令和参年辛丑(かのと・うし)、2021年は、「干支」という東洋の陰陽思想のこよみ、すなわち「十干」と「十二支」の組み合わせ(60年に一度の計算)でいうと「辛」(かのと)と「丑」(うし)の組み合わせになるという。
で、この年は、東洋的占いではどのような年といわれているかというと、「辛」は文字通り辛く(からく)、辛い(つらい)=「痛みを伴う幕引き」なのだそうだ。
で、「丑」は、といえば「殻を破ろうとする命の芽吹き」という、何かしら一条の希望を内包したような前向きな予言となっている。
これを、いまのニッポンに当てはめれば、令和3年という年は、
① オリンピックは、海外から持ち込まれるコロナ変異種の展示会となって感染爆発を引き起こし、散々な目にあってしまう
② 戦後の焼け野原から劇的に回復したように、「赤いリンゴにくちびるよせて~♬」、ワクチン効果もあって年末には一条の光が焦土を照らす
というシナリオとなっているのだろうか。
まあ、「当たるも八卦当たらぬも八卦」なのかもしれないが、オイラは明日、第〇の故郷、山梨県富士吉田にむかい、7月1日の午前4時21分の御来光を待とう。富士山頂は、0℃、曇りのち雪の予報。
令和参年、ニッポンの後半戦が鳥瞰できるのかもしれない。
2019年閉山時の富士山頂の夕暮れ。あれ以来のあかね雲と再会できるか。