西条のむらかみ酒店で購入。以前土佐しらぎくを買った記憶がある。一瞬あらばしりを買おうと思ったが、後で思い返すと一度飲んでいたようなので、この純米吟醸山田錦は初めてだ。
精米歩合は50%で大吟醸と言ってもいい。他ならまだしも山田錦を使っているのに、である。
2017年のワインコンペティション?で金賞を受賞しているようだ。
直前には若波純米酒生酒を飲む。それと比較して。
清涼感があり、よりドライ。濃厚であるが、そのため苦味もやや多くなる。といっても悪くはない。
高知の酒らしさが感じられる。それからすると、端麗辛口一辺倒のイメージであったがそこに吟醸香ではないかもしれないが、清涼感が加わり、おいしい。
ある意味現代的な味覚の酒なのだろうか。伝統的な高知の酒でありながら、現代的な味付け。その意味では先ほどの若波も伝統を守りつつ、現代風な味付けをした酒と言える。
20180223追記
若波と比べ、意外と、こちらの方が濃淳だ。厚みがある。高知は端麗辛口でドライというイメージだが、若波と比べてではあるが、濃い。この辺りは好みなので濃くて重めがよければ土佐しらぎく、さっぱりしたければ若波でいいのではないか。