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映画ドラゴンクエスト訴訟?

2019年08月03日 | 時事
ほう、そんな映画がやってたのか・・・って「リュカ」懐っ!(笑)

ドラゴンクエストのコンセプトに「主人公はあなただ!」というものがあるので、ファイナルファンタジーのように公式に決められた主人公の名前というものは存在しないのですよね。それだけでなく、ゲーム中主人公はほぼ全くしゃべらないという特徴もあります。FFが映画を見ているような作品を目指して差別化を図ったのに対し、DQはRPGの先駆けとして誕生し、ずっとこのロールプレイのシステムを続けているわけです。そのためゲームの最初に主人公の名前を決めるのに結構悩み、自分の名前が恥ずかしい時はゲーム会社からとって「えにくす」とか名づけたものです(笑)このDQ5ではそれを逆手に取って主人公が誕生するシーンで父親に「トンヌラ」と名づけられそうになるギャグもあり、大爆笑でした。

このDQ5の頃はかなりメディアミックス展開が進んでおり、ドラクエにはまりまくっていた自分もマンガや小説、カードゲームなど夢中で買い漁っていました。その小説版の作者が久美沙織さんであり、名前のない主人公に「リュカ」という名前をつけていたわけです。自分などはこの中性的な名前になじめず、「まあ女性が書いたわけだし女性的になるのは仕方がないか」と思った記憶がありますが、今でも覚えていることからやはり印象的な名前だったということでしょう。ちなみに4の主人公はユーリル、6は確かイザでした。独特の語感というか、察っするものがありますよね(笑)

で、どうやら昨日公開された映画版ドラゴンクエストの主人公も「リュカ」というそうで、久美さん側が無断で使われたと訴えている模様です。確かに無から主人公の名前を考え、たまたまリュカに行き着くということは到底考えにくく、明らかに小説から拝借しているでしょう。この時代を生きた人が聞けば「ああ、小説からもらったのだな」と気づきますし、まあ当然許可はとってあるものと考えるでしょう。それをしていなかったというのは逆に驚きですな。
まあ法的には名前を借用した程度では盗作とはいえないようですし、久美さん側も「クレジットに名前を入れてもらうだけでよい」と作品の取り下げや賠償などは要求しないようなので、何とか大人の対応で済ませてもらいたいものです。話題になれば映画も見に行きたくなりますし、今のところはちょっと炎上したくらいで済んでいるみたいですからね。

肝心なのは映画の興行ですが・・・天気の子と同時期なのはまずいのでは(笑)
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