ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

山本山廃純米天杉

2023-11-18 18:00:48 | 日本酒

白山市の酒のとくもとで購入。

秋田県山本郡八峰町の山本酒造店の酒。地名の山本ではなく社長の名字のようだ。

白瀑という銘柄だったという。それなら聞いたことがある(飲んだことはない)2007年に倒産の危機から一念発起してリブランドしたとのこと。

因みに日本酒銘鑑1996によると、

山本有限会社。秋田県山本郡八森町八森269。

吟醸酒の商品化は早く、この銘鑑の発売(1996年)の25年前から大吟醸バッカスという製品を出していたとのこと。

注ぐ。

やや緑がかった薄い琥珀。

香りは杉樽の香りはない。

柔らかな吟醸香。

微発泡。酸味がありそれが吟醸風。

そして、なんと杉の風味も感じられる。飲むと杉の風味が現れた。

吟醸があってジューシーで甘い。濃くはないので疲れない。

後味はドライで高知の酒のような余韻がある。

適度な濃さがあり、基本は柔らかく優しい味わい。甘く、少しのフルーティーで飲みやすい。そして、ちょっと杉の香りも味わえる。

 

20231126追記。

印象は変わらず。

飲み口から軟らかい。フルーティーで、甘味も感じる。

そのまま滑らかに推移し、苦味が若干出てきて、消えていく。

スルメとは意外と合わない。両方が主張し交わらない。旨味系のツマミとは合わないのかもしれない。これはこの酒の個性かもしれない。

つまり、ワインのような。単独で味わう酒、かもしれない。

20231203追記。

単独で味わうべきか?

今回はぶりの塩焼きと合わせる。

ブリ自体は油豊富な味わい。

普通に合う。違和感なし。ブリはブリ、酒は酒だ。

そんな意味で相性が良いのではないか。


紫宙純米無濾過原酒金色の風

2023-11-18 17:35:41 | 日本酒

白山市の酒のとくもとで購入。

この紫宙(しそら)は岩手県紫波町の紫波酒造の酒だ。

岩手県の酒は初めてで、紫波町というのも初めて聞いた。しかしこの町では多くの酒蔵があるようで、酒どころなのかもしれない。

因みに杜氏は小野裕美という女性であり南部杜氏。紫波は南部杜氏の発祥の地。

以前は廣田酒造店として「廣喜」の銘柄だった。

日本酒銘鑑1996には南部杜氏発祥の地であるにかかわらず、月の輪酒造店しか紹介されていない。

杜氏はそこで造るのではなく、全国各地に出張して造るからだろうか。

この金色の風(こんじきのかぜ)とは酒米の銘柄だ。

注ぐとやや琥珀のかかった透明な色。不純物っぽい濁りがわずかにある。

香りは少しだけ辛めの吟醸香。

飲む。

柔らか目の弱い、フルーティーな吟醸味。

後味の苦味は感じられる。

冒頭からベースは柔らかい味。刺激はほぼない。

後半と後味の苦味がインパクトを与える。

飲むほどに苦味が印象的か。

はじめの方はとても柔らかい。そして後半の苦味。

20231119追記。

変わらず、

飲み口は柔らかくフルーティーだが、後半から苦みが強くなる。

似た傾向の酒で山本があるが、山本は苦みが少ない。

比べると、山本は苦みがない分、物足りなく、紫宙は苦みがある分力強さを感じる。

もうこれは好みだ。穏やかに飲みたいときは山本。パワーが欲しい時は紫宙だ。

20231126追記。

今回飲んでも、同じ印象。

軟らかいが、苦味がある。

飲み口は軟らかくフルーティー。すぐに苦味が出てきて、苦味の比率が大きくなる。苦いが軟らかい。

開封して8日経ったが安定した味と言える。まだまだいけるだろうか?

スルメと合う。相互に補完するのでうまい。


サッポログランドホップ

2023-11-18 17:15:42 | ビール

20231102金沢駅のセブンイレブンで購入。

セブンイレブン限定発売とのこと。

缶がフニャフニャなのが気になる。

厳選麦芽、国産ホップ、長期間熟成によるコクが特徴のようだ。

香りは麦芽の甘い香り。

飲む。

金属系の味か。

香りと違い、味は麦芽よりもホップの湿った青々しさが印象的。

柑橘風のホップの風味だが結構ウェッティだ。

後味は渋味が持続する。