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V3阻止

2013年03月30日 | 時事
県岐阜商が大阪桐蔭のV3阻止! 1点差で逃げ切る/センバツ
相手にはV3がかかっていたようですが、当然地元を応援しました。

高校野球は、新メンバーで臨む秋季大会の結果から選抜される春の大会と、夏休み間に予選から一気に頂点までやりきってしまう夏の大会があります。つまり、春と夏は基本的に同じメンバーで臨むことができるわけで、最近では沖縄や横浜などが記憶に新しいですが、過去に春夏連覇(V2)を達成した学校はココも含めて7校あるそうです。しかし、やはり多くは3年生主体のチームであり、夏に強かったチームも次の世代で臨む秋季大会では同じ塩梅にはいかないようで、その多くは選抜すらされずにV3の夢を断たれてきた模様です。まあ、この理屈で行くと「夏春連覇」も非常に困難なはずが、こちらも過去に4校が達成しているとかで、今回大阪桐蔭が目指していたV3も絶対不可能というわけではなかったようですね。結果は残念でしたけど。

そんなわけで観戦していましたが、県岐商の方もそんな昨年の覇者相手に勝るとも劣らないプレイをしていたと思います。2回の守備の乱れをうまくつき大量点を上げ、さらに次の回に突き放した1点を守りきったと言う展開で、最後の方は投手がうまく相手を翻弄していました。ただ、やはり大阪もタダでは勝たせてくれないようで、エースの軸足を狙うデッドボールに、キャッチャーを吹き飛ばすタックルと、キツイ洗礼を受けてしまいました。最後のアレはボールを落としていたので一瞬「あれっ?」と思いましたけど、どうやらアマチュア野球のルールが変わり、今大会から『野手が明らかにボールを保持している際、走者は野手を避けるか減速して野手との接触を回避しなければならない。』つまり「タックル禁止令」が出ていたとのことで、落球は問題にならなかったようです。このルールがどうしてできたか調べてみると、当の大阪桐蔭の選手が前回の世界選手権で怪我をさせられたからだとか。つまり自分で造ったルールにたしなめられた形のようで、相手の監督もぐうの音も出なかったわけがよく分かりました。つーか、あれで次の試合どころか後遺症がでるようなことになったら一生賠償モノですからね。インタビューの藤田監督の「デッドボール後は、気力で投げろと言いました。」発言も、取りようによっては体罰とされかねないご時勢です。まあエースピッチャーである藤田君の実のお父さんなわけで、親が文句を言ってくることがありえないのは救いでしょうか(笑)

とはいえ、次の試合に影響が出ないかどうか非常に心配ですね。長らく優勝から遠ざかっているので、今年こそは地元に優勝旗を持ち帰って欲しいものです。
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