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道北3泊4日の旅では美味しいものを沢山頂いたが、
その中で一番印象に残っているのが名寄(なよろ)のカフェ・レストラン
地元野菜や鹿肉を使った丁寧なお料理のほか、ジャムもパンもジュースも手作り。
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最初に出された前菜プレートには、
パプリカのきんぴら、茄子ピザ、夏野菜のトマト煮、ピーマンのマリネ、ズッキーニと生ハムのピンチョス。
その後は、鹿モモ肉のロースト、ロコモコ、カルボナーラ、ピザなどでお腹いっぱい!
そして何より、最後に頂いたソフトクリームの美味しかったこと!
レストランというよりカフェの雰囲気のお店なので大して期待もなく入ったが、予想に反して嬉しい誤算。
店主ご夫婦のお人柄からくるのだろう、とても居心地がいいのが何よりのご馳走でもある。
また行きたいお店が出来て、道北へ行く楽しみが増えたのが嬉しい。
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これも、行こうと思って行ったのではなく、唐突に現れた所が、あの「塩狩峠」だった。
塩狩峠とは、言わずと知れた小説「塩狩峠」の舞台となった場所。
私が抱いていた「塩狩峠」のイメージは、もっと標高が高く山深い場所と思っていたので、
ヒョイとカフェに降り立って、その横に標識とモデルとなったかたの石碑を見た時は正直なところ驚いた。
この近くには作家の三浦綾子が執筆した部屋が移築されているらしいので、
次にはゆっくり訪れてみたい。
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帰りの車の中から、大雪連山に低くたなびく雲が見えた。
道北には何度も訪れたけれど、今回の旅で、今まで知らなかったことや、また行きたい場所が見つかった。
こうして北海道の魔術にかかってしまうのだろうが、これが元気で生きる力となるのなら有難い魔術だ。