野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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遠征報告・・・(新潟県十日町市と長野県飯山市・栄村・戸隠村)

2023-06-19 17:38:17 | 野鳥写真

ブッポウソウの飛び出しシーンの画像・・・(観音寺のブッポウソ抱卵中)

 営巣が巣箱のため多少残念ですが、今回はタイミングが悪く、こんなブッポウソウの画像しか撮れませんでした。オスの鳴き声が聞こえると、メスが巣箱から青を出すと、何度も飛び出して行きました。

日程変更と松之山滞在日記・・・(あらまし)

 当初6/14~16日の予定を現地の天候の都合で、一日延ばし15日~17日(15日~18日と滞在も一日延ばしました)に変更したが、天候の状況が梅雨のため、前半は雨に叩かれてしまいましたが、16日の午後からは天候も回復し天気はベストコンディションとなりました。※夏鳥達(アカショウビンやブッポウソウ・チゴモズ等の夏鳥達全般に言える)が抱卵期(営巣場所を知られたくないために近くでは鳴かなくなる行為)迎えていたため、求愛時期の鳴き返しなどの鳴き声はあまり聞くことが出来なくなってしまっていた。※17日に松之山の森の家「キョロロ・・・」でイベントが開催されるらしく、町内の宿泊施設が満杯で取ることが出来ずに車の中での車中泊も考えましたが、こんな年になって無理はしたくありませんでしたので、長野市に移動(飯山市からの移動なので、そんなに遠い距離でもなかった)し、市内のホテルに移動し泊まりました。※同行者が来れなくなったため、単独行動となり当然狙う対象物(野鳥達)が変わりましたので、確率の悪い猛禽類(イヌワシ)に切り替えて行動することになりました。

松之山地内の撮影スポット・・・(1日目、夏鳥達は抱卵期に入っている)

15日の朝7:40分頃に観音寺のブッポウソウの撮影スポットへ到着し、後二ヶ所のブッポウソウの営巣場所へも状況観察に行きましたが、松之山地内のチゴモズの里山はタダモズが営巣しているため、チゴモズ達は残念ながら見ることも鳴き声を聞くことも出来ませんでしたが、おばあちゃんに高速道で買ってきたお土産の水沢うどんを届けがてら出掛けて行くと、自宅へ上がり込みお茶をご馳走になって来ました。※コロナ禍でニ三年振りの最下位だったが、すっかり年老いてしまい、普通に歩くのも厳しい状態となっていたため、滞在期間中にも菓子パンなどを買って届けたりしました。※今の大荒戸は「兵どもの夢の後」のような感じで、昔の静けさが戻っていましたが、何となく寂しそうなことも話していました。※もう大荒戸は人気の夏鳥のチゴモズの里山には戻らないかも知れない。※帰りには乾燥した山菜(乾燥ゼンマイ3袋〈蕨の何倍もの価値があるそうです〉と乾燥ワラビ1袋等)を沢山持たせてくれたため、そのうち自宅で山菜料理(レシピも教えてくれた)に挑戦したいと思っている。※牧峠でイヌワシハンターの知り合いと出会い、話すとゼンマイは貴重品なので、誰にも上げない方がいいよと教えてくれた。

松之山2日目・・・(ブッポウソウとチゴモズ撮りに専念した)

 同じ宿泊施設に泊まっていたご夫婦(動物関係の研究をしていたという学芸員のご夫婦)と宿の食事時にいろいろ話したりしていると、翌朝の朝食前に松之山の夏鳥の撮影スポットを教えて数ヶ所回ると、本日お世話になったからとお礼のお菓子が自宅に届きました。※朝食後、朝ぶろに入り悪天候の中だったが、上下防水のゴアテックスを装着してブッポウソウやチゴモズの撮影場所へ出掛けましたが、ご夫婦とは別々の行動を取ることにし、観音寺のブッポウソウの巣箱からの飛び出しシーンやチゴモズを撮影することにして単独活動していた。

新潟県牧峠・・・(3日目、イヌワシの餌獲り場)

 峠の一部の法面が崩落しているが、現在は崩れたままになっているため、長野県側からは峠までは通行できるが、新潟側の何ヶ所も崖崩れが発生しており、既に通行止めとなつているようですが、現在のところは長野県側から登って来れるので、イヌワシが撮影できるようだが、来年春から三年間の予定で法面の復旧工事が実施されるため、牧峠には三年間上がって来れなくなってしまいます。※もうラストチャンスと二日間挑戦(18連敗となりましたが、牧峠のイヌワシハンターの中には40連敗者もいると笑われてしまいました)しましたが、残念ながら空振りとなってしまいましたので、歳のことも考えると本当にラストチャンス(今年の雪が降るまでに何度か挑戦したいと思っているが・・・)だったかも知れない。※三日目はチゴモズを暫く撮影し、早い時間帯に牧峠に移動していきましたが、案の定からぶつてしまい、秘密のブッポウソウの撮影スポットへ移動していきましたが、ブッポウソウは特徴的な枯れ木に止まっていませんでしたが、部落のブッポウソウの保護をしている近隣の方とお話ができたが、歓迎ムードを得られたのが収穫だった。

4日目の夏鳥や猛禽類の鳥撮り・・・(牧峠へ)

 観音寺のブッポウソウの状況だけ観察に出掛けたが、巣箱からの飛び出しを何枚か撮影すると、早い時間帯に牧峠の方へ向かいましたが、この日も空振りの公算が高くなりましたので、早々に下山し秘密のブッポウソウの撮影場所とチゴモズの撮影スポットへ出掛けるが、3時頃には自宅へ戻りたいと思っていましたが、結局4時半近くまでチゴモズを撮影してしまいましたので、現地を戻って來るのが遅くなり、日曜日と県央道のトラックの故障車の影響で、関越の大混雑に嵌ってしまい帰宅したましたが、9時になてしまいました。※関越道の赤城高原SAで食べ損ねていた昼食と夕食をしっかり摂ることにし、お土産を調達したりして帰路に就きました。

❝花鳥風雪❞写真集・・・(試験刷りしたものを修正)

❝花鳥風雪❞写真集・・・(表紙)

12mmと分厚い写真集となっている。

※別冊(外来種の野鳥写真)のおまけつき

写真集の内容一覧

一度試験刷りしましたが、その後何種が増やしたり画像を入れ替えたりはしたものの、基本的な写真集のパートには変更はなく、写真集の構成が25パートに分かれており、各パートの中の野鳥の一部の配置換えをしたことで見易くしました。※集大成ではありませんが、飽くまで「花鳥風月」⇒「花鳥風雪」を意識して撮影した野鳥写真を主体にして載せているため、約150頁の写真集なので、約300枚/野鳥写真の枚数、約200種/「花鳥風雪」(花木・草花・花木や草花の実・降雪や積雪・新緑・四季の景色等)に拘り撮った画像を配しました。※北海道種や沖縄県の南の島の種(亜種リュウキュウ)は雪や花絡みの画像の一部しか載せていませんし、カモ(雪の上に佇むカルガモのみ)やシギ類(ヤマシギとアオシギだけ)等も殆んど載せていません。※鹿児島県奄美大島の国の天然記念物や固有種についてはこんなものが生息していると代表的なものだけを小さな画像で載せている。

 一般に野鳥写真集はカメラマンが撮影し、よく撮れている野鳥写真を載せて作成しているが、今回の「❝花鳥風雪❞」を意識して撮影した画像を25のパートに分けて作成しており、特にこれから野鳥写真を撮りたいと思っている人達には参考となる野鳥写真集(薄めの野鳥図鑑〈300~400種程度の図鑑〉に載っている野鳥は殆んど載っている)だと自負しています。※我々日本人の根底にある「花鳥風月」と言う芸術に関する情緒がある訳ですが、「花鳥風月」の「()」は奇跡の撮影(月夜に鴈とか鶴が月の前を横切るシーン等)しか考えられないため、「()」もありだなと「花鳥風雪」と置き換え、そんな写真集の作成を長年温めていたものを実現させたと思っています。※例えば、ヒバリ科のヒバリ・イワヒバリ科のヤマヒバリやイワヒバリ・セキレイ科のタヒバリ等、カヤクグリイワヒバリ科)も掲載されている。※野鳥の種類も少し多過ぎるが、簡単な野鳥図鑑(夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・迷鳥等やワシ・タカ等22種の猛禽類・フクロウ類・サギ類・カッコウ科の托卵四種等も分類して載せている)としても観て貰うことができるように製作したため、使用した野鳥写真の枚数も約300枚と多く使用している。※別冊で外来種の野鳥達の一覧表も付けている。

 


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