かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

さびしきヴィーナス

2022-01-31 11:47:49 | 日記

1月31日朝6時20分、星空アプリ「SKYマップ」では、金星(-4.8等級)の周りに火星【1.4等級)、水星(2.2等級)そして28.7日歳の金の糸の輪のようなお月様がのぼってきて、仲良く集合しているはずなんだが、夜明け20分前の朝空に輝いていたのはヴィーナス金星さんだけで、少し寂しそうにしていた。やはり、この明るさでは無理であったか。すぐに三脚をたたんで観音堂の展望台から退却する。

「天体観測手帳」(技術評論社)によると、2月末の夜明けには上のメンバーに土星も加わり黄道を昇ってくるのだという。2月の末はもう日の出は6時10分頃となっていて、水星と土星はむつかしいかもしれないが、また観音堂の展望地に立ってみよう。そのころは、すこしは春めいた朝になってくれているだろうか。いつだったか、2月にウグイスが鳴き始めを聴いた覚えがある。2月の末に、星たちのつどいを目にした後、日の出前にウグイスを聴くなんて風流すぎる。「春よ来い!」

 

 

 

        

        

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水星さんだけ仲間外れとなったが、お月様と金星、火星さんが集まってくれた朝

2022-01-30 07:40:36 | 日記

朝の5時30分、東に少し雲が出ていたけれど、ベランダからのぞいたら金星さんがのぼってきたので、歩いて2,3分、近所の観音堂の境内に三脚を持ち込んで、80-200mの大型レンズをすばやくセットしたところ、5時38分になって、お月様と金星、火星さんが雲間から姿を現してくれたので、ソフトフィルターをかぶせたものと外したものと何枚か撮影。

ノンフィルターの方が仕上がりがよくて、火星さんも何とか赤っぽく輝いていてくれていた。[skyマップ」をみたら水星さんは、まだ地平線に沈んでいて、お日様が追いかけるようについてきたので、仲間外れの写真となったのが残念。またの機会(調べていないが)に逢いましょう。

    

           ズーム域125m f2.8/9秒/iso200

 

上の画像だと、お月様は少し太っちょだが、27歳のお月様は柳の葉っぱよりも細い。明日は糸のような姿で現れるのだろう。6:06の月の出なので、明るすぎてほかのお星さまは姿を消すのだろうが、金星さんだけはモルゲンロートの夜明けにお月様と輝いてくれるかもしれない。晴れていたら明日も観音様に行ってみよう。外にいたのは20分程度だが、なんか、夢中になると氷点下が苦にならないな。

 

       

 G3Xで、オート・1400m相当で撮影、オーバー気味で撮影したので少し地球照が映り込んでいる

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和解の女神さまに期待

2022-01-29 11:49:22 | 日記

   

朝6時前、お月様と金星、火星の集合写真を撮ろうと南東の空を見つめていたら、昨日お月様に寄り添っていたさそり座のアンタレス(火星の敵)と火星(軍神マルス)が対峙していて、彼らのちょうど中間に三日月と地球照(アースシャイン)のお月様がやさしく輝いていた。

上の写真だと、右斜め上の端っこにアンタレス、左下端っこの星がマルスという位置関係だ。オイラ独自の星占いによれば、アンタレス(ウクライナ)に攻め入ろうとするマルス(ロシア)が月の女神(メルケルが去ってヘルメットしか送らないドイツでは絶対ないが、米英とEUか)の仲立ちによって思いとどまるのではないだろうか・・・・と。(明日は位置が変わるし、サソリの毒針はお月様下方からマルスに向けられていると、悲観する向きもある。)

      

              (200mズームレンズで撮影したアースシャイン)

 

思った以上にお月様と火星、金星が離れていて、金星がまだ東の空に低く、明るくなり始めた6時過ぎ以降は、水星まではとらえることができなかった。

金星(-4.8等星)、火星(1.4等星)、水星(1.8等星)の明るさだといい、火星は遠い位置にあるのか1.4等星でも金星や月に比して見劣りした。明日は昇ってくる時間が遅く、もっと条件が悪いが、ソフトフィルターで火星をもっと大きく見てみようか。晴れたらいいな。

   

        左からほぼ等間隔に、金星、火星、お月様

          (ズーム80m ISO200/f2.8/5s)

 

   

             G3Ⅹ1400m相当の望遠で

 


1月28日(金) 8.74km (病み上がり、小雪ちらつく中、歌謡スクランブル中島みゆき特集を聴きながら)

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地球照とアンタレス

2022-01-28 12:39:27 | 日記

天文薄明直後の5時30分、まだ暗い南東の空に24.7歳のお月様に、さそり座の一等星アンタレスが赤く輝きながら寄り添っていたので、200mの望遠レンズを取り出してきてマニュアルで撮影してみた。

肉眼ではよく見えなかったが、月の欠けた部分が地球から反射した太陽光に照らされるだという「地球照」(アースシャイン)がはっきりと映っていた。

アンタレスは、サソリの心臓部分にあたるが、賢治さんは、「星めぐりの歌」で「赤い目玉のさそり~♬」と書いた。

賢治さんの妹シゲさん

の回想録によると、少年時代の賢治さんは家の屋根に上がって大空の星を見るクセがあったとのこと、賢治さんの時代の花巻は暗くて、レンズを通さずとも、赤胴色の地球照と、真っ赤なルビーのようなアンタレスに、賢治さんは魅入っていたことだろう。

     

 (最下方のやや赤い星がアンタレス)ISO200、シャッタースピード1秒、絞り2.8 

三日月になっても月は明るいので、月の形をとらえようとすればシャッタースピードを速めるか、もっと絞る必要があるが、そうすると星たちが映らなくなり、上の設定がギリギリか。

明日の朝は、お月様と金星・火星・水星が集合する日だが、自宅から眺められるのは、6:00頃とあり厳しいかな。晴れ予報なので、まだ暗い5時ごろからベランダに出てみようか。

     

      G3Ⅹのオートモードで撮るとクレーターは見えるが地球照は映らないな

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まちの星・やまの星

2022-01-27 15:26:06 | 日記

今日は、すこし鼻づまり状態で目が覚めたが、晴れていたので、朝の3時すぎに二十四日のお月様を撮ったり、午前6時過ぎに南東の空に昇ってきた金星を撮ろうと氷点下のベランダに出たことも起因したのか、いつものオイラの体調不良プロセス、すなわち目がチカチカして視点が合わなくなってくる→喉の奥に鈍痛を感じる→悪寒が走り、明らかな体調に異変を感じるという具合となり、朝食後、風邪薬を飲んで身を横たえていた。体温も正常で、血圧に異常もない。誰にも会っていないので、コロナ感染ではないと自信があるが、このいつものプロセスというのが少し怖い。脳や眼になにかしらの持病を抱え始めたというのか。(4,5年前から同じ状態を年数回体験するようになって悪化しているという自覚はないし、鎮痛剤や風邪薬で半日もすれば回復するのだが・・・)

 

    

朝の6時9分頃、もう明るくなって、お月様以外は輝いているものはないだろうとベランダに出てみたら南東の空に金星が輝いていた。

「天体観測手帳」によると、明後日の朝には、お月様が、南東の空の低いところで火星・金星・水星たちと集合するのだという。二日後には、もうお月様は細くなって大分光量を減らしているだろうから、望遠レンズをかざせば、あるいは水星はともかく、金星や火星たちとの集合写真が取れるのかもしれない。晴れたらいいな。

それにしても、今朝は日の出40分前ということもあるが、街は明るすぎて、金星と右方向に微かな赤い火星が何とか確認されるだけ。

 

    

明後日、ベランダで撮影可能な高さ15度程度の集合時刻は朝の6時ころとのこと。自宅からは明るすぎて期待できそうにない。暗い朝の5時ころだったら、まだ10度の高さと低いので、街の屋根に隠れて無理みたい。夏の朝だったら、青葉城址なんかの高台にでかける勇気がわくのだが。この季節じゃ、ちょっとね。体調不良もあるし。

それにしても、

同じ、金星が映った写真でも、2020年8月午前3時30分頃に奥日光湯元で撮ったものと比較してみてため息が出るな。

時間帯が夜明け前1時間30分前だとはいえ、山では、なんと豊かな星空と出会えることか。約10秒の露光時間で。金星がお月様のように大きく輝いている。こんな出会いがあるから、やめられないだよな。

ロングトレイルもいいけど、重い機材を持ち込めるキャンプ地のロングステイも外せないな。これまでの栗駒、日光湯元にくわえて、八甲田酸ヶ湯、八幡平大沼と候補地は増えている。計画見直しといこう。

 

 

 

     

 


体調不良のため出歩かず。

 

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