神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

残堀川の源流探し

2008-10-12 19:29:53 | Weblog
急に涼しくなって、すっかり秋。
ただよう匂いもキンモクセイから銀杏の腐った匂いへ変わる。
ということで、残堀川の源流探しのサイクリングに行ってきました。

多摩川を羽村の堰から立川まで下り、そこから残堀側を溯ります。
途中、昭和記念公園があるので迂回したら、すっかり迷子に。
行き止まり標識にぶち当たったり、東京ガスの敷地に突っ込みそうになりながら、やっと川沿いの遊歩道に復帰

。右岸を行ったら行き止まりで、橋まで戻って左岸に移ったり、さらに迷いながらも遊歩道を進む。

水は透き通るように綺麗で、カモやらサギやら、バードウォッチングもできるくらい。
両側はコンクリートの谷のように護岸されていて、水辺には茂みが生い茂っている。この風景は、実家近くの川

が思い浮かぶほどそっくりなのだが、向こうは生活排水が流れ込むので、川のにおいも透明度も全然違う。

途中で迷いながらだったせいで思ったより時間がかかり、行けども行けども源流にあるはずの狭山池にたど

り着かない。と思っているうちに、できたばかりなのかとっても綺麗なアンダーパスを抜けると、目前に森と鳥居が。ここが狭山池公園。

なんというか、思ったほど源流っぽくない、ただの池がある公園。池には噴水まであって、これも故郷の公園が思い浮かぶ。

たしかに残堀川はここから流れ出しているのだが、これが源流?
念のために、ぐるっと池を回ってみると、やっぱり池に流れ込んでいる小川がある。
なんだ、さらに源流があるじゃん。と思ってさらに溯ること数分。
自転車で行ける行き止まりになってしまった。
ここは狭山池公園内の丸池というらしい。写真はその丸池。
小さい釣堀みたいな池になっていて、岸辺にベンチがあるくらいでここも源流っぽくない。

丸池に流れ込んでいる小川がさらにあったので、自転車を降りてさらに探索。
すると、この小川は近くの畑のあぜ道横を流れる用水路のよう。
たどっていったら、暗渠になっているのか、湧き水なのか、藪の中に消えていて、その向こうには小川は見つか

らず。これが本当の源流なんでしょうか?

なんか畑で作業してた人に不審そうに見られたので退散。
帰りは途中から新青梅街道経由で帰着。

うーん、なんか、「源流」とか書かれた碑を期待していたので、ちょっと残念。
でも、狭山池公園は散歩するには、結構いい感じですよ。ちょっと“狭い”けど。(駄洒落?)