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火の鳥大地編

2014年01月28日 | 時事
「火の鳥」続編は幕末舞台…手塚プロがパリで明かす
「大地編」の構想はあるとは聞いていましたが、てっきり戦国時代かと思っていました。

自分の手塚治虫の「火の鳥」との出会いはゲーム(笑)でしたから、一応鳳凰編ということになります。初めて全面クリアできたゲームだったなあ・・・マンガは中学の頃に揃えて、今でも本棚に全巻並んでいます。「火の鳥の生き血を飲むと不老不死になる」という根本は同じで、舞台が「○○編」というように変わっていくので、どこから読んでも面白いのですが、一応登場人物も少し重なっていたりするので、やはり最終的には全部読むのがお勧めです。
それぞれの話の時代設定を適当にまとめてみます。・は過去、○は未来、◎は両方
・黎明編:3世紀ごろ、卑弥呼の時代。天照大神の神話。
○未来編:西暦3404年から何億年が過ぎ、最終的に黎明編へとリンクする。
・ヤマト編:4世紀ごろ、ヤマトタケルノミコト。石舞台古墳。
○宇宙編:西暦2577年、宇宙船が漂流する話。
・鳳凰編:奈良時代、仏師2人の運命を描く。我王の冒険(笑)
○復活編:西暦2482年。科学の力で復活する話。ロビタ。
・羽衣編:10世紀頃、羽衣伝説。「かぐや姫の物語」の元ネタ?
○望郷編:時代不詳だが復活編と生命編の間だと思われる。ロミ。
・乱世編:平安時代末期。源平合戦。実は火の鳥は出てきていない。
○生命編:西暦2155年。クローン人間。そろそろ実現しそうな話。
・異形編:室町時代。応仁の乱。八百比丘尼。
◎太陽編:7世紀と西暦2009年の話が行き来する。壬申の乱。


・・・「ギリシャ・ローマ編」というものもありますが、総じて古代を扱うものと未来を扱うものが交互に繰り返され、段々と現代に近づいていくと言う大きな構成になっていることがわかります。太陽編だけは少し異質で、未来は当時にして20年後の近未来だからOKだとしても過去は少し時代を遡ってしまっています。まあ、話の構成上も事実上も「完結編」としておかしくない内容なので、テーマを重視した結果であり、もし戦国時代をテーマにしてはうまくまとまらなかったのでしょう。自分が何故戦国に拘るかというと、どの時代が背景になっても主人公は不老不死を願うか、それに関わる人物でないといけないので、夢半ばに散った信長や秀吉、全てを見届けた家康など、その時代なら火の鳥が絡む要素が十分あると思うからです。というか、手塚治虫の描く戦国時代が読んでみたかったというだけですね(笑)

今回の発表で幕末・明治維新が舞台だだったということが判明したわけですが、誰が主人公であるとか、どう火の鳥が絡んでくるのかまでは発表されなかったようです。生きていれば時代が変わったと思われる人物は大勢いますが、一体誰が不老不死を願ったのか・・・

まさか人斬り抜刀斎か!?

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