風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

安達太良経由で友人を訪ねて、そして自宅へ

2015-11-15 | 北海道の夏 8年目(2015)
朝の食事の時、隣の席のご夫婦がホテルのスタッフに道を尋ねていた。
「安達太良山」とか「あの信号を曲がって真っすぐ走る」とか「曲がって10分程」という言葉が耳に入る。
もしかしたら安達太良に行く道順かな・・・と気になっていた。

チェックアウトの時に、そのことを確かめると、10数分の所に安達太良山へ行くゴンドラがあるという。
では麓まで行ってみようよと、安達太良山を目指して行った。


「安達太良山登山口」の標識
あの智恵子が「ほんとの空」と言った安達太良山だ


 
ほんの登山口を見るだけ・・と思っていたが、
怪しげな雲が途切れたことと、ゴンドラに直ぐ乗れるのを見て、飛び乗った。


 
曇っていて紅葉の鮮やかさがないが、思いがけず、この山並みを眺められて良かった。
この旅の最後の紅葉になるのかな・・と思いながら、しばしの空中散歩を楽しんだ。


 
頂上に行ったらすぐ戻る・・と思っていたのに、登山道の入口を見ると心が騒ぐ。
又もや「チョット先まで」と歩き始めた。


 
10分程歩いた先にある薬師岳にある「この上の空がほんとの空です」の碑
でも、今日の空は雲が厚い・・・

でも、ここまで来れただけで十分。
「つい、そこまで」が、「ちょっと」 「また、ちょっと」とここまで来てしまったが、これで十分満足。
今度機会があったらフル装備で頂上目指そうか・・と、無理な相談をしながら降りてきた。


                                

東北を通って帰ろうと思った時から、「ならば彼女の所に寄りたい」とは思っていた。
が、彼女は忙しい毎日を送っている様子。
早くから予定に入れてもらうのは心苦しいので、直前に連絡しようと。
それで既に予定が入っていれば縁がなかったと諦めよう・・と。
そして数日前に連絡すると「待ってるよ」と嬉しい返事が



午前中の急な安達太良山行きで時間が遅くなったが、何とかご夫婦で作り上げた農園ガーデンに到着。
ご夫婦の温かい笑顔と、真っ赤なリンゴが迎えてくれた


 
「もう収穫が終わったようよ」との話だったが、立派な葡萄が残っていてくれた。
早速収穫してくださったが、驚くほど大きくて重い!
「素人だから」とは仰るが、いえいえプロより上手で、甘い甘い!



食用菊「もってのほか」の美しいこと!
本当に、こんな綺麗な菊を食べるなんて「もってのほか」だ
菊に申し訳ないような気持ちで食べたが、香りがよくてとても美味しい。



柚子も見事に生っていた。
葉を1~2枚残してハサミで切ると、フワーっといい香りが!



夫は、この立派な窯に興味津々
耐火煉瓦のこと、煉瓦の積みかた、鉄扉のこと、特注カバーのこと、スモークの作り方など、
訊きたいことがいっぱい!
私達には出来ない事だけれど、夢を叶えた話を伺うのはとても楽しい。

慌ただしい訪問だったが、変わらずの温かい歓迎を心から感謝。
ありがとう

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