かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

南十字座見えました!!

2018-02-28 04:51:11 | 日記

夢の中では、秩父の西の両神山のふもとの自生地の雪解けの間から健気にも咲き出し始めた小さなセツブンソウの姿が甦り、そのデータ喪失への自戒と憤りに起因したものか、あるいは前夜の酒量がまた増えたのが原因か、午前0時45分には目覚めてしまった。眠りなおそうとしても、眠れないから起き出して、お茶を飲みながら報道ステーションの録画を再生。(カー娘、応援した甲斐がありました。常呂町での美しい涙まで見させていただきました。)

こうゆう目覚めを、何かの良いお知らせ、福音あるいは観音というのだろうか、南風の暖かなベランダに出てみると12日の月明かりで南の空は明るいけれども、木星が輝いていたので、南の水平線も、あるいは晴れていないかと三脚を立て、d750にレリーズを挿入し、シャッタースピードをバルブ、20mレンズのF値を2.0にセットし、レンズを南の水平線に合わせてみた。

明るい、明るい、ISO感度1000以上では月明かりで真昼のよう。400から200程度までに落とし、何度かシャッターを5秒、7秒と適当な感覚で撮影。そのうちの1,2枚に「写りました。2018年はじめてのサザンクロス。」いつものように晴れていても水平線周りは薄い雲が張り付いているのだが、何とか十字が光っていて、左隣には、ケンタウルス座のβ星ハダルも仲良く輝いてくれました。時刻は、午前2時45分50秒、このあとサザンクロスは午前4時を迎えると南の水平線にゆっくりと沈んでいく運び。したがってこの時季のチャンスは午前2時から3時の間。起きようと思っても起きられる時刻ではないし、晴天となる日は何日もない。

データ喪失という悲しみの眠りもあれば、福音あるいは観音という目覚めもある。「まわる まわるよ 時代はまわる ・・・・・ 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ~♪」

 

 

今年の寒さと大雪がなければ、このような姿にあいまみえたのでした。(道の駅の看板から)

両神山のふもとの桃源郷に咲く花々。アカヤシオツツジでしょうか。(道の駅の看板から)

2月27日の夜明け。7時20分ころ。

月齢12日のお月様。午前1時35分。

 

 

ベランダでサザンクロスにめぐり合えている日本人は、オイラだけかな。スマホの画面ではわかんないだろうな。

 

           南風によって届けられた この年 はじめての 贈り物   

 

コメント

データ消失に意気消沈なる旅心

2018-02-27 05:57:40 | 日記

早春のキンポウゲの仲間たちの花々が大好きな人種なのであって、東北ならばニリンソウ、イチリンソウ、アズマイチゲ、キクザキイチゲなどを愛し続けてきて、10年程前には佐渡の雪割草(ミスミソウ、スハマソウなど)に圧倒され、高山ならハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲといったところだが、6月末から7月はじめに南アルプスの北岳周辺にしか咲かないキタダケソウは、生きている間、ぜひともマクロレンズと三脚を担いで登り、データを残したいと思っているのだが、いまだ実現していない。

こんど、日曜日の午後、東京の催しに参加する機会があったので、足を伸ばして、今の時季だけ秩父地方で開花するセツブンソウに初めてお目にかかろうと石垣島から三脚とマクロレンズを携えて、やっとのこと、その自生地に行き着いたのだが、あいにく、この間の大雪の残雪のせいで開花が遅れ、やっと蕾が膨らむまでになった小さな花たちは、あわれ前夜にあらためて降った雪に大方隠されていた。

それでも、なんとか立ち入り禁止のロープ際に三脚を構えて数十枚はd750に収めたのだが、日曜日は、たまたま東京マラソンだったので、午前中はトップランナーをバチバチ連写しながら応援しようという気になって、「連写だとデータがいっぱいになるから、古い石垣島の星の写真などが入ったデータはもう消してしまおうと。」マラソンの朝、d750を何気なく初期化してしまった。

マラソン応援が終わって気づいた。金曜日に撮りためた秩父のセツブンソウ・・・。このあとの喪失感はご想像あれ。

(来年、また、あの地へ出向くしかあるまい・・・・)

 

 

Wi-FI送信テストのため、d750からスマホに送った一枚だけの写真。これは手持ちマニュアルで撮ったのでピントがおかしい。

予備的にp900で撮った蕾

P900でズームして撮った1枚

コメント

去年の今日

2018-02-22 08:13:12 | 日記

去年の今日、すなわち2017年の2月22日、どこで何を考えていたのだろう。ピカサのアルバムを開けたら、2012年UTMFの途中写した(と思われる)富士山の写真が出てきたので再掲する。

昨年の、この日の日記は、この写真の謎、を推敲していたと思われる。(ブログは降り返らないようにしているので、見ていないが)

というのは、この写真の日付が2012年UTMF当日5月18日(金)ではないからだ。5月13日午前9時56分というピカサのデータ。この日は、日曜日だが、オイラはその場所に行っていない。

したがって、当時の日記は、「パナソニックデジカメの日時登録が誤っていたのかもしれない。」と結論付けていたと記憶する。

今朝、この写真をみて、改めて謎が深まる。「確かに、あの雪のつき方は5月だろうが、三つ峠付近のあの場所で写した時刻は午後の4時ごろだろうが、いやに明るいな、それに手持ち撮影にしては、いやに写りがいいな。ほんとに俺が写した写真なのだろうか。」

今日は、もう旅に出かける時間だから、謎解きはやめておくが、来年の今日、オイラはどこで何を考えているのだろう。その時は、もう、2018STYを完走(不完走)しており、新しい富士山の写真もいっぱい撮りためているのだろうが、たぶん、堂々巡りのように、またこの1枚の富士山をじっと見つめなおしているのだろうか。

 

 

コメント

女子カーリングを応援しよう

2018-02-20 04:13:13 | 日記

連日、ピョンチャンの若者には感動させられているが、スケートの500mみたいに1回だけの勝負でメダルが決まる競技もあれば、カーリングみたいに、予選だけで1試合1時間以上の競技を10日以上かけて9試合もおこない、やっと勝ち上がってから、あと1試合以上勝たないとメダルに届かない気の長い競技もあり、1メダルの時間あたり価値というか、労働生産性の観点から不公平といえば不公平なのだが、今の日本女子選手団みたいに体型の劣勢にもめげず、宇宙人モデルのような西洋美女軍団にまったく引けを取らず勝ち抜いている姿を見せ付けられていると、懐かしい北海道弁にも浸れることとあいまって、何かこう、予選リーグが永遠に続いてほしいワクワク感が生じているのであって、放送局の関係で昨日は試合を見られなかったが、NHKでは、あとの全試合を今日明日放映してくれるようなので、昼はあいにく仕事だが、本日午前の対英国戦は、テレビの録画をセットして出かけようぜ。

結果を知ってしまうと、あまり観たくないから、今日はニュースを無視して、帰宅してからすぐにお酒をいただきながら観戦といこう。今日の昼の英国と明日夜のスイスにどちらか勝てば、準決勝に進めそうな状況なのであるが、6勝でも気が抜けない星取事情、二つとも勝っていただこう。

→ 今日の午後には、変わっている星取表

https://sports.yahoo.co.jp/contents/818

 

昨日は、朝から晩まで晴れていたな。24度はあったか。もう半そででいいのかな。

朝7時半には、お天道様が顔を出していたし、

夕方、7時過ぎには、三日月様が西の天高く輝いていました。

 

 

コメント

春は緑のじゅうたんから

2018-02-18 19:52:21 | 日記

気温24度、晴れ間となった石垣島。繰り返し歓喜に沸くオリンピック映像にも飽きてきたので、午後から、宮良の浜に下る。わずか1,2週間の間に浜辺は緑のじゅうたんに模様替え。ふかふかのじゅうたんをチドリの仲間らがせわしなく行きかい、えさを啄ばむ。

多少の行き戻りがあっても、八重山地方には春ときらめきがもどってきた。この地方の平和は、光と南風によってもたらせられる。なにやら市長選、前哨戦の街宣車がうるさい日曜日だが。

週末の秩父からもどったら、人生最後のトライレース石垣島大会のため、海にも入るだろうし、バイクにオイルをさすことだろう。

冬季オリンピックを見ていたら、雪国への郷愁もまた甦る。そのような、どっちつかずの振り子人生で始終するのだろうが、これも旅の情け。

 

 

 

 

コメント