医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

テレビ出演の医師が覚醒剤 コロナ禍マスク不足訴えも

2021-02-22 22:03:51 | 医療界
スポーツドクターとしてテレビ番組にも出演していた医師の男が覚醒剤を使った疑いで警視庁に逮捕された。

東京・新宿区の「夏目坂メディカルクリニック」の院長・栗原隆容疑者(45)は2020年12月、都内などで覚醒剤を使用した疑いが持たれている。

栗原容疑者は健康に関するセミナーも開いていて近所の人の印象もよかったという。

また、栗原容疑者はスポーツドクターとしてテレビなどメディアにもたびたび出演していた。

2020年3月6日、フジテレビの報道番組の取材に応じ、新型コロナによるクリニックのマスク不足について話していた。

栗原容疑者(2020年3月6日取材)「これが残りのマスクですね。1箱もない状態ですね。あと20枚ちょっとというところですかね」

診察を受けたこともあるという近所の人は...

近所の人「(診察はどんな感じ?)普通じゃないですか、お医者さんとしては。ただ新しいからなかなかね、ここ開業してからは。この辺の方、皆さんかかりつけ(の医師)もっているから、後から来た先生は大変ですよね」、「(ご近所づきあいとかは?)全然ないと思いますよ」

2020年12月、栗原容疑者の家族から「意識がもうろうとしている」と119番通報があり、自宅から病院に搬送された際、尿検査で覚醒剤の陽性反応が出たという。

栗原容疑者は退院した2月19日に逮捕されたが、警察の調べに対し「何のことかわかりません」と容疑を否認しているという。

いま、栗原容疑者のクリニックが入るビルの入り口には「院長が病気療養中のため、当面の間、休診」と書かれた紙が貼ってあった。

栗原容疑者が院長を務めるクリニックは、1月24日から院長の体調不良を理由に休診となっていた。

2020年3月に取材した際、栗原容疑者はコロナ禍における自らのクリニックの経営について心配していることを話していた。

栗原容疑者(2020年3月6日取材)「例えば私が感染したというと、今の段階では最低でも14日間健康観察の期間だったりとか、休みにしなきゃいけないという事態が発生しますので、そうするとクリニック的には経営が成り立たないということになりますね」

警視庁は栗原容疑者が覚醒剤以外にも他の違法薬物を使っていたとみて詳しく調べている。

2021年2月22日21:12配信 フジテレビ系(FNN)
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