる。

動物を刺激しない程度の距離感を持って、かつ毛の1本1本まで表現するのは、こういう機材の組合せなのかもしれない。


Canon EOS 40D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM + KENKO C-AF1 2X TELEPLUS MC7
1/250s, f/3.5, ISO400

明るくなってきたので、再びKENKO C-AF1 2X TELEPLUS MC7を装着し、テスト。

お、まあまあ綺麗に写っているようですが…?


(上の写真の等倍トリミング)

うーん、解像はまずまずだと思うんです。目の下の毛なんかちゃんと写せてますし。

ただ、最近あんまり見かけなくなった色収差が目立ちますねぇ。でもこの程度の色収差はTokina AT-X AF 400mm 1:5.6でもあったような気がするなぁ。

 

結局。

野鳥はCanon EF 300mm 1:4 L IS USMで撮って、トリミングってのが一番のような気がする。今更Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6を買っても、手ぶれ補正機能がないし、ピント合わせも遅いし…。

そんな事より、もっと質の良い2倍テレコンを買った方が幸せになるのかも?


ミサゴ航空ショー、絶賛開催中

2011年12月25日 | 俺の撮影

えー、最初にお断りしますが、今回はいつにも増して下手くそ写真です。ご了承ください。

と言うことで、EOS 40Dを再購入したというのは、先日のブログの通りですが、なかなか現場に持ち出すことが出来ずにいました。ま、そういう事で、今日の日記のネタに撮影散歩に持って行きました。それで「ISOオートって便利だね」とか「バッテリーグリップがあるから、縦での撮影も良いね。」みたいな流れで簡潔なものを書くつもりでした。

で、早速出かけたんですけども…


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/200s, f/4, ISO1600

おおっと、夜明け前からカワセミに遭遇。幸先のいいスタートです。しかも、かなり近づけるという。この40Dは野鳥と相性がいいのかもしれません。

うん?でも今日のタイトルは「ミサゴ航空ショー」。それって何?


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/800s, f/7.1, ISO1600

今日は何が良かったのか分かりませんが、ミサゴが土手の上空を飛びまくっていました。常時4羽以上上空を旋回してたかな?こう言うの、この近辺では珍しいです。ひょっとしたら家族なのかもしれません。

写真は爪を見せホバリングの図。


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/320s, f/4.5, ISO1600

お、魚を捕まえたようです!


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO1600

さっきのミサゴは下の方に写っているもの。上にもミサゴが写っていますが、お!そっちのミサゴも魚を捕まえていますね!

…ってミサゴは魚を捕まえると、遠くに運んでから食べますが、どこまで運ぶんだろう?


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO1600

さて、ピントが外れまくりですが、ミサゴの入水の瞬間が撮れました。

突入の瞬間、翼を閉じ、脚を顔より前に出しているんですね。すごい体勢です。

(なんかガウォークバルキリーだなw)


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO1600

そして全身が水に入るほどダイブ!

俺はもうちょっと上手に脚だけ水につけて魚を捕まえるモンだと思ってたから、この不器用さと、バサーーーーンという大きな音と、跳ね上がる水しぶきにしばし感動しました。


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO1600

うん?魚の抵抗が激しいのか?少し水中の時間が長いぞ?


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO1600

おお!翼が出て来た。


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO1600

飛び立ちましたが、魚を片足で持っている状態。ちょっと危なっかしい。


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO1600

でもすぐに、両足で持ち直し。つかまった魚はもう、まな板の上の鯉ですな。

それにしても酷いピンぼけ連写w


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/1600s, f/10, ISO1600

撮影中、1羽が俺の頭の上を旋回し始めました。そりゃ願ったり適ったり。早速激写激写!!


(上の写真の等倍トリミング)

うわ、良く見たらガン飛ばされてるしw

へいへい。ミサゴ以外を撮ることにしますよw


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/500s, f/5.6, ISO400

まずは鴨の水上走り。てけてけてけ-!

よく見かける光景ですが、写真にしようとすると、かなり難しい。

気づかれないように近づいて、驚かして、逃げて貰わないとダメ。そーっと近づくと鴨はゆっくり泳いで岸から離れるだけ。

サッサと近づくと、カメラを構える前に逃げる。最悪走らずに飛んで行ってしまう。


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/500s, f/5.6, ISO400

目の前にスズメ。反射で思わず撮影してしまった。

でもスズメにここまで近づいたのは久しぶりw


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/500s, f/5.6, ISO400

ハトだけだと、しょうもないんだけど、この木の実が良い味を出してるなと。

こうやって留まってる鳥にピント合わせるのは簡単だねぇw


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/500s, f/5.6, ISO400

モズ、なんだけど、珍しくメスじゃないかな?クリッとした目がカワイイ。

これでもミサゴや鷹と同じ猛禽類なんですけど。

 

ところでミサゴはどうなった?


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/1250s, f/9, ISO400

まだまだ絶賛餌取り中です。ホバリングで狙いを定めてーーー。


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/1000s, f/9, ISO400

一気に急速落下!!


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/800s, f/7.1, ISO400

そして、魚ゲット!!くっそー!ピントは背景に合ってしまった。


Canon EOS 40D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/1250s, f/10, ISO400

そして悠々と俺の横を通過していきましたとさ。捕まえたのはボラっぽいね。

 

あれ?40Dってゴミ取り機能が付いてなかったっけ?一度綿棒でクリーニングするかな~。

 

うん、ミサゴはこのまま終わらせられない。もっとビシッと、魚を捕まえる瞬間を撮りたい。リベンジしますよ!


対決!F2.8vsF4!70-200mm頂上決戦!?

2011年12月23日 | 俺の機材

まあ、そういう事で、勢いでCanon EF 70-200mm 1:2.8 L USMを購入してしまいました。

購入に至った経緯を簡単に説明しますと、俺は、この長さのレンズはCanon EF 70-200mm 1:4 L USMを所有していて、先日のモミジ撮影なんか屋外での撮影にはなんら不満を感じなかったのですが、その後の娘の生活発表会において、ああ、これは暗いレンズなんだなぁ…と思い知らされた訳なんです。

でも待てと。Canon EF 70-200mm 1:4 L USMの前に、TAMRON SP AF 70-210mm F/2.8 LDなんてレンズを買ってしまって、ちょっと甘酸っぱい経験をしちゃったじゃないか!本当に明るさだけで、色々解決しちゃうのかと。

(TAMRON SP AF 70-210mm F/2.8 LDは、明るいレンズだったけど、開放から結構絞らないとシャープにならないし、何よりAFの速度が壊滅的に遅かったレンズで、当時これを購入する際EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USMを手放したことを猛烈に後悔しました。実売価格8,000円であの性能は素晴らしいの一言です。)

暗さをフォローするにはどうすればいいのか、2つほど選択肢がありますわな「明るいレンズに交換する」「手ぶれ補正機能で誤魔化す」

正直「Canon EF 70-200mm 1:4 L IS USM」で行こうかなと思った時期もありました。が、俺の経験上「ISは万能じゃない。IS付きでもキレイに撮りたけりゃ三脚がいる。」ってのは分かっていますので…。明るくする方向に考えが向きました。

 

で、色々リサーチ。Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USMの相場は…7~8万円と言ったところか…と思っていたら、6万円台後半もチラホラ見られるようになって来ていまして、Canon EF 70-200mm 1:4 L USMが5万円で売れると仮定した場合、その差額2万円以下。これなら、安物のレンズに飛びつくのと同じ勢いでいけるかな…。

そう思っていたところに、オークションではなく、京都の中古カメラを取り扱っているカメラ屋さんで2.8が62,000円で売っているのを発見。こ、これは…飛びつかないと、次はない!と言うことで確保!です。

「ちょっと早まったかな?」という感じがしない訳でもないですがw


FUJIFILM FinePix Z5fd
1/70s, f/3.5, ISO200

Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USMを5Dに取り付けたところ。さすがに迫力がありますねw

特にフィルター径77mmの枠いっぱいに拡がっている前玉の迫力たるや、素晴らしいの一言。この中にUDレンズ4枚も入っている訳ですね。このレンズ、のぞき込むと光源が入り込んで目茶苦茶綺麗。これだけで1合いけますw


FUJIFILM FinePix Z5fd
1/75s, f/3.5, ISO200

Canon EF 70-200mm 1:4 L USMを装着したところ。いやいや、これだってかなりの迫力。ネットでは、このレンズは小型で軽量、ブンブン振り回せるレンズとか評判ですが…、これでも十分でかくて重いと思うのは俺だけかなぁ…w

まあ、レンズだけ比べたら2.8の方が倍ぐらいの重さなんですけどw

元々重い5Dに取り付けたら、その差は意識しなくて良いよ。どうせ重いんだから…って感じw

なになに?こちらはUDレンズ2枚、蛍石レンズ1枚。ええ?コイツ蛍石入ってたの?結構金かかってんだw


FUJIFILM FinePix Z5fd
1/120s, f/3.5, ISO400

デザインとか、ほぼ一緒。長さとか、太さもそんなに変わりませんね。これで「写りも変わりませんねぇ」みたいな検証結果が出たら、どうしようw

スゲー後悔すると思うw

ちなみに、この2.8は安かっただけに程度はメチャ悪w

傷だらけだし、キャップとレンズフードには前オーナーのイニシャル(?)が書いてあって、それが消えない。哀しいのは前玉にちょっと傷があること。写りには関係ない所ばかりだし、程度は今イチとお店の方から聞かされていたので、そんな物に飛びついた俺がバカなんだけど、リセールバリューは相当下がるだろうなと…。ションボリです。

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM
1/3s, f/2.8, ISO1600

さて、今日の撮影散歩開始は午前6時。前日が冬至だったこともあってか、6時って言えばまだ「夜」。星も綺麗だったなぁ。

そんな中、ほぼ新月の月が空に浮かんでいまして、太陽の光が当たっていないところも、地球の光の反射でうっすら見える面白いコンディション。普段なら、カメラバッグの蓋を開ける気にならないシチュエーションですが、今回のテーマは「明るいレンズはどこまで攻められるか?」なんで、撮ってみました。

まあ、普通に撮って成功する訳無いんで、ISOは普段使わない1600まで上げ、身体はたまたま近くにあったゴミステーションに押しつけるような形で撮影。こんなに朝焼けって感じではなかったんですが、まあまあイメージ通り。

手持ちでこれが撮れると言うことは、やっぱり明るいレンズ様々なのかなw

(いや、1/3秒でぶれない俺がすごいかwと自画自賛w)

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM
1/100s, f/2.8, ISO400, +1.3Ev

まだ全然夜明け前。ISOは常用の400にして何か写せない物かとキョロキョロしながら信号待ちしてたら、何となく「信号でも撮ってみっか」って気持ちになって。

驚いた。

開放で、文字とかケーブルとか見て分かるように目茶苦茶シャープ。(ネットでは、これでも甘い甘いと文句言われまくっているけど。)

しかも1/100秒のシャッター速度が稼げる?すごいなぁと。まあ、信号の光に合わせての露出なんでしょうが…

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM
1/30s, f/2.8, ISO400

そしてだいぶ明るくなって(でもまだ太陽は地平線の下)線路脇で電車を待つ。それまでの間鉄橋を撮ってみるが…。

さっきも思ったけど、開放から十分シャープ。開放が使えると、背景のぼけとの対比が効いて立体感が増すよねぇ。

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM
1/400s, f/4, ISO400

ヘッドライトの明るさでAEが働いたので、思いっきりドアンダーな感じだけど、これは今までにない「早朝感」?

現場でカメラのプレビューを見た時は、黒潰れ…?と思ったけど、そこはパソコンに取り込んで見るとそうでもなかった。

 

ところで…この電車行き先表示もなく、運転席にもほとんど明かりが灯っていないんですが…まさか、幽霊電車とか?(ないないw)

4
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
1/50s, f/4, ISO400

で、今度はCanon EF 70-200mm 1:4 L USMで同じ鉄橋を撮ってみる。まあ、この時間帯、刻一刻と明るくなっているけど、写りは2.8に負けるとも劣らずといった感じ。

比較しちゃえば、開放値の差で背景のぼけ量が違うんで、2.8の方が眠くないけど、これだけを見せられると、特に問題なく見ることが出来る写真かなと。

4
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
1/320s, f/5, ISO400

で、汽車も。全然周囲の明るさが違うから、2.8の写真と比べる訳にはいかないけど、ホント、外で撮ると、このレンズは綺麗に撮れるんだよなw

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM
1/640s, f/7.1, ISO400, +1Ev

このレンズでの初野鳥はモズでした。

望遠端にすればもっと大きく撮れたけど、あえてこの構図に。空の色の変わりっぷりも撮りたかったので。

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
1/100s, f/2.8, ISO400

MKPに行くと、普段雑草が生い茂って見えないところに…

この横穴は、カワセミの巣です。恥ずかしながら、俺、初めて見ました。カワセミが、崖に横穴を作って巣にすると言うのは知っていましたが、そういう場所が土手にはないので、どこに作っているんだろうと不思議に思っていましたが、これで解決w

しかし、ちょっと増水すりゃすぐ水没って所に巣を作るんだなカワセミは。

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM(トリミング)
1/500s, f/4.5, ISO400

かなり日が射してきました。木漏れ日が良いですね。

普通、この様な逆光気味のヒヨドリは黒潰れしちゃって羽根のディテールなんかうまく写せないんですが、これはなかなか。順光で写した時のように羽根の色の濃淡まで分かりますね。

どうも、このレンズの良さは、「失敗写真の要素を潰す」所にあると思います。…って自分でも何言っているか分からないのですがw

とにかく、今までの写真+αがあるような気がします。

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
1/640s, f/6.3, ISO400

なんか木の芽なんかもチラホラ見るようになってきて、冬って感じがします。

こう言うのはやっぱり、Canon EF 100mm 1:2.8 L MACRO IS USMで撮るのが正解なんでしょうねw

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM(等倍トリミング)
1/640s, f/5, ISO400

やっぱりどんな形であれ、カワセミが撮れると嬉しいw

等倍トリミングで、ここまで解像しているというのは驚き。少し絞ったら思いっきりシャープになると言う評判をよく聞くけど、こう言うことだったんだと実感。

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(70mm)
1/800s, f/10, ISO400

さて、恒例の自販機での解像度チェック。条件は、ISO100固定。撮影はPモードで、すべてカメラにお任せ。

まずは2.8の70mmでの撮影。

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM(200mm)
1/800s, f/5.6, ISO100

次に200mm。いやもう、綺麗に撮れてて非の打ち所もありません。

4
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(70mm)
1/250s, f/8, ISO100

次に4の方の70mm。水平取れてないのは気にしなーい!!

4
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(200mm)
1/400s, f/5.6, ISO100

で、これが200mm。これも綺麗に写っています。

2.8と4、どこが違うんだ?と言われたら、どこが違うんでしょうね?

どうもこうした動かないものの写りはどっちも大差ないという感じでしょうか?

 

200mmの方の写真を見比べてみます。数値を比較してみましょう。

Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM(200mm)
1/800s, f/5.6, ISO100

Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(200mm)
1/400s, f/5.6, ISO100

と言うことなんですが、今回たまたま絞りがどちらも5.6と揃ったんですが、同じISO値、同じ絞り値なら、2.8の方がレンズが大口径な分だけシャッター速度が2倍稼げる。という結果が出ました。

そりゃ、値段が違うんですもん、いくらかは違いがあるとは思いましたが…ここまで顕著に出るとは驚きました。

この差は、手ぶれにも、そしてもちろん被写体ぶれにも効きますねぇ。ふう、やっと買って良かったと思えるようになってきたw

2.8
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:2.8 L USM
1/400s, f/4, ISO100

…という、シャッター速度が稼げるというこのレンズの特徴がうまく出たかなと思えるのがこの写真。羽根だけ被写体ぶれで、シャープだけど躍動感があるみたいな。

あと、レンズが明るいというのは、カメラのAFセンサーについても有効に働くらしく、速くて正確。このアオサギの写真だって、置きピンじゃなくって、AIサーボの追っかけで撮れてますから。

こりゃあ…いつかはサンニッパって誰もが思う訳ですね。今分かりましたw

 

で、2.8と4との頂上決戦ですが、やっぱり2.8が上ですねぇ。2.8に出来て4に出来ないと言うのは所々あるんですが、4に出来て2.8に出来ないものって、今のところ無いように思います。

強いて言うのなら、4は若干軽い。蛍石レンズが入っていると、そのくらいの差かな?

 

正直、サンヨンを毎週末散歩がてら2時間以上振り回している俺にとっては、レンズが多少重たくても苦痛には思いません。だから、1万円程度の差なら、「迷わず」2.8を買えと、悩んでいる人がいたら、アドバイスしてあげたいですね。

 

さて、このレンズ本領発揮っていつだろう?娘の卒園式かなぁ…。

どこかで、室内の撮影可能なイベントがあったら撮りに行きたいなぁw