温かで穏やかな一日。
思いのほか三月がゆっくりである。
ドウス昌代『イサム・ノグチ』を読み始める。
力作である。心地よい力作。まだ三分の一ほどしか読み進めてないけれど、作者の距離のとり方が手馴れている感じがしていい。女性作家にありがちな過度な思い入れに文章が振り回されることがなく、細かな調べを前面に出して来すぎるところもなくていい。ただ、それだけに天気のいい日に読んでいると、とたんに眠くなるな。
これから後半にかけて有名人続出みたいだから、ゆっくりと楽しみましょう。
もはや下草が繁茂し始めている。
そろそろ野に出る準備を始めねば。
春である。(と言っていいんだろうな。)
花粉の予感は実感に変わる。
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