静岡地検は13日、30代の男性検察事務官が路線バスの車内で痴漢行為をしたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで県警に書類送検されたと発表した。地検は同日、男性事務官を不起訴処分(起訴猶予)とし、併せて停職2カ月の懲戒処分を行った。男性事務官は依願退職した。
地検によると、男性事務官は5月25日、静岡市内を走行中の路線バス車内で、女性の胸などを衣類の上から触る痴漢行為をした。通勤途中で、事実関係を認めているという。地検は起訴猶予の理由について、犯行後の状況など「諸般の事情を考慮した」としている。
地検の宮地裕美次席検事は「法令順守に最も厳格であるべき検察庁の職員が法に触れる行為を行ったことは極めて遺憾。全職員に対し、綱紀の厳正な保持を徹底するよう指示した」とコメントした。
2021年9月14日 静岡新聞
地検によると、男性事務官は5月25日、静岡市内を走行中の路線バス車内で、女性の胸などを衣類の上から触る痴漢行為をした。通勤途中で、事実関係を認めているという。地検は起訴猶予の理由について、犯行後の状況など「諸般の事情を考慮した」としている。
地検の宮地裕美次席検事は「法令順守に最も厳格であるべき検察庁の職員が法に触れる行為を行ったことは極めて遺憾。全職員に対し、綱紀の厳正な保持を徹底するよう指示した」とコメントした。
2021年9月14日 静岡新聞