かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

ピラフとパエリア

2021-12-21 19:20:51 | 日記

NHK総合あさイチの「みんな ゴハンだよ!」コーナーを見てたら、パエリアをふた付きフライパンで作っていた。

パエリアって、西洋風の五目ゴハンのことぐらいは分かっているつもりだったが、「あれ、ピラフとどこが違うんだっけ」という疑問が湧いた。

この番組のレシピは、ふた付きフライパンで、はじめ野菜をバターで炒めたものに、お米を研がずにいれて、お塩とカレー粉をまぶしてお水と牛乳で炊き上げるというものだった。

一方、ピラフに関するオイラの認識は、まずお米を油で炒めてから具材を入れて炊くという、こちらも西洋風のチャーハン風五目ゴハン程度。パエリアとの違いはお米を炊く前に炒めるか、炒めないかのちがいという理解でいた。

はたして、それでいいのか、ものの本、ではなくネットで調べたら、

① ピラフはトルコ発祥、パエリアはスペイン発祥

② ピラフはお米をバターで炒めてからコンソメなどで炊く。パエリアは具材をオリーブ油で炒めたものに乾いたお米を研がずにいれ、専用のふた付き底浅鍋で炊く

というのが、大きな違いであった。ピラフの米を炒めてから炊くという、オイラの理解は当たっていた。

じつは、このピラフというお米料理は、大学1年の山岳同好会の夏合宿で生まれて初めて知った。会員の女性陣が手際よくテント内でお米を炒め、具材を入れたコッヘルで炊いてくれたのだが、田舎者だったオイラは「さすが都会のヒトたちは住む世界が違うな」と羨望を抱いた。果たして、その味が、美味だったか否か、まったく記憶がないのだが、西洋料理とはこんなものかと眼をパチクリさせた。

きょうのあさイチでは、正統のパエリアとは違って、具材をバターで炒めて、牛乳で炊いていたので本場モンとは違うのだろうが、お米を炒めずに炊くというところは、やはりピラフとの違いなのだろう。

この、山のオフシーズン?にオイラは、毎日のようにメスティンのレシピをYouTubeなどのお世話になって「研究」しているが。

今日は、このパエリアかピラフをメステインんでこしらえてみようかと思い立ち、まずあの大学時代の、「ピラフってどんな味だっけ」という郷愁が優先したので、黒メスティンと買ってきたばかりのダイソー200円アルコールストーブで炊いてみた。

あれから、まもなく「50年!」、レストランでも家庭でも、オイラはこのバタ臭いピラフやパエリアなんぞまったく興味がなく、口に入れたこともなかったが・・・・・

黒メステイン、200円アルスト30mlで15分炊いたピラフのパラパラゴハンを口に入れた瞬間、青春時代がにわかによみがえった(涙)

明日は、パエリアにしようぜ。

 

あさイチレシピ

 

    

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