A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

イタリアン・ライムフィズ

2005-10-13 20:53:26 | 食べ物
ジンジャーエールのカナダドライ。この派生商品に「イタリアン・ライムフィズ」という商品がある。
(http://www.cocacola.co.jp/products/lineup/canadadry/index.html#05)

この商品、妙に僕の好みに合ってしまい、コンビニで見かけるたびに購入、スーパーで安売りをしていたときに6本まとめ買い……という風に愛飲していた。
そのまま飲むのももちろんだが、ジンを入れてカクテルにするのが格段に旨い。
ギルビーのハーフボトルにあきたらず、ボンベイ(だっけ?)・サファイア・ジン、なんてしゃれた水色のボトルに入ったジンまで買い込んでしまった。

角氷をいれたグラスにジンを適量注ぎ、その上から、イタリアン・ライムフィズ。
渋みのあるジンと酸味のあるライム。ちょっと甘めだが、きりりと冷たく、炭酸がピチピチはねている瞬間を逃さずに口に含むと非常に旨い。

ところが最近、近所のコンビニでもスーパーでも見かけなくなってしまった。
(スーパーで安売りをしていたとき、悪い予感はしたんだけど)
ちょっと離れたスーパーや、近所と違うコンビニ・チェーンに入るたびにチェックするものだから家内に「お父さん、必死で捜してるね」とからかわれる始末。
そんな思いをしても見つからないものだから、最近ちょっと寂しかったのだ。

しかしまあ、突破口というものは意外なところから来るモンだ。
ウチの会社では休憩室に自動販売機を置いているのだが、そのベンダーのひとつがコカコーラ。しかもその営業担当者が転勤ということで後任を連れて挨拶に来た。
ひとしきり自己紹介と挨拶が終わったあと、「じつは……」とこの案件を切り出してみた。
正直なところ、商品が個性的なため万人受けはしなかったみたいだ。「個人ユーザーとして、会社とは別に箱買いできます?」と聞いたところ「現金引き替えなら特別に……」という話し。僕としては願ってもないことだったので、その場で「1箱注文!」とお願いしてしまった。
後日、新担当が、商品一箱と缶がへこんで試供品扱いの商品を数本持ってきてくれた。もちろんその数本分はおまけである。その場で現金を支払い、自宅に持ち帰ったのであった。
現在、週末になると必ず、「ライム入りジンフィズもどき」を作って飲んでいる。
おいしくて嬉しい。
でも、万人受けしなかったんだったら、いつから商品アイテムから外れるんだろうか?……と心配しながら、つかの間の幸福感を味わっているのである。