2024年6月30日午後、オイラは富士山の現在形を映し出しているライブカメラを時折のぞいている。
河口湖の北面をのぞむと、富士山山頂に黒い雲がかかり、さらにその上に傘雲状の雲まで張り付いていて、富士山の八合目から上は、悪天の兆しが顕著である。
今年の山梨側山開き前日は、梅雨前線らしき長い前線が日本海側に張り付いて、明日にかけて低気圧が北上しており、本州全体が下り坂気味である。
アプリ「登山天気」を開き、富士山頂の予報をみると、明日7月1日の日の出時刻は午前4時21分だが、その前後の予報では、天気は小雨のち雨、気温は7℃前後だが、風速が南西の風21mとあり相当な強風が吹いている予想である。
まあ、日の出時刻に吉田川山頂にいれば、雲の切れ間からあるいは日の出が望め、万歳をする登山者の後姿を撮影した新聞社の第一報が報じられないわけではないが、明日の山開きの朝は相当の悪天が予想され、山頂に立ち尽くすことさえ困難な状況ではあるまいか。
富士山オタクであったオイラは、2018年から一昨年2022年までの間に、三度、この吉田口開山に合わせて前日の6月30日に富士山に登っているが、2018年のただ一度だけ晴天に恵まれただけで、あとの2回は五合目と八合目で悪天のため敗退の憂き目にあっていて、もうそれっきりである。
日本列島、梅雨時の山開きであるのだから悪天の確率は高いのでしょうがないが、この吉田口入山料と協力金、そして登山者の人数制限と、何やらややっこしくなっているので、もう吉田口を経て7月1日に富士山頂に立つことはないのだろう。
あとはライブカメラを眺めて、山頂の今を思いながら、「空想ご来光」に万歳と行こうか。・・といいつつまだ少しは富士に未練があり、あの静岡側須走コースだけは未踏として残っているので、心残りである。
このところの運動不足と体重増で体は疲弊の一途を邁進している。だが9月末には石垣島の仲間たちと北アルプス紅葉狩りトレッキングの約束をしている。何とか体力を復活させねばならない。
体力復活のため、明日7月1日からトレーニング開始と行こうか。まずは毎日富士山をのぼる「空想登山」を階段歩きやスクワットをやりながら行おう。
その成果は9月になって、閉山前の富士山行で試そうか・・・な。
明日7月1日は、富士山の映像を眺めながらの、「復活の日」と位置付けた・・い。
北河口湖観光協会提供ライブカメラ
行けるかな!9月の富士山