カキフライを作ったが、失敗。
カキが小さくなったし(いや元々小さい?)、衣もついていたり付いてなかったり。
フライと言ってもノンフライヤーで作ったのだが。
そもそもノンフライヤーでからあげは作りやすいが、フライを作るのは難しい。さらに今回のカキのように素材に油が無いものに関してはさらに難しい。
ノンフライヤーは素材の油を利用して揚げたように料理できるのだが、
素材の油が無ければ、例えばオイルスプレーのようなもので後から油を付加するというテクニックが必要だ。
それを承知で今回はカキフライにチャレンジした。
まず、ポリ袋にカキを投入。素材に油がないので、サラダ油を適量加える。
そこに、日清のラク揚げパン粉をふりかけ、ポリ袋の中で振り混ぜる。どれだけ手を抜くのか?って感じだが。
味はサクッとしたパン粉の香ばしさがあるが、カキの主張が強い。ミルキーなカキではなく、カキの干物でも食べてるような海の味が強い。
実は、個人的にはそれが嫌いなわけではない。しかし、これはカキフライですと他人には出せない。
カキを小さくさせないため塩水で洗う。パン粉を付けて、もう少し長い時間馴染ませる。どうせ加熱するわけだから水分を吸ってふにゃふにゃになってもいいのではないか?
失敗作ではあるがこのカキフライに日本酒を合わせるなら、同郷の広島の酒だろう。丁度、天寶一がある。
なんて思ったが、別に天寶一の蔵元はカキフライ、いや百歩譲ってカキに合わせようと酒は造ってないだろう。
それを言ったら、広島の酒はもみじ饅頭と合うのか?というはなしだ。
そんなわけだが、カキの磯風味感満点のカキフライもどきもおいしいし、一緒に飲んだ天寶一もうまい。
それにしても写真を見れば見るほどカキフライというより、カキのかき揚げではないか?