風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

道東の旅 ⑤野付半島と尾岱沼(おだいとう)

2015-07-17 | 北海道の夏 8年目(2015)
3日目の午後は、野付半島へ


野付半島は、知床半島の南(下)に、海老のように細く曲がって伸びている半島で、全長26キロある。
ここには、砂浜、干潟、草原、高層湿原、森林など、手つかずの自然の姿が残っていて、
立ち枯れの風景『トドワラ』や『ナラワラ』といった景勝地もある。


 
半島に入ると、いきなりエゾカンゾウの大群生!
「やっぱり咲いていたねえ」と感嘆。
花の咲く時季を言い当てるのは難しいが、この辺りは次から次に花が咲くので、
6月末から7月いっぱいまでは端境期がなく常に何かしらの花が迎えてくれるような気がする。


 
エゾノシシウド(蝦夷猪独活)やクサフジ(草藤)も、今が盛り
 


ナラワラの一帯
ここは海水が流れ込んできているので、ナラの木が立ち枯れを始めている。
この先にはトドワラと言って、同じように立ち枯れをしたトドマツ一帯があり、
その荒涼とした光景が人気スポットになっていた。
が、その倒木も年毎に流れ去り、今はほとんど消え去っているらしい。
そのうち取って代わって、ここが人気スポットになってくるのではないだろうか。


                                

この半島に抱かれるように野付湾があり、ここで獲れるシマエビは高級エビとして人気がある。

 
野付湾には尾岱沼(おだいとう)港があり、ちょうど「えび祭り」開催中。



お祭りイベントで、トドワラまでの往復クルージングが500円!
これは何としてでも乗らなければ!と、チケット売り場に直行

寒いので、持って行った服6枚を全部着て、その上にフリースを着込み、
マフラー2枚で頬被りをして乗船。


ゴマフアザラシが顔を出してお出迎え。
(見づらいのでスームアップして切り取り)

曇っていたので眺めはイマイチだったが、アザラシも見ることが出来たし、お得価格だったし、
初の野付湾クルージングも出来たし、思いがけずラッキー体験となった


                                

今日の宿泊は、野付湾に面したホテル

 
夕食に出された「活きシマエビ」と「茹でシマエビ」
活きシマエビはピョンピョン跳ねるので、キャーと叫びながらもギュッと押さえこんで皮を剥く。
うーーん、甘くて美味しい



部屋から見た野付湾と、遠く野付半島の眺め
尾岱沼の日の出は、日によって四角い朝日が見られるというので、日の出時間の3時半に起きてみたが、
残念ながら今日も雲が厚く、どんよりした空 



ホテルの朝食
お天気には恵まれなかったが、ここのホテルのお風呂は温泉で広いし、
お祭り日だからと言って料金がグンと上がることもなく、
適当に放っておいてくれるし、二重丸
尾岱沼付近は宿泊施設が少ないので、次回はきっとここに決まり

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