かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

石垣島の美しさ

2016-06-28 22:00:06 | 日記

徳之島から船で各島を転々とし、午前中のJTAで5日ぶりにこの島に戻ってみると、海の色はともかくも於本岳と桴海於本岳を中心においた石垣島の緑は、格別に美しいと思った。人工物が少なく、牧草地も含めて、緑が他の島よりも濃い。それに、人家もまばらで、海岸にあのいまわしきテトラ類も多くはない。幸い人工物は離島桟橋を中心としたし四カ字方面に集中しているし、東側は、広大なリーフのせいで人工物で波を防御する必要もないからなのだろう。決して原始ではないが、何かしら緑の味わいが違うのである。奄美以南では、奄美本島(加計呂間を含む。)とこの石垣島に深い愛着なるものを感じざるを得ず、第二の「ふるさと」を意識する。西表島は、神秘的で少し風格が別の次元であるので「ふるさと」なるものは感じ得ないが、石垣島の場合は、戻るたびに、「帰ってきた感」がする。

そして、陽がかげると、天体は確実に夏本番の座に軸をまわしている。夜の9時ごろにはサソリがあんなに直立し、天の川の流れもうっすらとしてきた。「ああいい季節だ。これから半月、しばし石垣島の美に埋没しようぜ。」

 

 

ベランダから、右上に大きな火星、土星とサソリのアンタレスが仲良く並んで、南のふたご座だ。サソリの尾っぽ方向には、いて座方向の天の川だろうかうっすらと。今度の週末は月もお休み。晴れれば絶好の撮影タイムとなろう。

 

 

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徳之島に行ってきます。

2016-06-23 16:06:47 | 日記

今晩から、火曜日まで、初めての徳之島に行って来ます。トライアスロンです。「いってきます」とキーを打ったら「逝ってきます。」と出ました。不吉ですね。血圧も高めです。練習もしていません。それに、徳之島も梅雨が明けているらしく炎天下でしょう。熱中症でしょう。

でも、制限時間8時間をたっぷり味わって、観光です。リタイアでもいいんです。初めての土地の風をあびて波に揺られれば、十分です。

明日は、那覇から9時間の船旅。まったりと行きましょうね。(また「逝きましょうね」とでた・・)

https://www.yui-amagi.com/modules/pico/index.php?content_id=1543

 

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ストロベリームーンとはいかず

2016-06-22 05:49:28 | 日記

横着して、三脚、一眼及び望遠レンズを持たず、16日の月の出をp900手持ちで写そうとしたが、2秒のシャッタースピードでの手持ちはやはりつらく、ピントの利いたストロベリームーンとはいかなかった。反省。

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雲が好き

2016-06-20 20:30:50 | 日記

夏空の水平線の向こうにぽっかりとおむすびをいくつも並べたような南西諸島の雲が好きでなりません。飛行機の窓から眺める眼下の雲も飽かず眺めることができるし、最も記憶に残り、人生を変えたといっていい雲を見たのは、数年前、あの富士登山競争の練習に雨の富士山を夜通し登り、夜明け前に五合目に降り立ったとき北西の峰々から沸き立つ雲の峰です。疲労からか、湧く雲が、お一人お一人の菩薩様に見え、思わず手を合わせ涙がこぼれたのです。菩薩様は、現れてはいつの間にか形を変えて掻き消えましたが、その後すぐまた別の菩薩様が現れ始めたのです。その雲の周囲には、天上の音楽のような小鳥の声が、あるいはせせらぎの様に、あるいは笛のように、あるいは天女の奏でる琴のようにも聞こえたのでした。後で、調べたら、その声の持ち主は「ルリビタキ」であることが分かりましたが、雨ですっかり冷えたからだも忘れ、おいらは、あの五合目の砂礫の道に30分も立ちすくんでは、「色即是空、空即是色」という仏教の宇宙観を、少しは体得したのかもしれません。「形あるものは、じつは何でもなく、何でもないものは、じつは形になる。だから、ひとつにこだわることなく、時々の変化を意識しようぜ。」

そのような、ことをいつも教えてくれそうな「雲が好き。」

 

山頭火辞世の句 「もりもり盛り上がる雲に歩む」

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八代亜紀さんの「涙恋」

2016-06-18 20:22:01 | 日記

 じつは、この歌、年を増すごとに好きなんです。昭和40年年代後半、当時の新宿で、あるいは酔いつぶれていたときに、サブリミナルのように脳細胞に植えつけられたせいかもしれません。

夜の新宿は、もう二度と歩くことはないのでしょうが、夜の北の森を歩きながら、あるいはふと、この歌を口ずさんでいるのかもしれません。

今夕のBSで、五木ひろしさんとともに下積みから這い上がったお二人の歌を聴き入りながら、いい歌、いい時代だったなと、40年代、50年代(昭和ですよ)しみじみと湧いてきました。

木綿のような柔らかな亜紀さんで聴く、「涙恋」。あのときの酔いつぶれの甘美に舞い戻る。この歌を聴くたびに。

 

https://youtu.be/FDB3yhuJ2-Yhttps://youtu.be/olQ4mV-0dlg

 

さあ、歌ってみようぜ。

https://youtu.be/rZ8UfA0OH20

 

 

 13夜ですよ。

 

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