清水エスパルスとラーメンと私。

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ジュビロ磐田は、これで、本当に良かったのか?

2005年06月11日 | サッカー全般
急転で、決まった、元日本代表の藤田の名古屋グランパスへの移籍
 当初は、浦和レッズ入りが噂されていたが、移籍金を一番高く積んだ名古屋へと相成った・・。しかし、この移籍は、大きな問題がある。それは、『家族』がバラバラになったことだ藤田の子供は、関東の学校へ進学した。だから、藤田は、浦和移籍を希望した?それか、浦和からのオファーがタイミングが良かった?まあ、要因は、それだけではない。仕事場としての浦和レッズにも魅力がある。山瀬移籍によって、空席になっているトップ下は、藤田にとっては、魅力的浦和から、自分を認めてもらって、その年で声がかかって、光栄だったことだろう。相思相愛の仲を引き裂いたのは、ジュビロ磐田だった
 そもそも、藤田は、海外挑戦をしに、オランダへ旅立っていた。チームに馴染んできた頃、日本では、ジュビロが不振に陥っていたそこで、ジュビロがした事は、藤田をジュビロへ復帰させた。復帰というよりは、夢半ばで、引き戻したジュビロは、その後、スランプから抜けるが、監督が交代し、藤田は、出場機会を失った。
 ジュビロの不振の原因には、オシム監督も言うように、一世代で、まとまっていることだろう。だから、世代交代の波が大きく現れた。結果、メンバー的に見劣りは無いが、年齢と共に落ちる、運動量、判断力など、大きく感じてしまう。だから、磐田フロントは、世代交代が急務と位置づけているのだろう。しかし、被害者が生まれてしまった。でも、これは、磐田だけの話ではない。Jが始まって、10年以上が経過した。チーム生え抜きの選手などは、ベテランになった。そのベテランの選手を、うまく扱うには、『プライド』を理解することだと思う。
 浦和レッズにも、非はある。しかし、その非を起こさねば、話が動かなかった事も事実。磐田は、藤田本人の事よりも、浦和の非を問題にした。そして、磐田は、契約中の選手にかかる違約金が少ない事で、浦和への藤田の移籍を承諾しなかった。結果、出場機会を求めていた藤田に、突きつけた磐田が出した選択肢は、『磐田残留』か『名古屋移籍』の二つだけだった誰が考えても、藤田が選ぶのは、一つしかないチームの功労者への扱いとしては、ここまでしていいのか
 でも、名古屋だって、藤田を高評価している。移籍金、違約金に関して、交渉にあたったのは、名古屋フロントとトヨタの幹部。だから、高額なお金が捻出できたウェズレイ、マルケスは、退団したが、大物のルイゾンが加入する。メンバー的にも名古屋は、優勝が狙える良いチーム。是非、藤田には、頑張って、サッカーをやってほしい。
 今回の移籍で、磐田がとった行動は、子供のケンカだった。もう少し、大人の目線で、広く見れば、今回の移籍は、早くまとまっていた事だろう
 『家族』という、つながりは、簡単には、切れないだろう。しかし、『家族』に必要な事は、常に一緒にいる事ではないのかな。ただ、これだけは言える。『お金』よりも『家族』の方が大切だ