今日は三保グランドで松本山雅との練習試合がありました。アイスタでの松本山雅戦は大勢の松本サポが駆けつけたので今日の三保グランドも混むんじゃないか?と、早めに行ったけど、松本サポの数は少なかったです。天気予報も影響したのかな
1本目(45分)は、GKリキ、DF鎌田、浩太、宮本、水谷、MFハチ、六平、村田、ヨシ、澤田、長沢。
雨が降り始めたので空を見上げてたら、失点してました松本山雅先制です
エスパルスの攻撃は村田の右サイドから。村田がサイドを突破し、クロスボール。相手GKを越えて長沢がヘッド。しかし、バーに当たって、こぼれ球をゴールに押し込んだのは澤田でした。エスパルス同点。
でも、エスパルスの攻撃はサイド攻撃一辺倒。村田まではパスが繋がるけど、そこからゴールをどう奪うのか?となると放り込むだけ?中の動きも少ないので攻撃が単調に感じる。
中央もパスで崩せそうなのに、サイドばかりに展開するのはなんでだろう?練習試合なんで、サイド攻撃の徹底を監督から指示されているのかな?松本のベンチから反町監督がボールを受けた選手に「前向け!」と大きな声で指示していました。エスパルスの中盤の選手は反町監督に指導して欲しいと思っちゃいました。エスパルスに足りないのは前を向く意識です。相手にボールを奪われるのを恐れて、セーフティなパスを繰り返し、相手のプレッシャーに負けて、やっと前に運んだボールが後ろや横移動を繰り返す。前に仕掛けてボールを奪われるならまだしも、横に展開していく中でパスをミスしてボールを失うなんて、もったいない。攻撃するために相手のボールを奪ったんだから簡単にボールを失って欲しくない。
右SBに鎌田が入りました。今まで見た中で一番良かったです積極的に前に出られるようになったし、ボールを受けるポジショニングが松本の選手同士の間に入り、いやらしくスペースを有効的に使っていました。2本目では左SBでプレーし、ヒールパスを使うなど前よりも大胆になり面白くなってきました。澤田も前よりも積極的に攻撃を仕掛けるようになりました。澤田も鎌田も期待されての加入なのに周りを気遣いし過ぎて遠慮がちで見劣りがありました。加入して時間も経つし、慣れる頃なのかもしれないけど、京都から加入した福ちゃんの影響もあるんじゃないかな?京都から新加入して、即先発出場して積極的に自分をアピールした。先にエスパルスの一員になっていた二人にとっては良い刺激になったのかもしれません。頑張って欲しいです
2本目(30分)は、GKリキ、DF河井、浩太、42番、鎌田、MFハチ、エダ、ヨシ、北川、村田、FW加賀美。
2本目の立ち上がりに、すぐ失点練習生が最終ラインに入ったのもあるけど、ここのところ立ち上がりの失点が多い。集中力が欠けているんじゃないでしょうか?声も出ていない。松本の選手は大きな声が出ていて試合中に前線のプレスのタイミングなど声を掛け合って確認して、さらに修正までしていました。エスパルスも本番で活かされる練習試合にしてほしいです。
エスパルスの攻撃は決め事なのか?必ずハチを経由する。必要以上にハチにボールが渡る。ハチが悪いというわけじゃなく、無駄なパスが多くなり、早い攻撃が仕掛けられない。
松本はドリバのフィジカルが強くてエスパルスは止められませんドリバはスピードもあり、オビナと兼ね合えば、怖い選手になりそうです。ドリバを止められなくても展開次第では身を挺して潰さなくてはならない時がある。そこの当たりが清水は弱い。松本はピンチになる時は、カードが出ない程度で攻撃の芽を潰して味方が戻る時間を作る。綺麗にプレーするよりも、ズル賢くプレーして欲しい。
3本目(30分)はGKリキ、DF河井、42番、キャラ、水谷、MF宮本、六平、北川、エダ、澤田、FW加賀美。
待ちに待った!エスパルスのゴールの門番!キャラが復帰しました客席からは拍手が起きました。キャラは積極的に日本語で声を出しチームが安定しました。キャラは最終ラインにいるのに前の動きも活性化しました。キャラがいると安心してプレーできるのかな?松本の選手の背番号も大きくなったけどね。
宮本のボランチは北川を活かすには良いです。宮本は北川の良さを引き出すようです。北川、河井が右サイドでチャンスを作るんだけど加賀美が決定機を決められない加賀美は良い場所にいるんだけど決定力が落ちている・・・。河井のクロスは天使のクロス。優しく合わせてくれるんだから加賀美は決めないと。加賀美も良いけど北川もトップで使って欲しい。
松本山雅との練習試合は変則的に3本やり、1-4で清水エスパルスは負けました
空中戦の競り合いを避けたり、フィジカルコンタクトで負ける。エスパルスも走れるようになったんだろうけど、松本の選手のほうが上半身が鍛えられているようでした。そこがコンタクトで差が出るのかな。サッカーのキャリアではエスパルスの選手のほうが上だったと思います。松本は、それを追い抜こうとする精神力を感じる。それがチームにまとまりを作るのかもしれません。対戦相手から学ぶべきものは学べればエスパルスの力になるはず挑戦者の気持ちを忘れずに頑張って欲しいです。