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入試女子減点

2018年08月02日 | 時事
外科では女性医師敬遠がち「女3人で男1人分」
ん?この東京医科大って、例の裏口入学リストを作ってたところですね。つつかれて膿が出たのか・・・

自分は、これらのことについては別に不平等とも思っていません。学校が必要な人材をテスト等で選抜し、独自の基準で落としただけのことです。その基準を外部に知らせる必要もないと思っています。
日本には男子校、女子校もまだありますし、例えば途中から共学になったからといっていきなり元男子校に女子を同数受け入れるにはトイレや更衣室の数など物理的な問題があり、男女比率を操作しなければならない状況というのは十分考えられます。また地元の商業高校でも、男子はスポーツ枠等で入れるので5教科で250点程度で入れるけど、女子は350点取らないと入れないという「見えない男女格差」は普通に存在しています。また、普通の進学校でも定員400人でふたを開けてみたら入学者が男子200人、女子200人とピッタリだった場合、一間平等に思えますがピッタリにするためにどちらかの性の生徒を何人か入れ替えしている可能性も捨てきれないわけです。最近の入試にはテストの点数だけでなく内心点や面接など他の要素が絡むことが多いので、何か操作をしようと思えばある程度は簡単にできるのでしょう。今回の医大は、入試の際、受験生には秘密の状態で、勝手に女子の点数を減点したり男子の点数を加点したりして、男子の合格割合が増えるよう意図的に操作していた模様です。理由は将来医者になる人材に男子を多くしたかったという明確な理由があるわけで、ここはそういう大学であり、イヤなら他の大学を受験すればよいだけの話なのではないでしょうか。知らずに受けたのであれば可哀想だとは思いますが、そもそも例年の入学者の男女比率くらい簡単に調べられますからね。

例えば入試要綱などに、「男子は250点で合格、女子は350点で合格」「男女合格者の割合が3:2になるように募集します」などと明記してあれば何の問題もなかったかのでしょうか?そんな内容が明記してあるだけで「男女差別だ!」と叫ばれるに決まっています。だから公表するという選択肢はありませんね。大学でなく雇用についても、「男女雇用機会均等法」はありますけど、実際は受験者に比べて合格者の男女比率が明らかに恣意的になっている職場もごまんとあるのではないでしょうか。怒られるので「女性のみ募集」とは書けませんけど、採用されない、あるいは採用率が低いというのは見ていれば分かりますし、要は超優秀な男性がいたとして、オフィスレディになりたいと言って来たら採用しますか?という話ですね。公には男女は平等でも、採用・合格させるかどうかはその企業や大学に選択権があり、必要な人材を受け入れるというのは当然のことではないでしょうか。逆に言えば必要としてくれるところに入ればいいので、女子は他を受けて今後この医大は男子校にすれば済むのではないかと思います。