酒まつりに行ってきた。前回行ったのが2002年なので11年ぶりだ。
前回感じなかったが、広島駅から西条駅まで結構時間がかかる。50分くらいかかっただろうか?酒まつり用の臨時列車ということで、同乗者はみな酒まつりに向かうのだろう、結構な人数だ。
西条に着き改札を出ると、
すごい人の数。次から次から大量の人たちが改札から出てくる。これだけの人が、会場の酒ひろばに入っていくのかと思うとゆっくり飲めるのか?目当ての酒が残っているのか?心配になった。
さて、酒ひろばに入ると、前回よりも人がすごい。一瞬、身動き取れないほど人が埋まっているようにも見えた。テーブルはすべて埋まっているし、酒を注いでもらうところも行列ができている。これでは、タイムリミットが来て10杯飲むのも無理ではないか?と辟易した。前回はこんな感じではなかった。
そうやってどうしようかとあたふたしているうちに、結構要領をつかめてきて、(立ったままではあるが)注いでもらった酒を味わうための、隅のスペースが見えてきたり、行列も意外と、空いているところも見えてきた。
いざ、スタート。前回は一心不乱に飲み続けたが、あれでは後がキツい。あと、お気に入りにしたい酒を見つけるためにも種類を多く、また味の判断できる程度に、ということで、注いでもらう際も可能な限り少量にしてもらう作戦でいった。
こんな感じですごい人。面白いのは結構若い人が多い。最近では若者の酒離れが進んでいるといわれていて、ビールはもちろんのこと、日本酒なんてますます若者は飲まないのではないかと思っていたが、まだまだ安泰のようだ。
今回発見したのは、お盆に猪口を6個ぐらい乗せて、注文している人だ。最初は、仲間の分をまとめて取りに来てるのだろうと思っていたが、恐らく一人で飲むのだろう。自分の場合、入り口でもらった銘柄一覧にある解説を見て、「これ」と決めて列に並んでいたが、いろんなタイプの楽しみ方があって、とりあえず並んで順番が来たら、どれがうまいか?自分の好みを聞いてもらって選んでもらうという人もいた。とりあえず左から順番に全部、なんて人もいた。
今回は19種類(実際知らずに重複していた酒もあり18種類)試飲した。
るみ子の酒(三重)、雄東正宗(栃木)、遊穂(石川)、積善(長野)などは気に入った。あと「倉垣村」のイメージであまり良くなかった秋鹿だが「摂州能勢」はうまかった。