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中高一貫免許

2014年05月17日 | 時事
教員免許、中高統合を検討=一貫教育の推進で―文科省
中高で分かれている教員免許を統合させる模様です。

教育学部にいれば小中高の免許は普通に取れるので、今から思い出してもどれがどれに必要な単位だったかははっきりしませんが、確か高校の免許は中学校の勉強をすれば自動的に取れるくらいの認識でいました。教育実習も、中学校に行けば高校の単位にも認められましたしね。ただ、小学校は単位が独立している場合が多く、教育実習も別に行く必要がありました。あとは介護実習とかもあったかな?あれはどっちだったのやら・・・

で、もし理学部とか工学部とか他の学部にいて教員免許を取ろうとする場合、自分の専門を勉強しながら片手間に取ることになるので、全教科を網羅するため小学校は取りにくく、必然的に中高の免許を取ることになります。で、上記の通りこの2つの単位は中学⊇高校のため、高校の免許だけを狙う方が一番取りやすいといえるでしょう。そのため、高校の免許しか持っていないがゆえに、中高の異動(岐阜では余りないけど)や、最近増えてきた中高一貫校に対応できないという状態に陥ってしまっていると言うことのようです。

統合すると言うことはおそらく必要単位が多い中学の方に揃えるという事でしょうから、教育学部以外の学生には少し厳しくなるのかもしれません。免許更新も蔓延り、ただでさえ採用されてからも大変なのに、このままでは教育学部以外で教員を目指そうと言う面白い人材はどんどん少なくなってしまうでしょうね。さらに4・4・4制になったら3つとも免許があることが前提になってしまうので、それこそ教育学部出じゃないと採用できないでしょう。どんどん教育現場が閉鎖的になっていくような気がするのは自分だけでしょうか。

教職なんて、なってみないと身につかないスキルがいっぱいあるわけですし、免許自体にはそんなに意味がないと思うのですが・・・

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