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免震検査不正

2018年10月24日 | 時事
免震検査不正 KYBだけじゃなかった 川金HDグループ企業も偽装 26都道府県93件に設置
ココまで来ると、基準が厳しすぎてる疑惑もありますね。

免震装置は地面のゆれを吸収し建物に被害が及ぶのを防ぐ働きがありますが、その仕組みはかなり微妙なもので、クッションになっている部分が強すぎても弱すぎてもうまく揺れをやり過ごせないそうです。当然高い技術が必要なわけですが、検査して基準をクリアしていない製品もクリアしたことにして日本全国の建物に取り付けられてしまっているのが現状の模様です。まあ製品化してしまってから基準をクリアしてないとなると作り直さないといけないわけですが、当然納期もありますしかなり大変な作業なのでしょう。こうして2社も出てくるとなると、最早常態化しているのではないかとさえ思えてきますな。

そもそもコレがついていると「震度7のゆれにも耐えられる」とのうたい文句のようですが、7って最高震度ですよね。仮にクリアしていても怪しい気がします(笑)東日本大震災よりでかい地震が今後起らないとも限りませんし、また一度の震度7に耐えられても連続する可能性まで否定できないわけです。部分的にでも壊れてしまえば全部作り直すことにもなりますし、ある程度の効果があるのであれば、そこまでこの装置を過信する必要はないのではないかと思います。

というのも、今後このダンパーを交換と言うことになったとき、その接合部の強度が大丈夫なのか?という新たな問題が出てしまうのですよね。きれいに取り替えれそうにもありませんし、一旦外して付け直して果たして前より良くなるのか、その保証もないのではないでしょうか。まあ賠償金はしっかりもらうとして(笑)自治体によっては既にどの建物に使われているか公表を渋っているところもありますし、付け直すかどうかは今後判断が分かれることになると思います。

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