かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

早起きを回復する

2019-02-27 06:42:31 | 日記

焼酎を熱いドクダミ茶で割って寝たため、午前3時には目が覚めている。枕元に置いてあった井上靖の文庫本の詩集と武田百合子の富士日記下巻を少し読む。井上靖の「星と祭り」が思い出された。今度の北帰行の途次、琵琶湖の畔の古寺を訪ねて観音様たちとお会いしようと思った。向源寺、石道寺、鶏足寺・・

富士日記下巻は、ついに昭和46年までやってきた。武田泰淳さんが軽い脳卒中に冒された年、このさき病と闘いながら最期の年となる昭和51年までの日々を読み進めるのは、すこし重たいが、また分厚い日記の上巻に立ち戻れば、軽やかな山小屋の日々を再び垣間見られる。そこが、記録文学のやさしさ。

4時前にベランダに立つと21日の月が照っているので、ひさびさp900に収める。6時ごろは金星や土星が昇ってくるだろうから、その時刻まで録画していたニュースステーションやメールを閲覧して時を過ごす。

モンベル会員の更新とパスワード変更する。チケットぴあからのメールで6月の調布音楽祭でモーツァルトの「後宮からの誘拐」を鈴木優人さんが振る情報を得る。手帳を見たら、富士山山開に向かう前夜でもあるので先行予約に応募することにする。昨年は、山開きから戻って「劇場支配人」などを聴いたな。

5時に、NHKFM「弾き語りフォー・ユー」を久々に聞いたら「白い恋人たち」が奏でていた。オリンピックつながりで、まだ売り出しているラグビーワールドカップのどれかチケットを予約しようかと思った。日本戦以外のチケットなら確保できそうだが、釜石にするか、埼玉にするか・・あとで考えよう。

6時になったので、ベランダに出ると・・東の地平から順に、金星、土星、木星、お月様、が一直線に並び、お月様の脇にはアンタレスが寄り添う。d750に収める。今日もあったかな朝。予報では、27℃の夏日になるとか。

 

早起きすると、こんなに、忙しいが、楽しい世界が待っている。早起き習慣を回復しないといけない。(朝のランニングはどうした?・・・明日から・・)

 

 

 

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さよなら 平久保半島

2019-02-25 10:32:46 | 日記

 昨日は、一日雨の予報ではあったが、朝6時30分過ぎのスタート時から1~2時間 降られただけで、平久保半島の付け根に所在する伊原間~半島最北部のに所在する平野の集落間32kの牧場道をちょうど片道2時間30分往復5時間の、マイペースで走って歩くことができた。

制限時間がないので、昇り勾配は歩く、平坦と下り道はジョギングするという、散歩の延長スタイルで、靴の中が濡れたおかげで小指にマメができた以外は、全くストレスなく、何回か歩いた道をかみしめるように歩いた。

雨の道はぐちゃぐちゃで、膝下が泥んこにはなったが、山道のような根っこ石ころでの躓きや、爬虫類やヒルの懸念もなく、水たまりと牛糞を避けながらの優しいコース。こんな、コースのトレランだったらまだまだやれるとは思うが、これをもって大会系のトレランは完全卒業としよう。あとは、これまでの大会で培ったど根性、個人的な山登りでのトレール(小道)走りに生かして行こう。

平成31年2月最後の日曜日。やはり、自然の中で汗を流すと心と体が充実する。そんな午後に家で缶ビール2杯。ありがとう。さよなら、平久保半島。

 

 

 

 

 

 

 

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はやぶさ2

2019-02-23 10:52:23 | 日記

 今日から明日にかけては、やや気温が下がり、最低気温は20℃を切って北風が吹いている。明日開催の石垣在住最後の大会石垣島オーシャンビュートレイルラン34kは、雨さえ降らなければ、心地よく完走できそうだ。平久保半島に放牧されている牛さんや馬くんたちにお別れの挨拶をしてこよう。

https://www.facebook.com/ishigaki.island.oceanviewtrailrunwalk

 

あのコース、この大会だけで、3回目、その他に友人と2~3回、海岸線を職場の仲間たちと1回、と少なからず歩いており、石垣島でもっとも好きな小道。私有地で、普段は歩いてはいけないと大会本部から知らされたあとは、この大会だけ歩くようになった。昨年のSTY以降トレイルランはすでに卒業しているが、歩いても帰ってこれる牧場道なので「思い出づくり」として汗を流してこよう。

片道2年半の旅をしていた「はやぶさ2」は、日本時刻、昨日の朝の8時前に、直径700m程度のサイコロ状の形をした小惑星リュウグウに数秒間の間だけ着陸してミッションたる生命誕生のなぞを探る有機物と水を含んだ岩石を採取したかとか。後、2回程度岩石採取に挑み、来年末には帰還してくるそうで、日本の科学者の技術と能力を信じてその時を待ちたい。

リュウグウのような大気もない荒涼とした石塊の惑星に生命に欠かせない炭素と水分なんてあるのだろうかと、科学に疎い者には全く想像さえもできないが、太陽ができたころから同じ太陽をくるくる回っているわれわれの地球と同じ惑星の仲間なのである。そう思うと、なにかしら石の塊にも愛着がわいてくる。炭素と水分があるだけでもう命があるといっていいのだろうか。

もしかしたらあのような惑星が地球に衝突したから、地球に生命が誕生したのではと科学者たちは考えているらしい。太陽の誕生から想像もつかない時間が経過しているのだが、その起源を探ろうと、今という今、ちっぽけなはやぶさ2が必死にミッションをこなしているかと思うと、今という今生きているオイラは、はやぶさ2も命ある物体であるような気がして、金属の塊にも愛着がわいてくる。ヒトによって作られ、ヒトによってコントロールされている物体だって命が宿っているといっていいのではないだろうか。

急に目の前のパソコンや、机の周囲の紙切れやコードの類も命ある物たちではないかと、哀切の思いがしてくる。

「ものを大事にしよう。」

 

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20190221_TD1-L08E1_Schedule/

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180725je/index.html

 

2017年3月末にトキナーの古いレンズで撮影した銀河の中心=いて座方向。

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十六日の黄道

2019-02-21 05:51:11 | 日記

2019年2月、旧暦1月16日の朝は、やや雲があるも晴れてくれて、太陽の通り道である黄道(こうどう)上をスーパームーンが西に傾き、東から南にかけては、下から金星、すぐ脇に土星、木星、さそり座の一等星アンタレスが、月明かりでやや輝きにかけるが、姿を現してくれた。金星と土星のカップリングが素敵だ。

金星と土星のカップル

 

東の空には、夏三角の頂点たち、ベガ・デネブ・アルタイルが、これも月明かりで輝きに欠けるが、はっきりと認められる。

 

天気予報に反して、一日中お日様がきらめき、その黄道を駆け巡っていった。暑い一日だった。27.5℃とか。職場からの帰る道のサイクリングは、半そででも寒くはない。この暑さは、あと二日ほど続きそうだ

お日様が、すっかり沈んだ、19:45ころ、十六(いざよい)のお月様が、横たわる雲の中からぬうっと顔をお出しになる。

ベランダから、半そで半ズボンで、朝な夕な、その黄道を行く星たちを眺めていられる幸福は、あとひと月の間に何日あるのだろう。

 

 

 

 

 

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石垣島のスーパームーン

2019-02-20 04:33:23 | 日記

昨日は、最高気温27.5℃とか、今朝も温かく部屋の温度計は、窓を少し開けても27.5℃、湿度70%を示している。昨日の夕刻は、14.6のスーパームーンがオレンジ色に輝きながら昇ってきたが、月の出時刻の18:20を逃して、18:40からの撮影になったが、晴れてよかった。

今朝は、雲が多く、西に傾く満月は、一面の薄雲を明るく照らしているだけ。昨日の、朝、ランニング途中の宮良橋から金星と土星のカップリングや高く上がった夏の三角形を目の当たりにしており、今朝はベランダから撮影できるかなと待ち構えているのだが、雲が広がって期待薄。

季節は、けたたましく、回転しているな。ひと月前は、アルタイルが夜明け近くに現れたのに、いまは、薄明の東空に高く現れている。

石垣島は、本日十六日祭、ご先祖様のお正月であり、ご先祖と親戚縁者たちがこぞって新年を寿ぐ。学校も午後からお休み。新聞も明日は休刊。月とともに暮らす地域が、日本に残されていてよかった。

この月が、新月となるのは、3月7日。そして、また満月となって現れるのは、3月21日の春分。オイラは、石垣島を離れて、旅の空で眺めているだろう。その時、何を思っているのだろう。

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