久米の井は愛媛県松山市にある後藤酒造の酒だ。
このしぼりたて生酒は通常は飲めないと、一応そういうことらしい。
原酒ではあるが、醸造アルコールが入っているので本醸造になる。
実は最近、後藤酒造が酒造りをやめるということを聞き、まさかそんなことがあるのかと思い慌てて石川県から松山に注文したのだった。
松山に住んでいたときは、普通に見てたので、まさかこれが無くなるとは思いもしなかった。つまり、一度も飲んだことがなかったのだ。
香りは日本酒っぽいが、フレッシュさがあるような気がする。
飲む。蜜のような甘さがある。日本酒っぽさはあまりなく、愛媛の酒らしく水のよう。酒自体の辛さはあまりないが、刺激感がある。サラッとしていて飲みやすい。
安い日本酒にありがちな甘ったるさがないのでいい。
これはいい。もっと早く知っておきたかった。
20210606追記
やはり柔らかい、という印象は変わらない。酸味はほぼない。ただ苦味が強くなってきた感じがする。
20220209追記
今になって愛媛の久米桜しぼりたて原酒生酒と合わせる。この時期(開封後1年以上?)になると、生酒とは言え、さすがに熟成感が出てきている。飲みにくい。
20220528追記。
老香がありつつ、濃厚な甘味を感じる。
あん肝と合わせる。
あん肝の味、酒の味は独立している。
混じり合わない。
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