おとつい、まだ風が冷たかったのにウグイスを聴いた。いったいウグイスは冬の間どこに暮らしているのだろう。渡りという話をあまり聞かない。
きょう、散歩をしながら図書館に田淵行雄さんのご本を借りに行く途中で、あちこちでツツピー・ツツピーとシジュウカラを聴いた。
陽の光は春のもの、頬を伝う風は春のもの、気温はまだ14℃であり、つい先だってに行ってきた南西諸島では「寒い、寒い」という感覚の気温だったが、この北国ではこうした気温も春のもの。
遠回りして国際センターの「マンサク」の様子をカメラにおさめに行った。
ちょっと離れた場所に、二本の「マンサク」の細い立木が植えられているが、1本は満開状態だったが、もう1本は1週間前と同じまだほとんどツボミの状態だった。
陽の光や風のうごきの違いによるものだろうが、数年間観察しているが、こんだけ違いのある年はなかったような気がする。今年も、不思議な季節となりそうな予感。
蕪村の名句「二もとの梅に遅速を愛すかな」を思い出した。
水彩タッチで
かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山
奥茶臼山(おくちゃうすやま)・2474m・日本三百名山(№256)
シラビソ峠から長いアップダウンと倒木の影響による道迷いのリスクがあり、三百名山ハンターでもない限りあまり登りたくない山だが、山頂北側とところどころのビューポイントから仰ぐ南アルプス南部の山々の展望はすばらしい。それにしても、2400mを越えながらまだ森林限界に至らないとは、さすが南なのである。
奥茶臼からの荒川岳(左)と赤石岳 を色鉛筆タッチで
「ま横」さん提供
【登山】日本三百名山に登ってみた88 奥茶臼山編(シラビソ峠~頂上ピストン)
いつもきめこまかな山座同定ありがとうございます。