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介護窒息死

2019年04月21日 | 時事
「ドーナツで窒息死」ベテラン准看護師に有罪判決の波紋 無罪を求める署名は40万超え
自分で食べたものがのどに詰まったことまで責任をとらされたらたまりませんな。

以前にも、勝手に病棟を抜け出しドーナツを食べた患者が窒息死して管理責任を問われたケースがあったと思いますが、そういう患者は仮に家にいたとしても同じようにつまみ食いして亡くなるリスクが高いはずです。その際、家族が罪に問われるでしょうか?
ドーナツを食べきれないほど与えるとか、故意に詰まらせるような行動を促すなど、そこに犯罪性があるのなら話は別ですが、老人ホームや介護施設などは多くの利用者を同時に相手をしないといけないので、通常のおやつの時間に普通に食べ物を食べ、それがのどに詰まったとしたら、それはもう寿命なのではないでしょうか。なんか最近、死を受け入れられず誰かに責任を取らせないと気が済まない人が増えてきている気がします。

これは学校でも関係のない話ではありません。校内で起こった怪我や事故なども、場合によっては教師の監督責任を問われるケースもあるでしょう。とりあえず治療費などは保険で何とかなるので、今のところ難癖をつけられたことはありませんが、高齢者と違って自由に動き回り、かつ一度に大勢の人間を見ないといけないのです。しかも毎日・・・それがどれほどのリスクか、1人でもお子さんを育ててきた保護者なら分かってるので、何も言われないのかもしれません(笑)

介護施設の場合は、できることはどんどん少なくなっていきます。預けたころに元気だった両親がそんな事故にあうなんて、施設は何をしていたんだ!・・・となってしまうのでしょうねえ。預けた時点で、どのような最期でも寿命と受け止める誓約書が、今後必要になるのでしょうか。