(株)カプロラクタム-blog

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内部被曝事故

2017年06月08日 | 時事
作業員1人肺から2万2千ベクレル 国内最悪の内部被曝
また福島か・・・と思ったのですけど、よく読むと震災は全く関係のない所ですよね・・・何があったのだろう。

プルトニウムが入った缶を開けたら中身が爆発して被爆したとのことですが、一応防護服もつけていたのに侵入を防げなかったのでしょうか。そもそも26年間空けたことのない缶を何故開ける必要があったのか、そんな装備で大丈夫か・・・疑問は尽きませんな。
プルトニウムは半減期が2万年とかいう恐ろしい物質ですし、そんなこれまでの人類史より長い期間、安全かつ永久に閉じ込めておける容器などどこにも存在しないでしょう。原因はまだ調査中のようですけど、放射性物質が内部で崩壊する過程でできたヘリウムが充満していたという見方もあり、それが本当だとしたらこれまで貯蔵している核廃棄物の全てに同様の爆発可能性があるということですよね。改めて原子力開発の危険性が浮き彫りになった形です。

こうなったらもう宇宙に捨てるしか・・・しかしそんな途中で爆発するかもしれないものを打ち上げるとなると、安全性とか失敗の責任が取れるかでまた揉めそうだなあ。