かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

秋のなごりの太白山からかすむ蔵王の山並み

2021-12-07 10:44:43 | 日記

 

   

                       (今年2月の太白山)                  

 

 

きのうは、朝によく晴れていたので、「新雪の蔵王がよく見えるかもしれん」という気持ちとオンラインNAHAマラソンの累積距離アップのためちょっと遠めの太白山にウォーキングででかけた。スタートは八木山動物公園駅、帰りは自宅まで歩いたが、4時間半歩いて、16.5キロ程度だったので時速3キロ程度とトレランの渋滞なみの鈍足だった。鮮やかな朱に染まったコハウチワカエデに見とれたり、ヤマガラの声に耳をすましたりと、立ち止まりが多いからだろう。山歩きも20kを目標にしたいが、冬は日が短いので1日がかりとなりそうだ。晴れたら、今週またチャレンジしよう。

肝腎の蔵王だが、途中から曇り空となり、太白山頂に辿り着いたときには、蔵王は薄く霞みだしていた。それでもすっかり白を纏った熊野岳への稜線や、仙台神室・山形神室などのドームを遠望できた。師走に入って、すでに厳冬のいでたちである。

青葉山の道沿いと太白山山頂付近では「晩生・おくて」らしいカエデ科の仲間たちが鮮やかに色づいていた。仙台で師走に紅葉か?記憶にない。 

太白山頂は、木々がすっかり葉を落としているが、それらの木が展望の阻害要因ともなっていて、いまいちすっきりとした蔵王展望台にはなっていないようだ。もっとすぐれた展望地となっている近郊の低山を探そう。どこがいいかな。展望を求めた低山歩きも、また楽しい。  

 

     

     青葉山のコハウチワカエデ

 

     

     太白山頂付近のオオモミジ


深田日本百名山登頂の思い出    93剣山(つるぎさん・1955米)

 

四国の深田百名山二座も、和歌山県田辺市在住の1988年か89年に登っている。たしか、和歌山港から徳島港にフェリーが運航していて、愛車スバルジャスティを運転して、四国を代表する二つの山を登ってきた。5月のGWだったと記憶している。剣山と石鎚山のどちらを先に登ったか忘れたが、石鎚は南の面河峡から登ったので、四国の中央を結ぶ道路をうまくつないで、効率のいい往復をしてきたのだろう。観光といえば祖谷渓(いやだに)に立ち寄ったぐらいだから。あとは、四国の道路から見上げた集落に、「エッ!あんなに高いところに生活しているんだ」と驚いたこと。あまり見たこともない風景だったな。

剣山登山は、その祖谷渓を流れる祖谷川上流の見ノ越に駐車をして登ってきたのだだろう。今、地図を見ると2~3時間で頂上に立つことができるようだが、登り下りの過程というものの記憶がない。記憶にあるのは広大でなだらかな草っぱらの山頂付近だけ。このまえ石丸謙二郎の山カフェに頂上ヒュッテのオヤジさんが声で出演していたが、遮るもののない山頂の星空がすばらしいとのこと。

山小屋に泊まって夜の星空を楽しむって発想がその時皆無だったのが悔やまれる。2、3時間だったら三脚も持参できたろうし。だが、もう一度登りなおすには遠くなってしまった山。

     

 

 

 

 

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