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寝屋川事件逮捕

2015年08月21日 | 時事
45歳男を逮捕=中1女子遺棄容疑―少年遺体発見、不明男子か・大阪府警
容疑者は逮捕されましたが、最悪の結果となってしまいました。

決め手となったのは防犯カメラ。テレビで繰り返し流された遺棄現場の映像は非常に遠く、ライトの光しか見えませんでしたけど、どうやら相棒でもやってる画質を鮮明にする技術を使って車種の見当をつけ、連れ去られたと思われる商店街から遺棄現場までの間にある防犯カメラの映像を洗ったところ、よく似た車が特定できたと言うことのようです。今や捜査は足でなく、パソコン上で行われるものなのだなあと言うことがよく分かりますね。東日本大震災のビッグデータ特集で、車にあるGPS機能を使い地震直後から津波到達までの車の動きを地図上に一斉に表示させたものがありましたが、もしかしたら今や犯行に車を使うと、その時刻と行動が全て記録されてしまっている時代なのかもしれません。

もちろん悪いのは犯人であり、こういう時に保護者を責めるべきではないとは思いますけど、惜しむらくは「何故夜間の外出を許していたのか」と言うことです。大阪にも青少年保護条例はあり、しかも他より厳しく、20時以降に正当な理由なく外出させたら30万の罰金が課せられることになっています。この手の条例は全国にあり、大抵どこも20時~23時辺りで定められているはずです。だから盆踊りなども「何時からは大人の時間」と言って帰らせるわけですし、小学校では17時を過ぎて子どもが戻らないと職員総出で付近の大捜索が始まりますしね。まあ、こういう夜間外出やら外泊というのはいきなり始まることはなく、だんだんとハメを外してこうなったと思われます。最初が肝心ですが、今は塾などで帰りが22時近くなることもあるようで、保護者も余り気にしていないのかもしれません。しかし、まだ川崎で起きた事件も記憶に新しいのに、いくら夏休み中でお泊り会などの軽い気持ちでいたとしても、13歳の保護すべき年齢の子がそういう行動を取ろうとしていたら、やはり親ならまず止めないといけません。今全国に同じような野放図が許されている家庭があるのなら即刻止めさせてほしいですし、例えば22時以降とかにコンビニに子どもがいたらすぐに通報するくらいで丁度良いでしょう。事件に巻き込まれてからでは遅いのですから。

昔は門限と言って、「何時までに帰りなさい」という家族ルールが独自に決まっているものでした。仕事や生活のスタイルも多様化した今、中々家族が一緒に過ごすことは難しいのかもしれませんが、やはり保護者として、子どもの成長に合わせて手をかけ目をかけ声をかけは続けて欲しいものです。

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