ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

アサヒ深煎りの秋

2014-08-20 20:23:37 | ビール以外

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学生の時を思い出す味だ。質の悪い酒という意味ではなく、学生ではあったがちょっといいビールというのか、久々にビールを飲み、しかもそれが秋限定の濃いめのビールだった時の味だ。 後味は発泡酒らしくキレがある。飲み進めるとバーボン的な風味も感じられる。


石鎚 雄町純米 槽搾り

2014-08-18 17:03:46 | 日本酒

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松山の津田酒店で購入。
いつもながらテンションが高まってたせいか、解説を見ると、2年熟成とある。熟成となると、純米吟醸で、という基本的定義から外れるので困ったものだが、つい買った。
要は、おいしいと思い、また買いたいと思ったときに限定では困る、だけのことだ。
2年熟成は、特別限定ではなく、この雄町純米は全て2年熟成させているようなのでいいか。
まず落ち着いた甘い吟醸香が来て、一気に花開くが、ある意味セメダイン的な香りに昇華する。甘味が裏に隠れている。始めは刺激的だが、後味にかけてはむしろ甘く感じる。日本酒っぽさはほとんど無いのでおいしい。甘味は雄町特有と言ってもいいかもしれない。
セメダインさというのは吟醸香の熟成した果てとも言えるし、石鎚特有の麹っぽさが昇華し熟成した感じとも言える。
後味、というより、飲んだあとだいぶたってからの口の中の風味は濃厚で、しっかり残る感じ。
セメダインさを意識すると合わないと思うかもしれないが、結構旨い酒かもしれない。
燗酒に最適とコメントにあるが、冷やしても十分旨い。
石鎚の中では、純米、雄町純米、緑ラベルの順か。 原料米 備前雄町
精米歩合 60%
日本酒度 +5.0
酸度 2.0
醸造年度 平成25年
720ml 1566/1.08


「はじめての<超ひも理論>」 川合光

2014-08-10 01:19:00 | 読書
これも数年前に買い、途中でギブアップしていた本だ。「真空のからくり」 山田克哉を読んだその後にもしかして理解できるのではないかと、読んでみた。
確かに以前よりははるかに理解することができた。しかし、後半は理解が難しかった。相対性理論や量子論はかなり読んできたのでその積み重ねもあって理解も深いが、超ひも理論となるとまだ知識が浅いからだ。量子論もそうだが、この超ひも理論がなぜ理解しづらいかというと、想像できない世界、ということに尽きる。頭でイメージできて理解できるのが通常の流れだ。しかし、数式によって表現される世界は想像できないのだ。
この本によると、宇宙は無から始まったものではなく、本当の意味での無ではなく、何もないように見えて実はエネルギーはあったという。ならばそのエネルギーはどこから生じたのか?無と有の境目が知りたいわけなのだが。結局いたちごっこになる。因みに、エネルギーに満たされた、それでいて無に見えるという始まりがあって、どのように有を生じたのかというと、トンネル効果と言って、通常はある壁を超えないと転じて有にならないわけだが、ある偶然的な確率的なタイミングで、本来登らなければならない壁を、突き抜けることができた。それが有の始まりという。始まりに近い姿はわかったが、本当の始まりは何だかごまかされてしまった気がする。
しかし無と有が別々であるという観念がそもそも間違っているのだろうか。無と有は同じと考えて見てはどうか。
また、初めも終わりもない。初めとは何なのか?初めの定義とは?何もないところから何か発する、変化し出す事が初めと思ってはいないだろうか?それは人間が後から勝手に決めつけた概念に他ならない。はじめという物がなければはじめを追及する必要もなくなる。
はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書) はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書)
価格:¥ 864(税込)
発売日:2005-12-17
 
 
 
20140722ごろ、読み始め
20140809読了

石鎚 無濾過純米 槽搾り

2014-08-09 16:31:21 | 日本酒

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こちらも津田酒店で購入。吟醸ではないので以前の純米吟醸より格下なのかもしれないが、ラベルはレトロで味わい深い。
夏吟と比べ、重みがあり、甘味も感じる。そして中盤からの後味に油性の非ドライさが感じられないので。さっぱり飲める。石鎚特有の麹っぽさが感じられる。もしかしてこれが強くなると例の樽っぽい風味と感じられるのかもしれない。夏吟と純米吟醸の間くらいの味わいかもしれない。そのため純米吟醸で濃厚すぎて飲み続けにくいと言ったことはなくいいかもしれない。吟醸香はほとんどないが骨のある味で旨いかもしれない。

石鎚なら純米吟醸より純米の方がうまいかもしれない。

本洲一純米といい勝負だ。本洲一がジューシーであり、石鎚がスクエアだ。

本洲一は広島でしか買えないので、日常的には石鎚を飲むといいかもしれない。そしてちょっとフルーティーな酒を味わいたいときに寿喜心雄町純米か賀儀屋黒ラベル。

広島の酒も愛媛の酒も、後味に日本酒っぽい非さわらかさがない酒が多く。それは今の自分に合っている。

関西のうまい酒を探すのはまだまだ続きそうだ。

原料米 松山三井
精米歩合60%
日本酒度+4.0
酸度1.6


石鎚 吟醸酒 夏吟 槽搾り

2014-08-09 16:21:39 | 日本酒

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寿喜心雄町純米をコントロールに聞いてみる。
やや日本酒っぽさの感じる味わいで、石鎚らしさというのだろうか、麹っぽい苦味、渋味のようなものも感じられる。後味はドライではなく苦味渋味が残るタイプ。
口の中でじっくり味わうと日本酒っぽさが強くなってしまうのでスッパリと飲んだ方が清涼感が味わえるかもしれない。
松山の津田酒店で購入。不思議なことにここで買うと勘違いをして純米吟醸を買うつもりが家に帰ってみると吟醸酒だったということが多い。つい、夢中になって買ってしまうからか。これも帰って、原料米に山田錦を使っていながら、なぜこの値段なのかと思ってラベルを見たら醸造アルコール入りだった。
麹米山田錦50%、掛米松山三井60%
日本酒度 +6.0
酸度1.7