爆笑！

- 9月某日 東京芸術劇場（池袋）小ホール -
ひとりきりでの観劇は 久々です。

NODA・MAP 番外公演
『表へでろいっ！』
作・演出：野田秀樹
出演：[父]中村勘三郎　 [母]野田秀樹
　　　[娘 Wキャスト]太田・緑・ロランス / 黒木華

野田秀樹と中村勘三郎で夫婦を演じ、さらには 娘役をオーディションで選ぶだなんて、制作発表の内容を知った時は ホント驚いた。野田と勘三郎、大物ふたりを向こうに回してに、オーディションで選抜された娘役が どう食らい付いていくか...

小ホールに入ると、舞台と客席は 能舞台の様な配置。全面虹色の舞台装置は、能舞台であれば目付柱のある場所に 紫のポールが立っている。二階に続くと見られる階段もあって 一段ごとに色が違う。どうやら、ここは リビングダイニングの様な部屋であるらしい。開演ベルが鳴り 一旦客電が落ち 明転すると、舞台に能の稽古をする勘三郎。虹色の着物に その虹色が透けて見える紗の袴。ボリュームのあるヘアスタイルは ちょっと 白井晃風。続いて 妻である野田の登場。半袖のワンピースは 虹色の横縞。スタンダードプードルの様なヘアスタイルに赤いメガネ、青いアイシャドー。登場するなり爆笑。

こんな濃いキャラと絡むなんて、どんな子が登場するんだろう。
黒木華 登場。つるんとした顔が なんとも可愛い。やはり、この[娘]役は 長けた女優さんが演るより、「かなえ」という役と近い年回りの方がいい。舞台と客席も近いし、なにより新鮮です♪

愛犬 ピナ・バウシュは 臨月で、うちには誰かが居てやらなきゃならない。なのに、三人が三人 どうしても出掛けたい事情がある。さぁ 留守番するのは誰だ！？　筋立てが単純な分、役者は 臨機応変。物語は 部屋の中だけで進行していくのだけれど、会話で動きで もう笑わせる笑わせる。大勢のアンサンブルを使った芝居では 生まれ様のない遊び（ゆとり）がある。ファストフード“クドクナルド”のプレミアム景品が目当てで外出したかった筈の娘、その本当の目的が 実は NODA・MAPの前作『ザ・キャラクター』と絡んでいたりして、本歌取りな感じも面白い。副産物として、『ザ・キャラクター』自体が ちょこっとランクアップした様な気さえします

ん？ 今になって ハタと気が付いた☆　舞台と衣装の虹色縞々って、能舞台の揚げ幕に想を得ていたんだヮ　笑い転げて気持ちも高揚、大満足な『表へでろいっ！』でした。そうそう、斜め後ろ ホントに近くで 白井晃さんが御覧になっていました。


制作発表で 野田氏と勘三郎丈が使った顔ハメ（フォトセッション）パネルが置いてありました

が
ひとりで出掛けたので 試す訳にもいかず
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合成してみました

実際の舞台衣装は 全然違うのだけど
両人とも なかなかのコスプレ振りでしたョ


コスプレと言えば...
かくいう私も シルバーウィークのさなか こんな事になっておりました

コント『面接』
セーラー服パブのマネージャー役 T君と
S尾さん、そして J社時代からの仲間達に感謝。思いがけず 久し振りにお目に掛かる方もあったりして、素敵な時間になりました。それから Sマネ、色々ご面倒お掛けました m(_ _)m　何より、【地球へようこそ】のあやかし姫が 声を掛けてくださったのが 一番の驚き ワォ！　わざわざのお運び、本当に有り難う御座いました。