風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

晩秋のニニウキャンプ場

2013-11-02 | 北海道の夏 6年目 (2013)

午前中は、待望のラフティング。
川沿いの紅葉が迎えてくれた。

ドライスーツを着用していたものの、雪解けの川は思ったよりも冷たく流れも急
激流箇所では何度も冷たい川の水を被り、キャーっと嬉しい歓声をあげるオジサン・オバサン達。
ドライスーツを着込んで、ヘルメットを被り、遠目ではきっと若者に見えたのでは?


                                


昼食後は、キャンプ場にある倒木や枯木でキャンプファイヤーもどきの焚火。
焚火をするって何十年振りだろうか。
昼食で食べた割り箸や新聞紙を使って火を熾したり、大きな木を互い違いに重ねたり、
昔の若者たちは、その昔の記憶を思い出しながら焚火を楽しむ。

もちろん、焚火に付きものの「焼き芋」の楽しみも
ただし、ここは北海道なので、お芋と言えば「じゃがいも」
他にも「玉葱焼き」も「ズッキーニ焼き」もあり、アルミ箔を開くたびに
「当たったー」や「えーーコレ好きじゃない・・」などの声があがる。


                                    

 
その後は、ニニウの林散策
一昨日の台風や雪でも紅葉は残ってくれていた。
同じ占冠ながら、ここニニウ地区は温かい地域なので雪も少ないそうで、
確かに一昨日降った雪もほとんど解けていた。


  
歩く前も後も、見上げる上も足元も、赤や黄や緑が織りなす美しさ。
のんびりと、このニニウ散策を堪能。


  
と、スタッフのTさんが《山ぶどう》を採ってくれた。
口に含むと、結構甘い。


                                

その後は「薪割り」

男性はみんなやりたがるが、何十年ぶりにやる人、初めてやる人など、その実力はそれぞれ
あとから腰にこなければいいが・・


今は、こんな「薪割り機」もある。
大きな丸太がすんなり割れていくが、これが結構な快感。
今度は、この薪割りボランティアに来ようかな

その後は、地元写真家のかたのスライドショーを鑑賞し、
写真を撮る時のエピソードなどを伺って時間を過ごした。


                                    


春の花が咲き始めた5月に初めて訪れ、
その後も、6月、8月のボランティアとして過ごしたキャンプ場。
何日もかけて磨き上げた管理棟やバンガローが、
こうして息を吹き返してお客様を迎えていることの安堵と、
自分の手元から飛び立ってしまった一抹の寂しさも感じた。
まるで手塩にかけた子供を、無事に社会に送りだした時の親の気分と同じ。

ここ占冠で過ごした日々を懐かしく振り返りながら、晩秋のニニウキャンプ場を後にした。

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