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かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

マンサクは開いたかな

2025-02-28 15:59:33 | 日記

おとつい、まだ風が冷たかったのにウグイスを聴いた。いったいウグイスは冬の間どこに暮らしているのだろう。渡りという話をあまり聞かない。

きょう、散歩をしながら図書館に田淵行雄さんのご本を借りに行く途中で、あちこちでツツピー・ツツピーとシジュウカラを聴いた。

陽の光は春のもの、頬を伝う風は春のもの、気温はまだ14℃であり、つい先だってに行ってきた南西諸島では「寒い、寒い」という感覚の気温だったが、この北国ではこうした気温も春のもの。

遠回りして国際センターの「マンサク」の様子をカメラにおさめに行った。

ちょっと離れた場所に、二本の「マンサク」の細い立木が植えられているが、1本は満開状態だったが、もう1本は1週間前と同じまだほとんどツボミの状態だった。

陽の光や風のうごきの違いによるものだろうが、数年間観察しているが、こんだけ違いのある年はなかったような気がする。今年も、不思議な季節となりそうな予感。

蕪村の名句「二もとの梅に遅速を愛すかな」を思い出した。

 

 

 

水彩タッチで

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

奥茶臼山(おくちゃうすやま)・2474m・日本三百名山(№256)

シラビソ峠から長いアップダウンと倒木の影響による道迷いのリスクがあり、三百名山ハンターでもない限りあまり登りたくない山だが、山頂北側とところどころのビューポイントから仰ぐ南アルプス南部の山々の展望はすばらしい。それにしても、2400mを越えながらまだ森林限界に至らないとは、さすが南なのである。

 

奥茶臼山Wikipedia

    

              奥茶臼からの荒川岳(左)と赤石岳 を色鉛筆タッチで

「ま横」さん提供

【登山】日本三百名山に登ってみた88 奥茶臼山編(シラビソ峠~頂上ピストン)

いつもきめこまかな山座同定ありがとうございます。

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南アルプス前衛の山に登ってみよう

2025-02-27 11:52:37 | 日記

この三日間南アルプス前衛の山「七面山」、「櫛形山」、「入笠山」を空想(共有)登山をしてきたら、この三山は、山岳展望と山の雰囲気が抜群なので、空想ではなく実際に登るべき山々であるという結論に達した。

南アルプス北部と八ヶ岳に囲まれたエリアには、このほか「守屋山」、「釜無山」、「甘利山」など魅力的な前衛峰があるが、まず三百の名山に選定されている七面・櫛形・入笠の三山を登ってみよう。

そして、せっかく遠くまで行くんだから、三山セットで登ろうと、公共交通機関移動派のオイラは、さっそく電車やバスでの移動方法を検索はじめている。

幸いこの三山は、JR中央線と身延線から近く、主要駅から登山口までバスも走っているようなので、甲府あたりに宿をとって連続日帰り登山を試みてみよう。でも七面山は、身延山とセットで登りたいな。 うーん山中一泊は必要かな、どうしよう…(こんな時間が一番楽しいのだ。)

 

       

          白峰三山イメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

入笠山(にゅうかさやま)・1955m・日本三百名山(№257)

スズランの山として若い時から知っていたが、ほかの山に眼を奪われて登ろうという気がしなかった。地図を眺めながら、動画を見ながら、改めてこの山の魅力を理解した。スキー場開発による自然破壊には否定的なオイラだが、ここのゴンドラを使って楽々と登り、できればマナスル山荘で一夜を明かし山岳展望とお星さま観察を楽しみたいと思う。この山のに出かけるときは、「晴れ予報」が必須だろう。

 

 

入笠山Wikipedia

 

入笠山からの山座同定

 

「かほの登山日記」さん提供

【夏山登山】入笠山で高山植物のオンパレードが最高すぎた!

 

【入笠山】冬山登山で絶景や激ウマグルメが楽しめるのはここ!

ゴンドラ利用で春夏秋冬楽しめる山であることがよくわかります。楽しい動画ありがとう。

 

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山に向かう道

2025-02-26 18:25:18 | 日記

         

二月初めの西表島「やまねこマラソン」に向けて設定した広瀬川沿いの10kコース。中間の5キロで折り返すと、晴れていれば正面奥に日本三百名山の「泉ヶ岳1175m」を仰ぐことができる。今は、山頂から山ろくのスキー場が白いのでまだ雪をたっぷりかぶっているが、週末から急に春めいてくるとの予報であり、三月になると雪解けも近いだろう。昨年から、山登りのトレーニング場として月に数回は通う存在となったが、来月からは週一程度通ってみようか。軽アイゼンくらいあれば、山頂を踏まずともぶらぶらと歩けるだろう。

「やまねこマラソン」が終わっても、ほぼ毎日のようにこの10コースを早歩きやスロージョグしている。老化にめげず、減量し、体を作り、この夏のアルプスの楽ちん安全登山を「目標」とするような向上心が芽生えた。

この1か月で、微々たるものだが約1キロ体重を減らせた。酒量は減っていないが、昼をプロテイン食に変え、夕餉は炭水化物を控えている。それでもなかなか体重は落ちてはくれないが、1か月1キロ減量。いいじゃないか、アルプス登山始動するまであと4か月。順調にいけばあと4キロは減量できている算段だ。

10キロコース早歩きの日課に加え、3月から週1の泉ヶ岳。それと昔よくやっていた1日6,7時間のLSD(Long Slow Distance)を週1やろうか。前のようには走れないが、どっかうまいもの食べに、歩いて、走って過ごそう。

いやいや、三百名山未踏峰空想(共有)登山をやっていたら、いつの間にか気分が若返ってきたぞ。

 

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

櫛形山(くしがたやま)・2052m・日本二百名山(№172)

南アルプス北部の前衛の山であるから展望が楽しめ、季節になるとアヤメの群落の山を彩る花の山であることは、昔から知っていたが、各種動画を拝見するとこの山の森も美しいことがわかる。サルオガゼが風にそよぐコメツガ・シラビソ・カラマツなどの針葉樹が夏でも涼しそうだ。この山もぜひ歩いてみたいが、公共交通機関派は、さてどこからこの山に入るか、検討課題だ。

 

櫛形山Wikipedia

 

「峡西CATV」さん提供

よみがえれ櫛形山 『櫛形山を愛する会』の活動に密着!

皆様の地道な活動に敬意を表します。櫛形山が美しい山であること富士山や北岳などの大展望地であることがわかりました。

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山食研究・・たんぱく質と野菜

2025-02-25 12:06:05 | 日記

テントと食料を担いだ登山の軽量化のために、いつもコンビニ・スーパー・ドラッグストアを周回し、山に持っていけそうな.商品を探しているが、けっして企業PRの意図はないのだが、アサヒ食品の「おどろきカップスープ」と「1本満足バーPROTEIN」をみつけ.実食してみた。

カップスープは1日分の野菜が摂取できるカレーと1食分の野菜と5gのたんぱく質が取れるカレースープを実食したが、どちらもおいしく、カレーの方はアルファ米などごはんとの相性のよさそうだ。このシリーズはカップを開けると包装されたものに内容物が入っているので、山に持っていくときはカップから取り出して持っていけばいいだろう。カップ麺よりずっとガサばらず、軽量化の味方にもなるだろう。

そしてプロテインバーの方は15グラムのたんぱく質が補給できるので、カレースープとあわせれば1日に必要とされるたんぱく質の3分の1を摂取できるほか、必須アミノ酸やビタミンも豊富で、何よりおいしく食べ応えもあるので、朝食や行動食にぴったりだ。1食分の代用としてダイエット効果も期待できるかな。

 

 

    

アサヒ食品グループの商品


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

七面山(しちめんざん)・1983m・日本二百名山(№173)

法華経の守護神七面大明神を祀る山。表参道の登山口からなんと4時間も参道を登り、突如現れる敬慎院の大伽藍をへてさらに1時間ほど登って山頂に達するという、想像以上にハードな山で、登山というより修行を目的とする山だ。富士山が東にそびえ、春分・秋分にはダイヤモンド富士が仰げるのだという。西隣に日蓮宗総本山久遠寺を擁する身延山(1153m)もあり、両山ともぜひ訪れたい。

 

七面山Wikipedia

 

「山歩山登日記」さん提供

【七面山:冬】その道は、己と向き合う、礼拝の道 (表参道~山頂往復)

登山というより修行として視聴させて.いただきました。癒されました。

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背負子に一斗缶スタイルで伝付(でんつく)峠を越えた頃

2025-02-24 18:03:23 | 日記

若き日に読んでいた深田久弥「日本百名山」の目次に、その山に登った年月がメモ書きしてあったが、それを事実だとすれば、オイラは昭和52年7月に南アルプス南部の「悪沢岳」に登り、昭和55年8月に「聖岳」~「赤石岳」~「悪沢岳」を歩いたことになっている。

オイラは当時、たしか40リットル程度のミレーの布製のザックを愛用していたが、南アルプスだと最低二泊から三泊の日数を要したので、当時持ち歩いていた一眼レフカメラやテント、それに食料や衣類などはザックにすべて収納できないとの理由からか、当時あまり珍しいスタイルではなかったが、背負子にザックと食料を入れた一斗缶(と言っても知らない年齢の方もいるだろうが)をゴムバンドに括り付けて登っていた。

そして、当時南アルプス南部に行くのは、山梨県の身延方面からバスで行って、「伝付峠・でんつくとうげ」という2000m程度の峠越えをして、登山口の二軒小屋に下る手法がまだ主流だった。(今は、静岡側から椹島経由で二軒小屋に入るのが当たり前)

微かな記憶と上の記録をもとにすれば、昭和52年7月に悪沢岳を登ったコースは、この背負子スタイルによる伝付峠越えだったのではなかろうか。

今の山梨からの伝付峠越えは、台風等でだいぶ荒れ果てているようだが、そのころは、ただただ1日がかりの長丁場だったという印象しか残っておらず、帰りにまたその峠を越えて帰ったのか、そこの記憶はっきりしない。

いずれにせよ、深田信者であったオイラは、北アルプス登山者のスマートさに理由のない反感を抱き、深田さんの言葉を借りれば、のっしのっしと牛のように歩く鈍重で野暮ったい南アルプス信者を気取っていたのだろう。

「信者」というものは、いつの世でも間抜けな輩なのである。

 

 

 

 

 

        

             伝付峠展望台から南部の山並み

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

笊ヶ岳(ざるがたけ)・2629m・日本二百名山(№174)

笊ヶ岳のことは、深田久弥さんの「わが愛する山」所収の愉快なエッセイでかなり前から知っていたし、トレランをやっていた元気なころに、赤石や聖をもう一度あるいて、その「ついで」に登ってみようかと、まじめに考えていた時期があったが、今youtuberさんらの動画を拝見したら、とてもとてもそんな「ついで」で登るようなコースでないことを自覚したし、山頂から南部の高峰や富士山の絶好の展望地であることも分かったので、とても「ついでの山」ではないことを、今となっては自覚反省している。ルートの困難性から、もう登れない南アルプス南部の名山かなとあきらめかけていたが、グレートトラバース3の「笊ヶ岳」の録画をもう一度見ていたら83歳の女性が三百名山にあと残り4つだといいながら笊を登っていた。鞭を打たれたようおのれの弱気を恥じた。

 

笊ヶ岳Wikipedia

 

「登山のYoutuberりょーじ」さん提供

(難ルートの歩き方)を徹底解説‼︎グレーディング7D笊ヶ岳を登りながら「安全に楽に登るコツ」をご紹介

老平登山口~山頂ピストン

徹底的に丁寧なルート解説、登山教本的動画です。山頂からの展望最高でした。

 

 

 

 

「ま横」さん提供

【登山】日本二百名山に登ってみた65 笊ヶ岳編 (椹島~山頂ピストン )

こっちのコースもきつそうですね。あいかわらず丁寧な山座同定ありがとうございました。

 

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