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イラン報復

2020年01月08日 | 時事
アメリカがイランの指導者的人物を殺害して以来キナくさくなっていますが、ついに報復攻撃があった模様です。

しかし第一報ではイランに駐留するアメリカ軍基地を攻撃し、70名の死者がでたとのことでしたが、その後アメリカ側からの報道では死傷者はなかったと発表されました。これ、とても大事なことで、2国間の戦争の場合、一方は被害を大きく見せたいし、一方は少なく見せたいので、食い違う場合どちらかが嘘の発表をしていることになるわけです。まあお互い様という可能性もありますけど、第3国な立場から見れば「嘘をついている国は信用できない」ということになり、良くも悪くもその後の情勢が決定付けられてしまうでしょう。そして今回の場合はどうやらイラン側の発表がガセである可能性が高い模様です。

確かにミサイル攻撃は行われましたが、アメリカは事前に察知し引き上げていたようで、建物的な被害はあったものの人的被害はほぼなかったとのことです。しかもそれどころか、全く関係ないウクライナの旅客機が離陸直後に墜落し、180名が亡くなる事故があり、どうやらイラン側のミサイル誤射が原因なのではないかという見方が強いとか。イランにして見ると戦果が全くなく違う方面に敵だけを増やしてしまう最悪の報復攻撃になってしまった模様です。これは戦争下ではありませんから、その責任は全てイラン軍及び政府が負うことになるでしょう。しばらくアメリカどころではなくなってしまうのではないでしょうか・・・

このように戦争は多くの関係のない人たちを巻き込みうるので、アメリカもさらなる報復の連鎖を行うのではなく、ここで止めて再び対話の道を探るべきですな。東京五輪には両国を無事に招待できる世界情勢になることを願って。


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