きのうは、広瀬橋のハクチョウさん一家はどうしているだろうかと、トレランザックに双眼鏡とカメラをいれてウォーキングにでる。さすがにG3Ⅹとモナークを手にしてランニングとはいかないので、小走りに歩き野鳥に出会ったら足を止めるというストップアンドゴーのスタイル。
広瀬橋で一昨日出会ったのは4羽のハクチョウだったが、なぜか幼鳥1羽と成鳥2羽と1羽いなかった。一昨日と同じ家族だと思うがどうしたんだろう。気になってしょうがない。こうなると、今日も現地を周ってくるしかないのか。
今日も対岸の遠いところにいたが、カメラに撮ってくちばしを確認したら、この家族は「コハクチョウ」ではなくて「オオハクチョウ」だった。くちばしの黄色が半分以下なのが「コハクチョウ」、半分を超えているのが「オオハクチョウ」と図鑑に教えられている。
きのうは、オオハクチョウさんたちのほかにも、マガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、カワアイサなど北国からやってきた水鳥たち、同じく冬鳥のオレンジ色のお腹をしたジョウビダキの♂くんにも出会えた。
ジョウビダキ♂
休んでいるゴイサギさんはずんぐりむっくりと可愛いが、たくさんの子供たち(ゴマサギ)と木の枝に休んでいた。彼らは、図鑑によると東北以北は夏鳥に分類されているが、南に引っ越さないのかな、これから旅するのかな。旅の途中で疲れているのかな。観察しておこう。
ゴイサギ成鳥
コガモ♂
チュウサギさんやアオサギさんなどの留鳥は、小魚の狩りに夢中。寒さに耐えられる体力づくりにいとまがないのだろう。
深田日本百名山登頂の思い出 88 荒島岳(あらしまだけ・1523米)
2007年という年は、百名山の登り残しの「追い込み」で集中的に出かけていたが、おもに青春18きっぷ・深夜バス・レンタカーの組み合わせをアシに使っていた。
小石の記録では、荒島岳登山は2007年10月7日。登山口としたのは、JR越美北線勝原(かどはら)駅だった。福井県は当時住んでいた仙台からは遠すぎるし、わざわざ荒島岳一座に登るだけに出かけるはずはないと、小石を探したら伊吹山が2007年10月6日と分かった。
「そうか、伊吹山を登ってから、線路を繋いで比較的近い?福井県の荒島岳に行ったのか、でも18キップの時期でもないのにアシはどうしたんだっけ」
と考えてみたら、
「あ、そうか、JRがこの頃、3日間在来線乗り放題の鉄道記念日記念切符を販売していたな!。」
とギモンが解決した。でも、各駅ばかりで3日間で帰ってくることは厳しい、どうして帰ったのかは不明だが、おそらく金沢か新潟に出て深夜バスでもどったのだろう。
伊吹山と荒島岳の小石にはそれぞれ「98」「99」とも記されていた。荒島岳は、百名山全山踏破に「王手」をかけた記念すべき山だった。
山頂の石仏群と黄金色に輝く越前の田園風景と山並みを眺めながら、晴れ晴れとした気持ちで荒島岳山頂にしばらくの間座っていたことを思い出した。